now loading

クラウドPBXを使ってみた!想像をはるかに超えた利便性を実感

クラウドPBXを使ってみた!想像をはるかに超えた利便性を実感

この記事のもくじ

オフィス業務をスムーズに進めるうえで欠かせないアイテムの一つが「ビジネスフォン」ですよね。
しかし、ビジネスフォンもほかのサービスと同様に時代の波に乗ってクラウド化が進み、『クラウドPBX』がさまざまな業種で活躍しています。

これから新たに開業する方や、ビジネスフォンの維持費などに困っている会社など、クラウドPBXの導入に興味があるのではないでしょうか?
そのクラウドPBXは手軽に導入できてコスト削減もできるって聞くけど、実際に導入してみないと使い勝手などは分かりませんよね。

クラウドPBXをせっかく導入しても、使い勝手やコスパが悪かったら身も蓋もありません。
ということで、ここからは実体験をもとにクラウドPBXを導入して使ってみた感想などをご紹介していきます。
クラウドPBXの導入を検討している方の参考になれば幸いです。

クラウドPBXを使ってみた感想と実感したメリット!

クラウドPBXを使ってみた!ということで、実際にクラウドPBX「MOT/TEL(モッテル)」を導入したときの使い勝手などお話していきます。
「MOT/TEL(モッテル)」は、Office24(東京都新宿区)が提供するクラウド型ビジネスフォンサービスです。

その前に、ここまでの説明やこれから登場してくる用語について解説しておきます。
用語の意味が分からないと説明を読んでも何のことだか分からなくなりますよね。

用語 内容
クラウド インターネット経由で特定の空間(サーバーなど)にアクセスすることで、色々なサービスが利用できるようになるほか、写真などの画像やWord・Excelなどのデータファイルが保存できるサービスの総称。
PBX(主装置) ビジネスフォンで必ず設置する小型の電話交換機のこと。
外線通話や内線通話、電話転送、電話帳記憶などの機能を制御する役割がある。
IP電話
IP電話機
IP電話はインターネット・プロトコル(Internet Protocol)と呼ばれる技術を利用して通話を行う電話システム。IP電話機はLANケーブルが接続できるIP電話専用の電話機。
ソフトフォン パソコンに専用のソフトウェアをインストールすることで、インターネット経由でパソコンからヘッドセットなどを利用して通話ができる電話システム。

MOT/TEL(モッテル)を使ってみた感想と実感したメリット!

MOT/TEL(モッテル)を導入してから実際に使ってみたときの感想と実感したメリットをポイントごとにお話していきます。

導入やレイアウト変更が楽!(PBX(主装置)や配線工事が不要)

モッテルを導入するとき、ビジネスフォンで必要なPBX(主装置)や配線工事が不要なので導入がとても楽です。
ビジネスフォンはPBX(主装置)と電話機をセットで購入して、その設置や設定、電話線の配線は工事業者にお願いしないといけないので、費用と手間が結構かかりますよね。

それがモッテルなら、契約手続きが完了したあと各種設定が完了した専用の転送アダプタが送られてくるので、それを会社内に設置するだけで利用が開始できるのです。あとで詳しく説明しますが、スマホにモッテル専用アプリ「MOT/Phone(モットフォン)」をインストールして簡単な設定を行えば利用できます。

また、オフィス内でIP電話機を設置するときも、パソコンを接続するときと同じようにルーターからLANケーブルを使って電話機に接続するので、配線業者にお願いしなくても自分たち接続することも可能です。

ちなみに、モッテルではPanasonicとNAKAYOのIP電話機の利用が推奨されており、いずれの電話機も以下のようにオシャレです。

(引用:MOT/TEL|対応機種)

【ソフトフォン(パソコン)も使える】
そのほかにも、パソコンに「MOT/Phone」をインストールし設定すればソフトフォンとして利用することも可能です。パソコンからモッテル専用のUSBフォンや市販のヘッドセットを使って内線通話、会社番号発信、電話の取次などができるようになります。

【電話機の増設やレイアウト変更も簡単】
今後予想される、新年度などで社員が増えたときの電話の増設やオフィスのレイアウト変更に伴う電話機の移設も容易にできます。
IP電話機の増設や移設はLANケーブルを差し替えるだけでOK。業者にお願いしなくても自分たちで対応できるので費用や手間が軽減できますよね。

電話番号がそのまま使える!(新規取得も可能)

モッテルはナンバーポータビリティが可能なので、今まで使っていた電話番号がそのまま利用できます。

イメージ的には携帯電話のMNP(携帯乗り換え)のような感じです。
すでに営業している事務所で電話番号が変わってしまうと非常に面倒ですよね。

ただし、モッテルでナンバーポータビリティするには光回線が必要になるので、その点はしっかり説明を受けましょう。
移行できる電話番号は、全国の市外電話(東京03、大阪06など)と0120、0800のフリーダイヤル番号が対象になります。
携帯電話の090や080、070、IP電話用の050はナンバーポータビリティできないので注意が必要です。

また、ナンバーポータビリティだけでなく電話番号が新規取得できます。
新規事務所を開設するときや一時的に事務所を開設するときなど申し込めば新規番号が取得可能です。東京03、大阪06、IP電話050、フリーダイヤル0120・0800といった電話番号が取得でき、複数番号の取得にも相談に乗ってくれます。

スマホがビジネスフォンに!外出先でも電話応対可能

モッテルを実際に使って一番便利だと感じたのは、外出先でもスマホがビジネスフォンとして使えることですよね。

モッテルはAndroidとiPhone、さらにドコモ・au・ソフトバンクの携帯キャリアに関係なく利用でき、いわゆるキャリアフリーなので今使っている端末がそのまま利用できるのも嬉しいポイントですよね。

モッテルが無料配信している「MOT/Phone(モットフォン)」を、AndroidはGoogle Play、iPhoneはApp Storeからそれぞれインストールして簡単な設定をするだけで手軽に利用が開始できます。実際にiPhoneで利用するときのイメージはこんな感じです。

(引用:App Store|MOT/Phone)

外出先からスマホでオフィスに電話するときは内線番号で発信して、お客さまや取引先などに外線電話をするときは会社の代表番号から発信できます。
そのほかにも個人の電話帳とは別に共有のWeb電話帳が利用できるなど、ビジネスフォンと同じような機能が使えるので、まるで会社の席に座って仕事をしているような感覚になります。

クラウドPBXを導入してスマホで使える主な機能は、
・代表番号発信
・着信拒否番号指定
・着信時相手名称表示
・留守番電話
・発信アカウント選択
・着信時自局番号表示
・通話中スピーカー切り替え
・保留転送
・パーク保留
・個人チャット(メッセージ)
・グループチャット など
このような感じでビジネスフォンと同じような機能がスマホで使えるのです。

現在の職場はBYOD化(個人端末をビジネス利用する)やテレワーク(場所に捉われない働き方)など、現代社会のニーズに合わせた働き方の変革が求められています。そんなときでもスマホの内線化が実現できれば柔軟に対応できるようになりますよね。

クラウドPBXの最大の魅力はやっぱりこの2つ!

ここまでの話をまとめるとモッテルの利用イメージはこんな感じになります。

(引用:Office24|MOT/TEL)

クラウドPBXサービスはモッテルだけでなく多くの事業者から提供され、多少の違いはあってもほとんど同じような仕組みのサービスを提供しています。

クラウドPBXの最大の魅力は、導入が楽で初期費用が抑えられることと、スマホがビジネスフォンとして利用できることです。
これから新たに事務所を開設する方はできるだけ設備投資に関わる費用は抑えたいですよね。

クラウドPBXはインターネット環境さえ整えれば会社の規模や場所に関係なく利用できます。現在のオフィスは基本的に社内ネットワークを構築するのでその点は問題ありませんよね。

全国に拠点がある企業では、段階的にクラウドPBXを導入していくことで拠点間の内線化が実現できます。通信コストの削減はもちろん業務効率化にも繋げていけるのです。

クラウドPBXを導入しようと思ったきっかけ

これまでは普通の会社と同じように、ビジネスフォンを5年リースで利用していました。
ビジネスフォンは通話品質や使い勝手の面では申し分ないですが、電話機の増設や移設に難があります。

社員の増員に伴う電話機の増設やオフィスのレイアウト変更に伴う電話機の移設など、普通の会社では一般的な光景ですよね。
しかし、電話機の増設や移設は業者にお願いし設定変更や電話線の配線してもらわなければならないので、その都度費用が発生してしまいます。また、3ヶ所構えている各支店との通話も外線電話になるので、何かと通信費が嵩んでしまいます。

そこで今回、5年リースの期間満了が近付いたタイミングでクラウドPBXへの移行を検討し、色々なポイントを協議した結果MOT/TELの導入に至ったという訳です。

もちろんこれから事務所を開設するという方も初期投資を抑えるためや、上記のようなことを踏まえるとメリットがあります。

そのほかにも、クラウドPBXは拡張性や利便性が優れているので、下記のような予定がある会社にも取り入れられています。
・オフィスの拡張やレイアウト変更
・社員の増員
・拠点の開設
・BYOD化の推進!(個人端末をビジネス利用する)
・テレワークの導入!(場所に捉われない働き方)

クラウドPBXは最低利用期間や違約金が発生しない!

ビシネスフォンを新規導入する場合、規模によってもちろん違いはありますが何十万~百万単位の費用が必要になります。
そこで、大体3年~7年のリース契約に結ばれ、そのリース期間が満了すれば返却義務が発生します。

さらに、ビジネスフォンだけでなく他の製品もリース契約を結んだときは中途解約が基本的にできません。
何らかの理由で中途解約すると、リースの残りの全額もしくは違約金(契約解除料)を支払うことになります。

その点、クラウドPBXでは最低利用期間や解約時の違約金は基本的にありません。

また、今では多くのクラウドPBX提供会社が無料体験を実施しています。一度実際に使い勝手を試してから導入すれば失敗するリスクは減りますよね。

クラウドPBXは初期費用のみで導入できる!

クラウドPBXならPBX(主装置)などの機器や配線工事が不要になるので、初期費用のみで導入できるのもありがたいポイントの一つです。
その結果、初期投資は大幅に抑えることが可能です。

クラウドPBXの初期費用と月額料金

ここで、MOT/TELと有名どころのクラウドPBXの初期費用と月額料金を参考に紹介しておきます。

【MOT/TEL(Office24)】
モッテルの料金プランは「スタンダード」「ミドル」「プレミアム」の3種類から選べます。

プラン ch/内線数 初期費用 月額料金
スタンダード 10ch / 20内線 29,800円 3,980円
ミドル 10ch / 50内線 39,800円 6,500円
プレミアム 11ch∼ / 51∼100内線 59,800円 9,800円

◇通話料金
国内通話(固定電話):8円/3分

【BIZTELビジネスフォン(リンク)】
BIZTELビジネスフォンの基本プランは利用する環境に合わせて2つのタイプから選択できます。

プラン 内線番号数 同時通話数 初期費用 月額料金
ライト 40 基本3~最大10 50,000円 21,000円
スタンダード 80 基本10~最大30 300,000円 80,000円

◇通話料金
固定電話:8円/3分
携帯電話:18円/1分

【ナイセンクラウド(アイティオール)】
内線クラウドはニーズに合わせて3種類のプランから選択できます。

プラン 内線数 初期費用 月額料金
ライト(1人用) 1内線 10,000円 2,000円
ペア(1~2人用) 2内線 5,000円
プロ(中規模以上の会社向け) ~5内線 10,000円

※プラン「プロ」は5内線以上で1内線1,000円加算されます。

◇通話料金
固定電話:8円/3分
携帯電話:17円/1分

以上、3社の料金プランを紹介しましたが、プラン内容が全然違うので初期費用や月額料金の相場というものは存在しません。
ビジネスフォンのリース料金との比較は難しいですが、初期費用に関してはクラウドPBXの方が格段に費用は抑えられます。

唯一、通話料だけは国内通話で固定電話へは一律8円/3分、携帯電話へは一律17~18円/分となっています。
一般的な固定電話の通話料は市内通話で8.5円/3分、市外通話で20円/90秒なので、通話料の削減にも貢献してくれるでしょう。
さらに、クラウドPBXなら外出中のスマホや拠点との内線化が実現でき無料通話が可能になるので、通信費のコスト削減とともに業務効率化にも一役買ってくれます。

クラウドPBXの弱点ってあるの?

ここまでMOT/TELを含めたクラウドPBXの良い面をお話してきましたが、残念ながら100%パーフェクトではありません。
デメリットと呼べる程ではないものの、クラウドPBXサービスならではの弱点があります。

クラウドPBXは従来のビジネスフォンで設置するPBX(主装置)の機能をクラウド化して提供するサービスです。
先程も説明しましたが、インターネット環境さえ整っていれば国内だけでなく海外でもスマホをビジネスフォンとして利用できます。

つまり、クラウドPBXを導入して利用するにあたってはインターネット環境が重要になるということです。

通話が途切れることがある

普通にスマホを使っているときでも、電波状況が悪くて通話が途切れることはありますよね。

それと同じように、例えばスマホで外出先からモッテルの「MOT/Phone」を使って電話するとき、3G・LTE・Wi-Fiといったインターネット環境が整っていない場所では利用できません。地下やトンネルなど電波が届きにくい場所で電話すると、通話が途中で切れたりノイズが入ったりなどしてしまいます。

また、社内でもルーターの電波が届きにくいエリアでは通話が途切れるなどのトラブルが発生するので、無線LAN中継器を設置するなどの対策は必要になります。

しかし、2020年の実用化を目指して携帯キャリア各社が開発を進めている『5G(第5世代移動体通信システム)』が実用化されれば、電波の届きにくい場所でも安定した通話ができるようになるのではないでしょうか。5Gは「高速大容量」「低遅延」「多接続」という3つ特徴があり、固定電話と変わらない通話品質が実現できるのではと期待されています。

月額料金が必要になる

クラウドPBXを導入するにあたって前項で3社の料金プランを紹介しましたが、初期費用と月額料金が必要になります。

初期費用は先程も説明した通り、従来のビジネスフォンと比べると機器の設置や配線工事が不要になることで大幅に費用が抑えられます。
しかし、月額料金に関しては会社の規模が大きくなるほど負担が大きくなってしまいます。

とはいっても、通話料はクラウドPBXの方が安く、スマホや拠点間の内線化が実現できれば通信コストを大幅に削減できる可能性があります。
さらにオフィスでスマホのBYOD化(個人端末をビジネス利用する)を推進すれば会社から端末を支給する必要がなくなるので、設備投資に関わる費用も軽減できますよね。

このように、工夫次第でコスト削減に繋げられるので、月額料金の負担が軽減できるのではないでしょうか。

以上、クラウドPBXの弱点を紹介しましたが、クラウドPBXはインターネットを活用した電話システムなので、インターネット環境が重要になります。月額料金に関しては、事前に分かっていることなので予算と照らし合わせながら検討できますよね。

まとめ

今回はクラウドPBXを使ってみた!というテーマでお話してきました。

実際にMOT/TELを導入したケースでお話してきましたが、クラウドPBXを導入する一番のメリットは導入が手軽で初期費用が抑えられること。さらに、スマートフォンがビジネスフォンとして利用できるので、通信コストの削減や業務効率化にも繋がっていくことです。

このような利点があることから、どちらかといえば小規模~中規模オフィスの最適な電話システムだと感じます。
大規模オフィスでも導入できるプランは用意されていますが、月額料金の負担はどうしても大きくなってしまいます。

もちろんオフィスの環境やニーズによってクラウドPBXの導入の有無は分かれると思いますので、ここまでの説明を参考に導入を検討していただければ幸いです。

PAGE TOP