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FMCとは?クラウドPBXとFMCの統合でスマホの内線化が実現!

FMCとは?クラウドPBXとFMCの統合でスマホの内線化が実現!

この記事のもくじ

FMCという電話サービスはご存知ですか?
今では何でも略語で表現されるので、何のことだか分からない方は意外に多いのではないでしょうか。

FMCは後で詳しく説明しますが、簡単には『固定通信と移動体通信の融合』を意味し、固定電話の通信と携帯電話を融合させた新しい電話サービスになります。現在では、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯大手3キャリアからクラウドPBXとFMCを融合した通信サービスが提供され、企業を中心に広く利用されています。

ここからは、FMCとは何かについての解説と、携帯大手キャリアが提供しているクラウドPBXとFMCを統合したサービスの特徴をご紹介いたします。

FMCとは?固定電話と携帯電話の融合!

FMCはもちろん略語になり、「Fixed-Mobile Convergence(フィックスド・モバイル・コンバージェンス)」の略です。
日本語では、見出しにもある通り『固定電話と移動通信電話の融合』を意味しています。

電話やデータ通信を行うとき、一般的に固定電話、携帯電話、インターネットというように利用する通信に合わせて使い分けますよね。
そのため、それぞれ契約が必要になり料金の支払いも別々に請求されます。このような状態では手間がかかる上に料金も割高になってしまいます。

そこで、このようなバラバラなサービスを融合する役割を果たすのがFMCになるのです。

ただし、FMCには決まった定義はなく、基本的な考え方は色々なサービスを融合することにありますが、サービスを提供する通信会社によって定義や内容は異なります。とはいっても、細かい部分での話になり、ある程度大枠では以下のような定義になります。

・電話番号は携帯電話1台に統合する
・料金を一本化する
・携帯電話1台で固定電話回線と携帯電話回線の両方が利用できる
・外出中でも自動的に携帯電話につながる
・電話をかけるときも自動的に最善の方法で電話できる

基本的にFMCは携帯電話1台で電話としての役割をすべて果たす目的で利用されるサービスになります。
こりにより、端末をそれぞれ購入する必要がなくなるとともに、料金の支払いの一本化されるので経理処理を簡素化できるメリットもあるのです。

携帯大手3キャリアのクラウドPBXとFMCの統合サービス

前項ではFMCとは何からついてご説明しましたが、ここからは実際にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクから提供されているクラウドPBXとFMCを統合したサービスをご紹介いたします。簡単な特徴の説明と利用料金をご覧いただきます。

ドコモ 「オフィスリンク」

オフィスリンクとは、ドコモのFOMA/LTEエリアをオフィスの内線エリアとして利用できるサービス。
ドコモのケータイ・スマートフォン同士はもちろん、オフィスの固定電話とも内線通話が可能になるので、料金を気にすることなく通話ができます。

本社と支店などの拠点間だけでなく、外出先にいる社員とも定額で通話できるので、社員間コミュニケーションが活性化し、業務効率の向上が期待できます。既存のPBXが利用できるタイプの契約もできますが、ドコモが構築しているPBXを利用する「仮想PBXタイプ」がおすすめです。

外線発信オプションを利用すれば、「050番号」または「固定回線の番号」からの発信ができるので、通常の090・080番号を利用した通話料に比べて通話料が抑えられます。また、通常のビジネスフォンと同じように保留・転送などの機能が使えます。

仮想PBXタイプの利用にあたっては、初期費用と月額費用が必要になります。

◇初期費用
携帯電話:1,000円/回線
オフィスリンク設備:
70,000円/拠点
2,000円/契約

◇月額費用
携帯電話:900円/回線
オフィスリンク設備:
32,000円/契約
400円/ch
400円/内線番号
5,000円~/アクセス回線

KDDI「仮想PBXサービス」

仮想PBXサービスは、音声通話をクラウド型で提供するサービス。
ビジネスフォンの煩雑な管理、運用、保守などをすべてKDDIが行うので手間が一切かかりません。

スマートフォンから会社の代表電話番号で発信できるので、不在時の代理応答や取次業務などが削減できます。
通常のビジネスフォンと同じように外線・内線通話、保留・転送などの機能が利用できるうえに、Web電話帳が作成・共有できるので、万一端末を紛失したときも情報漏えいなどのリスクが軽減できます。

仮想PBXサービスの利用にあたっては、ドコモと同じように初期費用と月額費用が必要になりますが、どちらも「要見積」になっているので、まずは問い合せて見積もり依頼するようにしてください。

ソフトバンク 「ConnecTalk(コネクトーク)」

ConnecTalkは、従来のPBX、クラウドPBXどちらを利用する場合でも、柔軟なコミュニケーション環境をワンストップで提供するサービスです。
拠点単位で導入でき、携帯電話や固定電話がそのまま利用できるので、外出先でも本社からの取り次ぎ業務が軽減できます。

携帯電話での通話はVoLTE対応なので高品質な音声通話が可能。
また、ConnecTalk各種設定(内線・外線、転送設定、着信規制、各種固定電話設定など)は、Web管理画面から利用者側で設定できるので、管理面の手間も軽減できます。

利用にあたっては、利用する環境に合わせて「モバイルタイプ」と「PBXタイプ」の2つのタイプから選択でき、月額料金は以下のようになります。

◇基本料金
10,000円/契約

◇モバイルタイプ
900円/モバイル回線
外線GW接続:400円/ch

◇PBXタイプ
500円/ID
宅内PBX接続400円/ch

以上、携帯大手3キャリアのクラウドPBXとFMCの統合サービスをご紹介しましたが、いずれも法人向けのサービスです。
サービスを利用することで固定電話と携帯電話の違いがなくなり、固定電話と同じ感覚で携帯電話が利用できるようになります。

クラウドPBXは次世代の電話システムとして注目されていますが、そこにFMCが統合されオフィスの電話をすべて携帯電話1台に集約することができます。

利用にあたっては、ドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3キャリアで申し込みができ、既存PBXの活用もできます。
これから事務所を開設する方は、PBXなどの機器の購入が不要になるので、初期費用を大幅に削減できるのです。

現代は通信デバイスの普及拡大で固定電話離れが続いているので、今後FMCに関連するサービスが増えていくのではないでしょうか。

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