ページが見つかりませんでした – クラウドPBXについて知ろう https://www.smelis.com クラウドPBXについて知ろう Fri, 30 Dec 2022 05:50:59 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.1.5 https://www.smelis.com/wp-content/uploads/2022/12/cropped-favicon-1-32x32.png ページが見つかりませんでした – クラウドPBXについて知ろう https://www.smelis.com 32 32 開業に固定電話が必要な理由とは?コスト削減はクラウドPBXがおすすめ https://www.smelis.com/mprovement/start-business-fixed-line-phone/ https://www.smelis.com/mprovement/start-business-fixed-line-phone/#respond Wed, 21 Dec 2022 01:34:06 +0000 https://www.smelis.com/?p=1766 新たに開業するにあたって準備しなければならないのが、会社の代表番号です。

固定電話を契約するか、それとも携帯電話の番号を会社番号として使うか、お悩みの方も多いでしょうか。

そこで結論から言うと、開業したら固定電話番号を取得するのが理想です。

本記事では、開業にあたり固定電話を引いた方が良い理由を解説した上で、オフィスの代表的な固定電話サービスをご紹介します。

  • 低コストかつ導入がスピーディーな固定電話サービスを使いたい
  • オフィスだけではなく、外出先や出張時でも会社電話で受発信したい

そんな方に向けて、電話業務の効率化通信コストの削減に役立つ情報をお伝えするため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のもくじ

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    起業や開業時に固定電話番号は必要か?

    起業・開業時に導入する電話番号としては、「固定電話番号」がおすすめです。

    ※この記事の「固定電話番号」とは、主に「03」や「06」などの市外局番を指しています。市外局番はNTTの加入電話や光電話などで取得可能です。

    企業のスタートアップ時においても、個人事業主が開業する場合においても、固定電話番号を取得するに越したことはありません。

    【起業】企業のスタートアップに固定電話番号は必要不可欠

    企業がスタートアップするとき、固定電話番号があるのとないのとでは、対外的な印象が変わります。

    以下のような2つの場面を考えてみてください。
    ある企業もしくは個人が、自社の公式ホームページを閲覧しています。

    • 「03・06」などの市外局番ではなく、「090・080」などの携帯番号しか記載されていない
    • 一方、競合他社のホームページには市外局番が記載されている

    この場合、取引先や顧客はどちらの企業をより信用しやすいでしょうか?
    多くの方は「市外局番が記載されている企業」と答えることでしょう。

    詳しくは次の見出しで解説しますが、市外局番など固定電話番号と比べて、携帯番号はいまひとつ信用性に欠けるからです。

    信用がないと、新規顧客の獲得に支障が生じてしまいかねません。
    スタートアップ企業が販路を拡げるには、固定電話が必要と考えるべきです。

    【開業】個人事業主でも信用問題に関わるため導入すべき

    個人事業主が開業する場合にも、固定電話番号を取得するのがベスト。
    同じように、固定電話番号があると取引先からの信用を得やすくなるからです。

    ただ個人事業主の方は、携帯電話で会社の電話応対ができる方が便利に感じる場面もあるでしょう。

    例えば固定電話を設置したところで、事務所を離れる機会が多いのであれば、外出時に事務所にかかってきた電話を取り逃してしまうことになります。

    ただこの問題は、「クラウドPBX」を使えば解決できます。

    後程ご紹介しますが、クラウドPBXでは場所を問わずどこにいてもスマホで代表番号が使えるため、外出先でも電話を取り逃しません。

    よって、携帯電話で会社の固定電話番号が使える「クラウドPBX」を導入すれば、個人事業主の方の電話業務の課題を克服できます。

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    起業・開業時に固定電話番号を取得すべき理由!

    前述のとおり、企業のスタートアップであれ個人事業主の開業であれ、固定電話番号を引くことには大きなメリットがあります。

    ここからは、起業・開業時に固定電話番号を取得すべき理由を、以下3つの観点から解説します。

    • 「050」や「090」などより市外局番(固定電話番号)のほうが信用がある
    • 安全に電話番号を公開できる
    • 固定電話番号があると各種手続きがスムーズ

    「050」や「090」などより固定電話番号(市外局番)のほうが信用がある

    固定電話番号(市外局番)を取得するべき理由の一つは、「050(IP電話番号)」や「090」などより圧倒的に信用性があるからです。

    電話番号は、その種類により、対外的な信頼度の高さが異なります。
    一般的には、以下の順位で信頼性が高いです。

    1. 市外局番(03・06など)
    2. IP電話の番号(050)
    3. 携帯電話(090・080・070など)

    市外局番は長年使用されてきたため、認知度も信頼性も高いです。

    一方050番号は、少しずつ採用している事業者が増えてきているとはいえ、まだ市外局番ほどの信頼性はありません。

    携帯電話番号に関しても、やはり会社の番号としての信用性はまだまだ低いと言えるでしょう。

    取引先も実績も少ない起業・開業時には、少しでも信用性を上げて新規顧客の開拓を進めたいはずです。

    電話番号で相手にネガティブなイメージを与えないために、市外局番など信頼性がもっとも高い固定電話番号を使うのがベストです。

    安全に電話番号を公開できる

    固定電話番号(市外局番)を取得するべき別の理由は、安全に電話番号を公開できるからです。

    個人の携帯電話番号を代表番号にする場合、外出先でも電話応対ができたり、電話機の購入が不要だったりと、メリットがあるのは事実です。

    しかしプライベートの携帯電話番号を使うと、安全面からリスクが伴います。

    電話番号が知られるとSMSを送れるため、架空請求のターゲットになったり、匿名掲示板にいたずらで公開されたりする恐れがあるでしょう。

    さらに、仕事とプライベートの切り分けが難しくなる点もデメリット。
    休みの日や終業後、プライベートの時間にもひっきりなしに電話がかかってきたら、ストレスです。

    固定電話番号を取得すれば、プライベート番号の流出を防げるほか、仕事とプライベートの両立もしやすくなります。

    固定電話番号があると各種手続きがスムーズ

    固定電話番号が起業・開業時に必要と言えるのは、各種手続きをスムーズに行えるからでもあります。

    前述のとおり、固定電話番号は信用性が高い電話番号であるゆえに、各種手続きで重宝されます。

    たとえば以下の手続きをする場合、固定電話番号のほうが相手から信頼されやすいです。

    • 法人クレジットカードの作成手続き
    • 金融機関の融資申込み
    • 銀行の法人口座開設 など

    申込み先によっては、固定電話番号の入力が必須の手続きもあります。
    たとえば楽天銀行で法人ビジネス口座を開設する場合、固定電話番号が必須です。

    この理由からも、固定電話番号の取得が推奨されます。

    オフィスで固定電話を導入するには?2つのシステムをご紹介

    オフィスに固定電話を導入する方法はさまざまで、代表的な固定電話環境としては以下の2つが挙げられます。

    • 従来型ビジネスフォン
    • クラウドPBX

    それぞれのサービスについて解説します。

    オフィスに機器の設置が必要な「従来型ビジネスフォン」

    従来のビジネスフォンを表す画像

    従来型ビジネスフォンは、これまで長年使われてきた電話システムです。

    ※ビジネスフォンは本来「固定電話機そのもの」を指しますが、「ビジネスフォンを利用するシステム全体」を表すこともあります。本記事では後者の意味で解説します。

    従来型ビジネスフォンの概要とメリット・デメリットを解説しましょう。

    概要

    従来型ビジネスフォンでは必ず、「PBX(主装置)」と呼ばれる外線と内線、または内線間をつなぐ小型の交換機をオフィスに設置します。

    この主装置を経由することで、オフィス内の複数のビジネスフォンの発着信をコントロールすることが可能です。

    従来型ビジネスフォンは、主に「レガシーPBX」「IP-PBX」の2種類があります。
    レガシーPBXは電話回線で、IP-PBXはインターネット回線でビジネスフォンと接続します。

    レガシーPBXとIP-PBXについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

    【初心者向け】PBXとは?図解で分かる違い・機能・種類・選び方

    メリット

    従来型ビジネスフォンのメリットとしては、以下の点を挙げられます。

    「レガシーPBX」のメリット
    • 電話回線のため通話品質が高い
    • 月額利用料金がかからない

    レガシーPBXは、通話品質に優れた電話回線を用いるため、ノイズや途切れが少ない通話ができるのが特徴です。

    また主装置をオフィス内に設置して自社運用するため、リース契約を除き月額利用料金は発生しません。

    「IP-PBX」のメリット
    • スマホの内線化が可能
    • レガシーPBXよりも導入費用が安い

    IP-PBXでは、「スマホの内線化」が可能。
    スマホの内線化とは、スマホを従来の固定電話機のように使える画期的な仕組みです。

    具体的には、下図のようにスマホと主装置をインターネット経由で接続し、スマホでもオフィスの固定電話番号(代表番号)を使えるようにします。

    IP-PBXの仕組みを表した画像

    これによって会社電話の応対が外出先でも可能なほか、離れた場所で働く社員同士が無料で内線通話することが可能です。

    またIP-PBXは、レガシーPBXと比べて導入費用が安価なのもメリットです。
    サービスによりますが、機器代と設置料金とで数万円程度から導入できます。

    デメリット

    従来型ビジネスフォンのデメリットには、以下のような点があります。

    「レガシーPBX」のデメリット
    • 導入費用が高く手間がかかる
    • 機器の保守管理を自社で行う必要がある

    レガシーPBXの導入費用は一般的に、機器代と設置費用で数百~数千万円ほど。
    予算が限られている企業にとって導入は容易ではありません。

    またメンテナンスを自社で行う必要があり、手間やコストが発生します。

    「IP-PBX」のデメリット
    • 設置する機器の性能によっては初期費用が高くなる
    • 機器の保守管理を自社で行う必要がある

    IP-PBXは数万円から導入できますが、高性能・高機能なものを導入すると、数十万~数百万円かかる場合もあります。

    またレガシーPBX同様、機器やサーバーのメンテナンスは自社対応しなければなりません。

    費用の概算

    従来型ビジネスフォンを導入する場合、費用相場は以下のとおりです。

    「レガシーPBX」の費用相場
    • 初期費用(機器代+設置料金):数百~数千万円
    • 電話機:2~3万円前後/1台あたり
    「IP-PBX」のデメリット
    • 初期費用(機器代+設置料金):数万~数百万円
    • 電話機:2~3万円前後/1台あたり

    場所を問わずスマホで電話応対ができる「クラウドPBX」

    クラウドPBXの利用イメージ

    クラウドPBXは、ビジネスフォンに代わる次世代の電話システムとして注目されているサービスです。

    概要とメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

    概要
    ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

    クラウドPBXとは、クラウド上にある仮想の主装置を利用したビジネスフォンの仕組みです。

    インターネット経由でスマホと仮想の主装置を接続することで、場所を問わずスマホがビジネスフォンのように使える「スマホ内線化」を実現します。

    またおおまかな仕組みは前述のIP-PBXと同じですが、オフィスではなく「クラウド上」にある主装置を利用する点が異なります。

    クラウドPBXの仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。

    【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

    メリット

    クラウドPBXのメリットとして挙げられるのは、以下のような点です。

    • 外出先でも会社の固定電話番号で発着信ができる
    • 所在を問わず社員同士で無料内線通話ができる
    • 通話料金が安い

    クラウドPBXは、IP-PBXと同じく「スマホ内線化」が可能なため、外出先で固定電話番号の発着信が可能です。

    オフィスの固定電話にかかってきた着信をスマホで受けたり、スマホから代表番号で顧客や取引先に外線をかけたりできます。

    またスマホとオフィス内の固定電話機とが内線でつながるため、外出先スタッフとオフィス内スタッフが無料内線通話することも可能です。

    さらに、外線をかけるときの通話料金が安いのもメリットです。

    例えば携帯電話から発信すると、通常は30秒あたり20円ほどかかります。
    一方クラウドPBXでは、3分あたり8円前後で通話でき、通話コストを大幅に削減可能です。

    デメリット

    クラウドPBXのデメリットには、以下の点があります。

    • 月額利用料金がかかる
    • 通信環境やベンダーによっては通話音質に問題あり

    クラウドPBXの場合、サービスを提供している業者のシステムをレンタルするため、月額利用料金がかかります。

    またクラウドPBXサービスの中には、通話音質がそれほどよくないものもあるので注意が必要。

    例えば通話中に頻繁に途切れたり、聞こえづらかったりすると、業務効率だけでなく顧客満足にも悪影響を及ぼす恐れがあるため、導入前に確認が必須です。

    費用の概算

    クラウドPBXにかかる費用の概算は以下のとおりです。

    • 導入費用(サーバー登録やシステム設定など):1~10万円ほど
    • 電話機:無料~
      ※既存の社用スマホや社員スマホを使う場合は無料。対応固定電話機を購入する場合は2~3万円/1台あたり。
    • 月額費用:1,000~2,000円前後/回線

    料金体系はベンダーにより変動します。

    開業時の電話導入は「クラウドPBX」がおすすめ!選ばれる4つの理由

    ご紹介した2つの方法の中で、起業・開業時の固定電話導入としておすすめなのは「クラウドPBX」です。

    そう言える理由として、以下の4点が挙げられます。

    1. 配線工事不要で導入がスピーディー
    2. 従来の固定電話と比べて導入コストが安い
    3. 導入・設定が簡単でスタッフの負担が少ない
    4. 多くのビジネスツールを利用できる

    それぞれの理由について、詳しく解説します。

    理由①配線工事不要で導入がスピーディー

    クラウドPBXをおすすめする理由の一つは、配線工事不要で導入がスピーディーであることです。

    クラウドPBXは、レガシーPBXやIP-PBXとは異なり、オフィス内に主装置やサーバーなどの設備を用意する必要がありません。

    サービスを提供している業者と契約するだけで済むため、大掛かりな配線工事も不要になります。

    またクラウドPBXの種類によっては光回線の開設が必要ですが、すでに光回線がある場合は、最短即日で利用開始することも可能です。

    「起業・開業時にはいろいろな手続きがあるので、できるだけスピーディーに電話環境を整備したい」という方におすすめです。

    理由②従来の固定電話と比べて導入コストが安い

    クラウドPBXは、従来の固定電話と比べて導入コストが安い点でも優れています。

    従来型ビジネスフォンとは違い、専用の電話機や主装置が不要、工事も必要ないため、サービスによっては初期費用無料で導入できる場合もあります。

    また運用コストに関しても、毎月の支払いは月額料金やライセンス料金(端末ごとのコスト)くらいでリーズナブル。

    さらにオフィス内に特別な設備を設置しないため、保守点検の手間やコストもかかりません。

    理由③導入・設定が簡単でスタッフの負担が少ない

    クラウドPBXは、導入・設定が簡単でスタッフの負担が少ないのも特徴です。

    起業・開業時には、人材が少なく、さまざまな手続きや業務に追われることが予想されます。

    導入や設定に時間がかかる固定電話サービスだと、業務が落ち着くまでにスタッフが効率的に働けない恐れがあるでしょう。

    しかしクラウドPBXなら、PCやスマホ・タブレットなどにアプリをインストールし、簡単な設定作業をするのみで、あっという間に準備が整います。

    サービスにより専用アダプターを設置することもありますが、それでも最短即日導入が可能です。

    使い始めるまでの手間がほとんどないため、自社スタッフに負担をかけません。

    理由④多くのビジネスツールを利用できる

    クラウドPBXは、多くのビジネスツールを利用できるのが魅力です。

    クラウドPBXでは、従来型ビジネスフォンの基本機能だけでなく、以下のようなさまざまな便利機能を使用できます。

    • 通話録音機能
    • クラウド勤怠管理システム
    • インターネットFAX
    • IVR(自動音声対応)
    • CTI(顧客情報表示)
    • グループウェア機能

    これらの実用的な機能を使うことで、業務の効率化が実現。

    たとえば「CTI(顧客情報表示)」を利用すれば、着信時に顧客情報や対応履歴を自動表示でき、情報を見ながら即座に適切な対応ができます。

    電話応答がこのようにスムーズになれば、少ない人員でもより多くの電話をさばけるようにもなるでしょう。

    クラウドPBXの機能について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

    クラウドPBXの機能とは|ビジネスフォンと違う?疑問を5分で解消

    まとめ

    起業・開業時に電話環境を整備するときは、固定電話番号を取得することをおすすめします。

    長年使われてきた市外局番は、携帯電話番号や050番号などと比べて信用性が高いだけではなく、口座開設や融資の申込みなど各種手続きもスムーズに運びやすいからです。

    固定電話を導入する方法はいくつかありますが、導入の容易さや利便性を考えると、クラウドPBXが特におすすめです。

    起業・開業時の忙しいときにも、クラウドPBXなら手間なく導入でき、かつ初期費用や通話料も節約できます。

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    テレワークの電話問題を簡単解決!クラウドPBXで業務効率アップ https://www.smelis.com/mprovement/telework-phone-environment/ https://www.smelis.com/mprovement/telework-phone-environment/#respond Tue, 20 Dec 2022 05:17:16 +0000 https://www.smelis.com/?p=1636 近年、「働き方改革」や「テレワーク」が多方面で注目されるようになりました。

    テレワークは出社の負担軽減やペーパーレス化などさまざまなメリットがありますが、見落としがちなのが電話応対の問題です。

    テレワークに切り替えたことで、会社の電話が取り次げずに業務に支障が出たり、余計にコストがかかったりといったリスクが考えられます。

    この記事では、テレワーク時の電話応対にありがちな問題点を取り上げ、在宅スタッフが電話応対をする4つの方法をご紹介します。

    テレワークでも快適な電話環境を構築したい方や、そのためのコストを最小限に抑えたい方は、ぜひこの記事から役立つ情報を得てください。

    この記事のもくじ

      スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

      テレワークの電話応対問題とは?企業が抱える課題

      テレワークは、働き方改革のひとつとして多くの企業に注目されています。

      しかし企業がテレワークを導入するにあたりネックになるのが、電話応対の問題
      社員がテレワークをするときに、考えられる課題は以下の4点です。

      • 会社電話の応対に手間やコストが発生する
      • 取次ぎなどスタッフへの負担がかかりやすい
      • 内線通話や転送にコストがかかる
      • 折り返しなどで顧客対応が遅れる

      それぞれの課題点を詳しく解説します。

      会社電話の応対に手間やコストが発生する

      問題の一つは、会社電話の応対に手間やコストが発生する点です。

      従来のビジネスフォン環境のままテレワークを始めた場合、電話業務で以下のような問題が発生します。

      • 自宅から顧客や取引先に電話をかける場合、会社の代表番号から発信できない
      • 在宅スタッフに会社の電話を「外線」や「転送」で取次げるが、コストがかかる
      • 社員同士が離れた拠点にいると、内線通話ができないため無駄なコストが発生

      オフィスの外では会社番号での発着信ができないため、顧客や取引先に電話をかける際、携帯番号からの発信となり不信感を与える恐れがあります。

      また社員同士の電話は外線に、会社にかかってきた電話は転送が必要など、本来なら不要なコストが発生する点も大きな課題です。

      取次ぎなど社員への負担がかかりやすいこと

      二つ目の問題は、取次ぎなど社員への負担がかかりやすいことです。

      社員同士がオフィスにいれば、電話を取次ぎたい相手に保留転送したり、その場で折り返し電話の伝言をしたりと、スムーズに対応可能。

      しかし在宅勤務中の社員に取次ぐ場合、従来のビジネスフォン環境では直接保留転送ができません。

      会社にかかってきた電話を一旦切ってから外線で担当者に用件を伝え、さらに本人から電話を折り返させる、という大きな手間がかかります。

      オフィスにいれば簡単に電話を取次げていたのが、テレワークを導入したことでひと手間二手間増えると、社員にとって大きな負担となるでしょう。

      転送や折り返し電話のコストがかかる

      転送にコストがかかることは、テレワークの電話応対の大きな課題といえます。

      テレワーク中の社員への電話の転送自体は、後にご紹介する「電話転送サービス」を利用すれば、リアルタイムで対応可能。

      しかし転送を使うには月額料金が発生するほか、転送元が通話料を負担しなければならないため、本来ならかからない無駄なコストが発生することになります。

      また転送を使わないとしても、「折り返し電話のコスト」がかかるのも問題です。

      在宅スタッフが社用携帯や個人のスマホから架電する場合、当然通話料が発生するため、無駄な通信コストを生み出すこととなってしまいます。

      折り返しなどで顧客対応が遅れる

      テレワーク中の電話応対の問題として、折り返しなどで顧客対応が遅れることも挙げられます。

      ここまで解説したとおり、テレワーク中のスタッフは、自分あてにオフィスへかかってきた電話をリアルタイムに取りにくいのが実情です。

      その場で受電できず、折り返し電話をかけることになった場合、多少なりとも顧客を待たせてしまうことに。

      すぐに対応できればまだ良いものの、タイミング悪く担当者と連絡がつかなければ、それだけ顧客待たせることになります。

      そうなれば、商談機会の損失や顧客満足の低下につながる恐れがあるでしょう。

      テレワークで在宅スタッフが電話応対をする4つの方法

      テレワークで在宅スタッフが電話応対をするには、以下の4つの方法があります。

      1. 電話転送サービスを活用する
      2. 社員の携帯電話からその都度折り返す
      3. 電話代行サービスを利用する
      4. クラウドPBXでスマホを内線化する

      それぞれにメリット・デメリットがありますので、特徴を詳しく解説します。

      方法①電話転送サービスを活用する

      電話転送のイメージ画像

      テレワーク時の電話応対の方法の一つは、電話転送サービスを活用すること。
      電話転送サービスの概要とメリット・デメリットを詳しくご紹介します。

      概要

      電話転送サービスとは、オフィスにかかってくる外線電話を特定の番号へ転送するサービスです。

      外出中の社員が持つスマホなど、事前に設定してある連絡先に転送できるため、オフィス内にいなくても電話をリアルタイムに受け取れます。

      電話転送サービスで有名なのは、NTT東西の「ボイスワープ」やKDDIの「着信転送サービス」などが挙げられますです。

      メリット

      電話転送サービスを活用するメリットには、以下の2点が挙げられます。

      • 受信する側のテレワーク中の社員に通話料負担がない
      • すぐに顧客の電話に対応できる

      電話転送サービスでは通話料金が発生しますが、電話を受ける在宅スタッフに通話料負担はありません。

      転送時の通話料金は、転送先ではなく転送元、つまり会社が負担するからです。

      また顧客からの着信を直接在宅スタッフにつなげられるため、顧客を待たせることなくスムーズに取次ぎできます。

      デメリット

      電話転送サービスを活用するデメリットは、以下のとおりです。

      • 転送コストがかかる
      • サービスによっては転送先が1件しか設定できない場合がある

      電話転送サービスを利用するには、月額料金が発生する上に、転送時の通話料がかかります。

      転送する回数が多いほどコストがかさむため、テレワーク中の社員に都度転送するのは不向きだといえます。

      またサービスの中には、1つの電話番号に1件しか転送先を設定できない場合も。

      もしも設定した電話番号の担当者が応答できないと、電話を取り逃すことになり商談機会の損失にもつながるでしょう。

      方法②社員の携帯電話からその都度折り返す

      続いて、社員の携帯電話からその都度折り返すのも電話応対のひとつの方法。
      こちらの方法の概要とメリット・デメリットをご紹介します。

      概要

      オフィスに自分あての着信があった際に、オフィスの社員から伝言をもらい、在宅スタッフが携帯電話からその都度折り返す方法です。

      基本的に、オフィスに電話を取り次ぐ社員がいることが前提の方法です。

      メリット

      スタッフの携帯電話から折り返す方法には、以下のメリットがあります。

      • 使い慣れた携帯(社用携帯や個人携帯)からかけられる
      • 新たにツールやサービスを導入する必要がない

      着信があった旨や用件が在宅スタッフに伝われば、あとは発信相手に電話をかけるのみで完結。

      日常的に利用している携帯から架電する場合、比較的スムーズに通話業務を果たせるでしょう。

      また外部の転送サービスや特殊な機能を導入する必要がなく、すぐにでも実行できる点も大きなメリットです。

      デメリット

      社員の携帯電話からその都度折り返すには、以下のようなデメリットがあります。

      • 通話料が余計にかかる
      • 取次ぎ業務の負担がかかる
      • 相手側に表示されるのは携帯電話の番号

      オフィスから在宅スタッフに外線で用件を伝えるにしても、本人の携帯電話か相手に折り返し電話をかけるにしても、通話料が発生する点が最大のデメリット。

      また携帯から折り返す場合、相手に表示されるのは会社の代表番号ではなく携帯番号なので、不信感を与えてしまうのも懸念点です。

      さらに個人のスマホを使うなら、在宅スタッフ自身の番号が知られることになり、プライベートを守るのが難しくなります。

      方法③電話代行サービスを利用する

      スムーズに電話応対するには、電話代行サービスを利用する方法もあります。
      電話代行サービスの概要とメリット・デメリットの詳細を解説します。

      概要

      電話代行サービスとは、電話対応サービスを提供している会社が、社員の代わりに電話業務を行うサービスです。

      簡単に言えば、電話業務をアウトソーシングする方法です。

      具体的には、顧客や取引先から電話がかかってきたときに、外注業者のオペレーターに電話を転送して対応してもらえます。

      また必要に応じて、オペレーターから自社社員に通知をしてもらい、社員が折り返し電話をかけることも可能です。

      メリット

      電話代行サービスを利用するメリットは、以下のとおりです。

      • 電話の取り逃しがない
      • コア業務に集中できる
      • 人員不足を解決できる

      外注業者のオペレーターが対応するため、スタッフがオフィスに出社しなくても電話業務が滞る心配がない点が大きなメリットです。

      商談に関する電話も取り逃さず、ビジネスチャンスにつなげることが可能です。

      また電話応対や取次ぎ作業に時間をとられないため、社員全体が自身の担当業務に集中できます。

      電話応対のためだけに出社する必要はありませんし、電話を取る人員不足をカバーできる点もおすすめできるポイントです。

      デメリット

      電話代行サービスを利用するデメリットには、以下の点が挙げられます。

      • 社員の対応ではないため、社員ほどの会社や事業に通じていない
      • 外注費用がかかる

      社外オペレーターが応対するため、事業や会社に関して複雑なことを聞かれたり、トラブル対応を求められたりする場合、社員ほど的確なやり取りができません。

      さらに外注費用がかかるのもデメリットです。

      費用はサービスによって異なりますが、電話1件につき100~150円ほどが相場で、着信が多いとそれだけコストが膨らんでしまいます。

      方法④クラウドPBXでスマホを内線化する

      クラウドPBXの利用イメージ

      さらに、従来のビジネスフォンの弱点を克服する新しい電話サービス「クラウドPBX」でスマホを内線化する方法もあります。

      概要とメリット・デメリットについて解説します。

      概要
      ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

      クラウドPBXは、クラウド上にある仮想の「PBX」を利用して、場所を問わずスマホでの会社電話の応対を可能とするサービスです。

      従来のビジネスフォンは、オフィス内に主装置を設置し、電話線で主装置と各電話機を接続します。

      このタイプのPBXだと、内線通話や代表番号での発着信は、オフィス内に設置された電話機のみでしかできません。

      テレワーク中のスタッフは利用できないため、冒頭で解説したように、さまざまな電話応対の問題が発生してしまいます。

      一方クラウドPBXは、主装置がクラウド上にあるイメージなので、インターネット環境があればどこにいてもビジネスフォンの機能を使うことが可能です。

      そのためスマホやタブレット、PCなどがビジネスフォン子機のようになり、場所を問わず会社電話の応対ができます。

      クラウドPBXについては、仕組みや機能を以下の記事で詳しく解説しています。

      【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

      メリット

      クラウドPBXのメリットは、以下のとおりです。

      • どこからでも会社代表番号で発信できる
      • スマホとオフィスのビジネスフォンとで無料内線電話ができる

      クラウドPBXはネット環境さえあればスマホで電話応対が可能なため、テレワーク中のスタッフも、オフィスにいるのと同じように電話業務ができます。

      自宅にいながら会社の電話番号で発着信ができるだけではなく、離れた場所で働く社員とは無料で内線通話が可能です。

      スマホが従来のビジネスフォンのように使えることで、社員間のコミュニケーションが円滑になるほか、外線費用も節約できます。

      デメリット

      クラウドPBXのデメリットとして、以下の点が挙げられます。

      • 状況により番号を引き継げないケースがある
      • 月額使用料金がかかる

      クラウドPBXを導入するとき、サービスによっては既存の会社代表番号を引き継げない場合があるので注意が必要です。

      電話番号の引き継ぎにはいくつか条件があるほか、サービスによってはそもそも対応していない場合もあるので、ベンダーに確認する必要があります。

      またクラウドPBXを使うには、月額使用料金がかかるのもデメリット。

      サービスより料金は変動しますが、月額料金は安くとも1,000~2,000円前後/回線かかるでしょう。

      5つのデメリット・問題点とは?簡単にできる対策も紹介

      テレワークの電話対応にはクラウドPBXがおすすめ

      クラウドPBXで業務効率化やコスト削減が実現!

      テレワーク時の電話対応のさまざまな方法をご紹介しましたが、特におすすめなのは「クラウドPBX」の導入です。

      その理由は以下のとおりです。

      1. 場所を問わずスマホで通常通話業務ができる
      2. 通話コストを節約できる
      3. 導入の手間やコストがかからない
      4. 通話以外の便利機能も利用できる

      クラウドPBXを導入すれば、スマホを使って自宅でも会社番号での発着信や内線通話ができるため、テレワークの電話応対の課題を解消。

      コストについては、離れた社員同士でも内線通話や保留転送が可能なことにより、通話料を大幅に削減できます。

      さらに導入に関しては、電話機や主装置の設置、配線工事が不要なため、スピーディかつコストもかからない点も大きなメリット。

      その他にも、クラウド勤怠管理システムや名刺管理などの便利機能が利用できたりと、テレワーク時の電話業務の効率化に最適なサービスです。

      テレワークにおすすめのクラウドPBX5選

      ここからは、テレワークにおすすめのクラウドPBXを5つご紹介します。

      1. OFFICE PHONE
      2. クラコールPBX
      3. MOT/TEL
      4. トビラフォンCloud
      5. Good Line

      各サービスの特徴について解説します。

      『OFFICE PHONE』(OFFICE110)

      スマートフォンがビジネスフォンに。次世代クオリティのクラウドPBX「OFFICE PHONE」

      OFFICE PHONEは、弊社OFFICE110が提供するクラウドPBXです。

      OFFICE PHONEは国内最高レベルの通話品質2万社以上の豊富な導入実績を誇り、コールセンターはじめ数多くの企業様にご利用いただいております。

      また初期費用が0円、1端末あたりのライセンス料金は98円~とリーズナブルで、コストを平均70~95%削減できる点も魅力。

      さらに使い勝手や通話品質を実際に確認できる「無料トライアル」も実施しておりますので、初めてクラウドPBXを導入する企業さまにもおすすめです。

      導入費用 無料
      月額料金(税抜) 3,400円~
      (別途ライセンス料金98円~/1端末)
      オプション機能 通話録音機能
      クラウド勤怠管理システム
      インターネットFAX
      グループウェア機能
      顧客情報表示機能
      自動音声対応機能
      名刺管理
      タブレット受付システム など

      『クラコールPBX』(株式会社三通テレコムサービス)

      クラコールPBX(株式会社三通テレコムサービス)
      (画像引用:クラコールPBX(株式会社三通テレコムサービス)

      『クラコールPBX』は、株式会社三通テレコムサービスが提供するクラウドPBX。

      毎月平均100社の新規成約を獲得する人気サービスの一つで、最大の魅力はシンプルかつお得な料金体系です。

      月額料金は1ユーザーあたり980円、6ユーザー目以降は無料なので、最大月額料金はたったの4,900円しかかかりません。

      また利用人数や契約期間に縛りがないため、「お試しで短期間だけ導入したい」「自分1人で利用したい」といったニーズに応えます。

      導入費用 無料
      月額料金(税抜) 980円/1ユーザー
      (最大4,900円)
      オプション機能 通話録音機能
      音声自動応答機能
      留守番電話サービス など

      『MOT/TEL』(株式会社バルテック)

      MOT/TEL(株式会社バルテック)
      (画像引用:MOT/TEL(株式会社バルテック)

      『MOT/TEL』は、株式会社バルテックが提供するクラウドPBXです。

      特許庁や群馬県町など公的機関での導入実績があり、信頼性が非常に高い点が特徴。

      さらに日本各地にデータセンターを設置しているため、通信が集中しても不安定になりにくく、安定して通話できる点が大きなメリットです。

      また料金体系は5つのプランに分かれており、20台・50台などまとまった台数分を契約するシンプルなスタイルです。

      導入費用 スタンダード:29,800円~
      ミドル:39,800円~
      プレミアムA:59,800円~
      プレミアムB:89,700円~
      プラチナ:149,500円~
      月額料金(税抜) スタンダード:3,980円/20内線
      ミドル:8,500円/50内線
      プレミアムA:15,000円/100内線
      プレミアムB:38,000円/100内線
      プラチナ:95,000円/200内線
      オプション機能 通話録音機能
      勤怠管理システム
      チャット機能
      インターネットFAX
      タブレット受付システム
      顧客情報表示機能
      CRM連携機能
      音声案内機能 など

      『トビラフォンCloud』(トビラシステムズ株式会社)

      トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)
      (画像引用:トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)

      『トビラフォンCloud』はトビラシステムズ株式会社が提供するクラウドPBXです。

      ブランドユーザー数1,500万人を超えるサービスで、大きな特徴は、通話を録音するだけでなく高精度の音声テキスト化機能を利用できること。

      顧客との通話内容を自動で文字に起こしてくれるため、履歴を改めて入力する作業や、顧客に内容を聞き返す手間を省けます。

      また世界的なCRMプラットフォーム『Salesforce』との連携にも対応しているため、現在ご利用の場合は大きなメリットだと言えるでしょう。

      導入費用 33,000円
      月額料金(税抜) 2内線番号:3,300円
      20内線番号:29,700円
      オプション機能 通話録音機能
      迷惑電話フィルタ機能
      自動音声応答システム
      音声テキスト化
      Salesforce連携機能 など

      『GoodLine』(株式会社グッドリレーションズ)

      GoodLine(株式会社グッドリレーションズ)
      (画像引用:GoodLine(株式会社グッドリレーションズ)

      『GoodLine』は、株式会社グッドリレーションズが提供するクラウドPBXです。

      GoodLineが注力している点の一つは、電話の「見える化」するための機能

      1年分の録音を残せる「通話録音機能」や、取り逃した着信を把握できる「発着信分析機能」など、顧客対応の質の改善電話応対の課題の可視化に便利な機能を利用できます。

      その他、追加費用無料で追加できるオプション機能を豊富に提供しています。

      導入費用 SOHOプラン(2内線):20,000円
      通常プラン(3内線~):10,000円/内線
      20内線パックプラン:50,000円
      40内線パックプラン :50,000円
      60内線パックプラン :要見積り
      80内線パックプラン :要見積り
      月額料金(税抜) SOHOプラン(2内線):3,000円
      通常プラン(3内線~):5,000円+1,000円/内線
      20内線パックプラン:20,000円
      40内線パックプラン :35,000円
      60内線パックプラン :55,000円
      80内線パックプラン :75,000円
      オプション機能 クラウド電話帳
      自動音声応答機能
      通話分析
      稼働状況通知
      全通話録音
      通話内容メモ保存
      顧客情報表示機能 など

      まとめ

      テレワークを導入するには、電話取次ぎの負担や出社の必要性・コストの問題・顧客対応など、さまざまな課題があります。

      課題を克服しないままテレワークを始めた場合、社員の負担が増えて非効率になったり、余計にコストが掛かったりと、かえって状況が悪化する恐れも。

      この記事でご紹介した方法を比較検討しつつ、自社に合う電話応対体制を模索することをおすすめします。

      なお、クラウドPBXの導入を進めたい場合は、ぜひOFFICE PHONEもご検討ください。

      弊社では無料トライアルを実施しており、わずか5分の設定時間で、通話音質や使い勝手を体感していただけます。

      慎重に電話環境の整備を進めていきたい場合にもぴったりですので、ぜひお気軽に無料トライアルをお申し込みください。

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      https://www.smelis.com/mprovement/telework-phone-environment/feed/ 0
      クラウドPBXにおすすめ!通信機能に優れたWi-Fiルーター3選 https://www.smelis.com/mprovement/cloudpbx-wifi-router/ https://www.smelis.com/mprovement/cloudpbx-wifi-router/#respond Tue, 20 Dec 2022 04:54:36 +0000 https://www.smelis.com/?p=1918 クラウドPBXを導入するにあたり、慎重に選びたいのが「Wi-Fiルーター」

      クラウドPBXを利用するにはインターネット環境が必須ですので、無線通信環境を構築するWi-Fiルーターのクオリティが非常に重要です。

      良質なWi-Fiルーターを設置すれば、クラウドPBXをより効率よく使えるでしょう。

      この記事では、Wi-Fiルーター選びで意識すべきポイント厳選したおすすめの3製品をご紹介します。

      またWi-Fiが使えない状況でのクラウドPBXの通話品質や、通信環境以外で音質が落ちる場合の原因もあわせて解説します。

      安定した通信環境でクラウドPBXを利用したい方は、ぜひ最後までご連絡ください。

      この記事のもくじ

        スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

        クラウドPBXを利用する上で「Wi-Fiルーター」が重要な理由

        冒頭でもお伝えしたとおり、クラウドPBXを利用するには、無線通信環境を構築するWi-Fiルーターのクオリティが重要です。

        そう言える理由は、クラウドPBXがインターネット、とくにWi-Fiなど無線通信を使う場面が多いからです。

        クラウドPBXとWi-Fiルーターの関係について理解を深めるため、まずは簡単にクラウドPBXの概要を説明します。

        クラウドPBXはインターネットを使う電話システム

        クラウドPBXとは

        クラウドPBXとは、クラウド上にある仮想の「主装置(PBX)」を使ってビジネス通話を行うサービスです。

        主装置(PBX)・・・ビジネスフォンに欠かせない装置で、複数の外線と内線を共有して制御する小型の交換機。オフィス内に設置し各電話機と電話線で繋ぐことで、ビジネスフォンの機能を利用できる。
        【初心者向け】PBXとは?図解で分かる違い・機能・種類・選び方

        従来のビジネスフォンでは、主装置を設置したオフィス内でなければ電話が利用できませんでした。

        しかしクラウドPBXなら、ネット環境があればどこでも会社電話の応対が可能な上に、電話機だけではなくスマホやタブレット、PCなどでも通話できます。

        つまりオフィスの外でも、スマホを使って会社番号での外線の発着信や、社員間の内線通話が可能です。

        そんな画期的なサービスですが、快適に使えるかどうかは「通信環境」に大きく依存します。

        インターネット環境が悪ければ、通話音質が悪くなるなど不都合が生じるため、安定した通信環境を整えることが大切です。

        クラウドPBXの仕組みや機能についての詳細は、以下の記事をご覧ください。

        【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

        インターネット通信はWi-Fiルーターにも左右される

        インターネットの通信状況は、「Wi-Fiルーター」に左右されることがあります。

        というのも、Wi-Fiルーターに搭載されている技術は製品によって異なり、スペックが低いものもあれば高いものもあるからです。

        性能の低いルーターを導入すると、高スペックのものと比較して通信混雑が起きやすかったり、通信が安定しなかったりする恐れがあります。

        Wi-Fiの技術や規格は進歩しているため、古い製品はおすすめできません。
        後述するWi-Fiルーターの選び方を意識しつつ、導入する製品を検討しましょう。

        なおインターネット通信の質には、Wi-Fiルーターだけでなく、光回線やスマホのスペックなども関係します。

        この記事ではWi-Fiルーターにフォーカスしていますが、オフィスの通信環境を全体的にに見直すことが大切です。

        クラウドPBXを快適に使用するためのルーターの選び方

        クラウドPBXを快適に使用するには、Wi-Fiルーターのスペックをしっかり検討することが大切です。

        チェックするべきさまざまなスペックについて、詳しく見ていきましょう。

        ①最大通信速度:Wi-Fi 6以上を選ぶと高速

        見るべきスペックの一つは、Wi-Fiルーターの最大通信速度です。

        結論から言うと、規格が「Wi-Fi 6以上」の製品だと通信スピードが高速になりやすいのでおすすめです。

        規格 最大通信速度(理論値)
        IEEE802.11ax(Wi-Fi 6E)
        9.6Gbps
        IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)
        IEEE802.11ac(Wi-Fi 5) 6.9Gbps
        IEEE802.11n(Wi-Fi 4) 600Mbps

        Wi-Fi 6E・・・Wi-Fi 6から進化した、2022年9月に認可されたばかりの規格

        表を見ると、Wi-Fi 6やWi-Fi 6Eの最大通信速度は他の規格と比較すると圧倒的に速いのが分かります。

        理論上、最大通信速度が速いほど通話データのやり取りに余裕が生まれやすいため、Wi-Fi 6以上に対応するルーターをおすすめします。

        ただしWi-Fi 6以上に対応する製品は、必ずしも9.6Gbpsの速度が出るというわけではありません。通信速度は端末や光回線の性能などにも影響されるため、あくまで理論上の数値だと覚えておきましょう。

        ②周波数帯:利用状況に応じて使い分けると通信が安定する

        Wi-Fiルーター選びで検討すべき別の要素は、「周波数帯(Wi-Fiで使われる電波の種類)」です。

        Wi-Fiルーターを選ぶときは、異なる周波数帯を使えるものを選びましょう。
        現在Wi-Fiで使われる周波数帯は、大きく分けて以下の3つです。

        • 2.4GHz帯
          メリット・・・電波が遠くまで届き、壁や床を通り越すため広範囲で使える
          デメリット・・・同じ周波数帯の機器と電波干渉しやすく、通信速度は遅め
          最適な利用状況・・・別のフロアやルームなど離れた場所で接続する場合

        • 5GHz帯
          メリット・・・ほかの機器による電波干渉が少なく、高速通信ができる
          デメリット・・・遠くまで電波が届きにくく、壁や天井など遮蔽物に弱い
          最適な利用状況・・・近くで大容量データのやり取りを行う場合

        • 6GHz帯
          メリット・・・電波干渉が少なく、高速かつ安定した通信が可能
          デメリット・・・遠くまで電波が届きにくく、壁や天井など遮蔽物に弱い
          最適な利用状況・・・近くで大容量データのやり取りを行う場合

        このように周波数帯により特徴が異なるため、異なる周波数帯を使えるWi-Fiルーターを選ぶのがおすすめです。

        では次に、具体的にどのWi-Fiルーターが異なる周波数帯に対応しているのか表にまとめました。

        規格 最大通信速度(理論値)
        IEEE802.11ax(Wi-Fi 6E) 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯
        IEEE802.11ax(Wi-Fi 6) 2.4GHz帯/5GHz帯
        IEEE802.11ac(Wi-Fi 5) 5GHz帯
        IEEE802.11n(Wi-Fi 4) 2.4GHz帯/5GHz帯

        このようにWi-Fi 6以上では、2.4GHz帯と5GHz帯の両方、最新のWi-Fi 6Eでは6GHz帯も使用可能です。

        Wi-Fi 4も複数の周波数帯に対応しますが、先述の最大通信速度の観点から、Wi-Fi 6以上のルーターを選ぶことをおすすめします。

        ③接続可能台数:実際の端末数より多くの台数に対応した製品を選ぶ

        クラウドPBXに使うWi-Fiルーターを選ぶ際は、接続可能台数も確認しましょう。

        接続可能台数は製品によって異なりますが、10~20台ほど接続できるものもあれば、100台前後接続できるものもあります。

        選ぶときは、余裕を持って実際に利用する端末数よりも多くの台数を接続できるルーターを選ぶことが大切です。

        またスペックぎりぎりだと通信速度の低下につながる恐れがあるため、やはりWi-Fi 6以上に対応するルーターがおすすめです。

        接続可能台数は「同時に接続できる台数」であって「同時に通信できる台数」ではありません。Wi-Fi 5までの規格では、端末の接続自体はできても一度に1台の端末しか通信できないので、Wi-Fi 6以上のルーターが推奨されます。

        ④アンテナ数:本数が多いほど安定・高速。おすすめは4本以上

        Wi-Fiルーターを選ぶときは、アンテナ数もチェックしましょう。

        実はアンテナ数は通信速度にも大きく影響を与え、アンテナ数が多いほど、9.6Gbpsの速度が出る可能性が高まります。

        現状、アンテナ数は2~4本のWi-Fiルーターが多いですが、できれば4本以上ある製品を選ぶことをおすすめします。

        ⑤接続方式:IPoE/IPv6対応のルーターが理想

        Wi-Fiルーターが「IPoE/IPv6(※)」に対応しているかもチェックしましょう。

        「IPoE」は接続方式、「IPv6」はIPアドレスに関する技術のこと。

        IPoE/IPv6方式とは、簡単に言えば次世代の通信方式で、安定した高速通信を可能にした技術です。

        従来インターネット通信ではPPPoE/IPv4という方式が使われてきましたが、通信品質が低下しやすいという弱点がありました。

        一方IPoEとIPv6を組み合わせた方式だとそのような弱点を克服可能でき、混雑に強く大容量通信が可能なので、より快適に通信ができます。

        ⑥セキュリティ:強固な規格とされるWi-Fi 6がおすすめ

        Wi-Fiルーターを選ぶ際は、セキュリティ面も意識しましょう。

        というのも、クラウドPBXを使って通話する際、外部に漏れてはいけない情報をやり取りする可能性があるからです。

        この点でもおすすめなのが、WPA3というセキュリティ度が高い規格が使われている「Wi-Fi 6」

        従来の規格WPA2の欠点を克服しており、盗聴やハッキングなどへの対策が強化されています。

        Wi-Fi 6はこのように、通信速度や周波数帯・同時通信、そしてセキュリティ面など、さまざまな要素において優秀な規格です。
        クラウドPBXの利用を踏まえてWi-Fiルーターを導入するなら、総合的な観点からWi-Fi 6以上に対応する製品を選ぶことをおすすめします。

        クラウドPBXにおすすめのWi-Fiルーター3選(オフィス向け)

        ここからは、クラウドPBX利用におすすめのWi-Fiルーターを3つご紹介します。

        いずれの製品も、Wi-Fi 6以上に対応しているため、高いパフォーマンスを期待できます。

        「WNR-5400XE6」(BUFFALO)

        WNR-5400XE6(buffalo)

        「WNR-5400XE6」は、BUFFALOのWi-Fi 6E対応のルーターです。

        2.4GHz帯と5GHz帯に加え最新の6GHz帯を含む3つの周波数帯を使えるため、混雑や電波干渉を最小限に抑えた通信が可能です。

        6GHzの弱点である距離の問題については、アンテナの配置を三次元的にすることで弱点を改善。

        広めのオフィスでも安定した通信速度を保つ工夫がなされています。

        また、来客者のインターネット接続を許可するゲストポート機能を搭載しており、来訪者が多いオフィスでも活躍します。

        主要スペック

        最大通信速度
        6GHz通信時:最大2,401Mbps
        5GHz通信時:最大2,401Mbps
        2.4GHz通信時:最大573Mbps
        利用可能周波数帯 2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯
        接続可能台数 各帯域12台
        アンテナ数 4本

        「WN-DAX6000XR」(I-O DATA)

        WN-DAX6000XR(I-O DATA)

        「WN-DAX6000XR」は、I-O DATA製のWi-Fi 6対応ルーターです。

        特徴の一つは、接続端末に向かって自動的に電波を「狙いうち」し、安定した通信品質をキープできる『ビームフォーミング機能』。

        従来は端末もこの機能に対応していなければ使えませんでしたが、WN-DAX6000XRなら端末が非対応でも安定した通信を実現できます。

        また有線LAN接続にも強く、10Gbpsという超高速通信対応の回線規格に対応しているため、有線時の速度も高速化させたい企業に最適です。

        主要スペック
        最大通信速度 5GHz通信時:最大4,804Mbps
        2.4GHz通信時:最大1,147Mbps
        利用可能周波数帯 2.4GHz帯/5GHz帯
        接続可能台数 44台
        アンテナ数 4本

        「WRC-X6000XS-G」(ELECOM)

        WRC-X6000XS-G(ELECOM)

        WRC-X6000XS-Gは、ELECOM製のWi-Fi 6対応ルーターです。

        最大通信速度は「4,804Mbps(5GHz)」と超高速無線通信が可能なほか、有線接続も「10Gbps」に対応するなど高スペックな1台です。

        大きな特徴は、混雑している周波数帯を自動回避するバンドステアリング機能

        「2.4GHzが混雑したら、空いている5GHzに接続」といった具合に混雑を解消してくれるため、快適な通信が可能です。

        主要スペック
        最大通信速度 5GHz通信時:最大4,804Mbps
        2.4GHz通信時:最大1,147Mbps
        利用可能周波数帯 2.4GHz帯/5GHz帯
        接続可能台数 42台
        アンテナ数 8本

        クラウドPBXの通話品質が悪いときのWi-Fiの質以外の要因

        たとえWi-Fiルーターが高性能だとしても、他の要因により通話品質が落ちるケースもあります。

        代表的な要因としては、以下の5点が挙げられます。

        1. 電波の干渉
        2. ルーターの設置場所
        3. インターネット回線の混雑
        4. 速度制限や通信のトラブル
        5. クラウドPBXの品質

        要因①電波の干渉

        通話品質を低下させる一つの要因は、電波の干渉です。

        電波の干渉とは、異なる機器から発生する電波がぶつかり合って、通信がスムーズにいかない状態を意味します。

        干渉は同じ周波数帯で起こり、例えば2.4GHz規格のWi-Fiの場合、同じ2.4GHzの電子レンジやBluetooth機器と干渉するイメージ。

        これを防ぐためには、5GHzや6GHzなど干渉リスクの低い周波数帯に対応したWi-Fiルーター、つまりWi-Fi 6以上がおすすめです。

        要因②ルーターの設置場所

        実はルーターの設置場所も、通話品質に影響を与えます。
        では具体的にどのような場所だと通話品質が落ちるのか、詳しくまとめました。

        • 電子レンジやBluetooth機器などが近くにある場所
          これらの機器は、同じ2.4GHz帯を使うため電波干渉を引き起こす

        • 金属製のものや鏡や湿気が多い場所
          金属や鏡は電波を反射する性質があり、電波は水を通過できない

        • 棚の中やモニターの後ろなど囲まれたり覆われたりする場所
          5GHzや6GHzは遮蔽物や障害物に弱く、周囲に物があると熱がこもる

        • 部屋の隅や床
          電波が広がりにくくなったり、反射して弱まったりする

        理想的な設置場所は、「床から1~2メートルの高さ」かつ「部屋の中心付近」

        高さがあると床に反射しにくくなり、部屋の中心に置くと電波が部屋全体に広がりやすくなるため、ルーターの設置場所に最適です。

        要因③インターネット回線の混雑

        インターネット回線の混雑も、通話品質が低下する1つの要因です。

        光回線設備やプロバイダサービスなどは、不特定多数が共有して使っています。

        そのため夜間など、インターネット利用者が増えるタイミングでは通信が混雑し、速度低下が起きやすくなります。

        ただクラウドPBXを利用する主な時間帯は、日中であることが予想されるため、時間帯による混雑はそこまで気にしなくても良いでしょう。

        要因④速度制限や通信のトラブル

        速度制限や通信トラブルによっても、通話品質が低下する恐れがあります。

        速度制限とは、特定の状況下でインターネットサービス提供者が利用制限をかけることです。

        Wi-Fiは無制限で使えるわけではなく、大量の通信を行った場合、プロバイダから一時的に速度制限がかかり速度が落ちるケースがあります。

        また通信トラブルについては、プロバイダ側で問題が発生し、何かしらの通信障害が生じている可能性があります。

        速度低下を感じたら、契約しているプロバイダ公式サイトで、障害やメンテナンスに関する情報がないか確認すると良いでしょう。

        要因⑤クラウドPBXの品質

        さらにクラウドPBXの提供者やアプリのクオリティによっても、通話品質が大きく左右することもあります。

        クラウドPBXの通話品質はメーカーによって異なり、実績の少ないサービスや販売して間もないサービスだと、品質に問題がある場合も少なくはありません。

        各ベンダーのサービス品質を細かく把握するのは難しいですが、以下のような対処法を講じましょう。

        • 事前にベンダーの評価や口コミ情報を調べる
        • トライアルを活用し実際に音質をチェックする

        Wi-Fi通信環境が悪いときに工夫できること

        Wi-Fiでの通信が遅いと感じたら、以下のような対策を取れます。

        • チャンネルを変える
        • 可能な場合は有線接続を使う
        • 大量のデータのやり取りをしない
        • 中継器を利用する

        Wi-Fiルーターのスペック自体は変えられませんが、これらの対策を取ることで通信環境を改善できる可能性があります。

        対策①チャンネルを変える

        対策の一つは、チャンネルを変えることです。

        実は2.4GHz帯や5GHz帯などの周波数帯は、細かな周波数ごとにチャンネルで分かれています。

        そのため複数の端末が近いチャンネルを使っていると、お互いに電波干渉を起こし、通信速度が低下する恐れも。

        これは主に2.4GHz帯の問題ですが、「通信が遅いな」と感じたらチャンネル変更を試しましょう。

        具体的には「5つ離れたチャンネル」に変えることで、通信状態改善を見込めます。
        たとえば、ほかの機器がチャンネル1を使っているなら、6を使うイメージです。

        対策②可能な場合は有線接続を使う

        別の改善方法は、有線接続を試すことです。

        一般的に、Wi-Fiなどの無線接続よりも、LANケーブルによる有線接続の方が、インターネット通信は安定します。

        特に5GHz帯や6GHz帯の電波は遠くまで届きにくく、壁や天井などの遮蔽物にも弱いため、直接有線接続することで弱点を克服できます。

        電波の届く距離は無制限ではないとはいえ、100メートルくらいまでは問題なく使える長さですが、いずれにしても有線接続の方が通信が安定しやすいです。

        対策③同時に大量のデータのやり取りをしない

        さらに、同時に大量のデータのやり取りを控えることもポイントです。

        テレビ電話を使ったオンライン会議や画像・動画データの送受信など、一度で大量のデータ通信を行った場合、インターネット品質が落ちやすいです。

        そのため、同じタイミングで大量のデータ通信を行うことを控えるよう心がけましょう。

        たとえばクラウドPBXで通話している際には、重いファイルを送受信するのを控えるなど工夫できます。

        対策④中継器を利用する

        Wi-Fiルーターの中継器を使ったイメージ画像

        通信が安定しない場合、中継機を使用するのもおすすめの方法です。

        中継機とは、Wi-Fiルーターから飛ばされた電波を、より遠くの範囲へと中継してくれる機器です。

        イメージ画像にあるように、中継機を使うことで、より広いエリアで安定したWi-Fi通信を行えます。

        広いオフィスや遮蔽物が多めのオフィスに設置する場合は、中継機を途中に置くことを検討すると良いでしょう。

        Wi-Fiが使用できない場所でのクラウドPBXの通話品質は?

        オフィスに設置したWi-Fiルーターは、オフィス内の端末には使えますが、当然オフィス外にいる社員は利用できません。

        そのため通信機能に優れたWi-Fiルーターを導入しても、一歩オフィスの外に出れば、その恩恵は受けられないでしょう。

        ではWi-Fiルーターが使用できない場所では、クラウドPBXを問題なく使用できるのでしょうか?

        以下の2つのシーンを対象に、クラウドPBXの通話品質について解説します。

        • テレワーク時などスタッフの自宅
        • 出張や外回りなど外出時

        テレワーク時などスタッフの自宅でも快適に使える?

        テレワークなど、スタッフが自宅で業務を行う場合は、家庭向けのWi-Fiがあれば、十分クラウドPBXを活用できます。

        家庭用のルーターはオフィス向け比べてスペックが劣りやすいとはいえ、よほど古くない限り、Wi-Fi 6以上でなくても不自由なく使えるでしょう。

        自宅はオフィスとは違ってルーターのすぐ近くで仕事をしやすい上に、接続する端末も少ないため、通信が混雑しにくいのもポイントです。

        また場合によっては有線接続を試すなど工夫すれば、クラウドPBXの通話音質は確保できます。

        そのため、クラウドPBXを使って今後テレワークを推進したい企業でも、大きな問題はありません。

        とはいえ、クラウドPBXのトライアルプランなどを活用して、事前に通話品質に問題がないかチェックすると安心です。

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        スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

        出張や外回りなど、外出時の通話品質は?

        出張や外回りなど外出時には、4G以上の携帯電波が使えれば、おおむね問題はないといえます。

        特にdocomoやau、ソフトバンクなど、大手携帯キャリアの回線を使っているのであれば、十分な通話品質を確保できるでしょう。

        ただ格安SIMの場合、基本的には大手キャリアの回線を借用しているため問題ないですが、混雑時には通信速度に影響が出る恐れもあるのでご注意ください。

        また混雑した場所や地下など、電波状況のよくない場所ではノイズが入ったり、遅延が生じたりすることもあります。

        スマホ画面のアンテナ数が少ないときは、より開けた場所に移動するなど工夫しましょう。

        まとめ

        クラウドPBXは、クラウド上の仮想主装置を使うシステムであるため、インターネット品質の確保は重要です。

        インターネット品質はさまざまな要素に影響されますが、Wi-Fiルーターのスペックはそのうちの一つ。

        高機能のWi-Fiルーターを導入することで、十分な通信速度を得て、クラウドPBXを快適に利用しやすくなります。

        それに加えて、通話品質に定評があるクラウドPBXを導入することも大切です。

        インターネット環境だけでなく、クラウドPBXのベンダーによっても通話音質は影響を受けるからです。

        「大事なビジネス通話を高音質で行いたい」

        そうお考えなら、ぜひ一度弊社の「OFFICE PHONE」をご検討ください。

        OFFICE PHONEは、19年の開発研究をもとに国内最高レベルの通話品質を達成しているクラウドPBXです。

        コールセンターでも採用されるなど確かな実績があり、かつ初期費用無料で低コストなど、さまざまなメリットがあります。

        さらに無料トライアルも実施しているため、通話音質や使い勝手をしっかり確かめたい場合も、十分納得してから導入を検討していただけます。

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        https://www.smelis.com/mprovement/cloudpbx-wifi-router/feed/ 0
        【初心者向け】PBXとは?図解で分かる違い・機能・種類・選び方 https://www.smelis.com/cloud-pbx/what-is-pbx/ https://www.smelis.com/cloud-pbx/what-is-pbx/#respond Tue, 20 Dec 2022 04:23:31 +0000 https://www.smelis.com/?p=1626 PBX(主装置)とは、「オフィスで使う複数の電話機をコントロールする装置」です。

        内線通話や複数の電話番号の振り分けなど、一般電話機ではできない機能が使えるのは、この「主装置」があってこそです。

        この記事では、PBXにはどんな役割があり、ビジネスフォンを使う上でなぜ必要なのか、基礎知識を分かりやすく解説します。

        PBX3種類の特徴や導入費用の目安を解説しているので、最後まで読むと、あなたの会社に最適な電話システムを予算内で構築できるでしょう。

        新しく自社の電話環境を構築する方、または見直しを検討している方は、ぜひご覧ください。

        この記事のもくじ

          スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

          PBXとは?

          PBXとは

          「PBX(Private Branch eXchange、構内交換機)」とは、オフィスで使う複数の電話機(ビジネスフォン)をコントロールする装置です。

          PBXと電話機は電話線で有線接続され、発着信はPBXを経由して行われます。
          これにより、複数の電話機による外線や内線の発着信が可能になるわけです。

          PBXはいわば、電話機の司令塔のような役割を果たします。

          もしPBXがなければ、一般電話機のように複数の電話機で同時に通話ができなかったり、内線通話ができなかったりと、オフィスの電話業務に必要な機能が使えません。

          PBXは、オフィスの通話環境において非常に重要な存在です。

          PBXと主装置の違い

          PBX(構内交換機)と似た言葉に、「主装置」があります。

          主装置もPBXと同じく、オフィス内の電話機による発着信をコントロールする物理的な装置で役割ははほぼ同じ。

          ただし両者には、仕組み・機能・コントロールできる電話機の台数などにおいて、いくつかの違いがあります。

          たとえばPBXの中には数千台ほど制御できるものがある一方、主装置は数十~数百台ほど制御するのが一般的。

          つまり大規模なものが「PBX」オフィスなどに設置する小規模なものが「主装置」と表現されるケースがあることを頭に入れておきましょう。

          とはいえ役割はおおむね同じなので、細かな違いをそこまで意識する必要はありません。
          実際、小規模の通話環境でもPBXが使われているケースが存在します。

          本記事ではわかりやすいように、PBXと主装置を同じニュアンスで解説します。

          PBXとビジネスフォンの違い

          PBX(主装置)と混同されやすい言葉に、「ビジネスフォン」があります。

          ビジネスフォンは一般的に、PBXと固定電話機全体を含めた通話環境や通話システムとみなされることが多いです。

          しかし「PBX(主装置)」と「ビジネスフォン」の間には、以下のように明確な違いがあります。

          • PBX・・・複数の固定電話機をコントロールする装置
          • ビジネスフォン・・・固定電話機そのもの

          ビジネスフォンは本来、固定電話機そのものを指すのであって、通話環境やシステムではありません。

          なおオフィスで使う電話機が「ビジネスフォン」と呼ばれるのは、家庭用電話機とは異なり、ビジネス向けのさまざまな機能があるからです。

          この記事では、「ビジネスフォン=固定電話機」として話を進めます。

          PBX(主装置)の機能|オフィスの電話に必須

          PBX(主装置)は、オフィスの通話業務をこなす上で欠かせません。

          では次に、PBXがどのような役割を果たすのか鮮明にイメージできるように、具体例として以下の5つの機能をご紹介します。

          • 発着信コントロール機能
          • 内線同士の通話機能
          • 転送機能
          • 代表番号への着信接続機能
          • パーク保留機能

          各機能の詳細を解説します。

          発着信コントロール機能

          発着信コントロール機能のイメージ画像

          「発着信コントロール機能」とは、外線の発着信をコントロールする機能です。

          PBXでは、電話番号を「親番号」と「子番号」に分けて外線通話をコントロールします。
          親番号は契約している番号、子番号は親番号と同じ回線を使う他の番号です。

          PBXは親番号と子番号をリンクさせ、自動で着信先を割り振ったり、特定の番号から外線をかけたりします。

          たとえば外部から営業部の親番号に着信があった場合、その親番号とつながっている営業部の子番号に自動で着信させることが可能です。

          その流れとは逆に、子番号から外部へ発信するとき、親番号と結びついた状態で発信することもできます。

          内線同士の通話機能

          内線通話と転送のイメージ画像

          「内線同士の通話機能」とは、PBXに接続された電話機同士で公衆電話網を使わずに通話する機能です。

          たとえばオフィスに9台の電話機があるとして、電話機No.1とNo.9を使う社員同士が話したい場合、PBX経由で内線通話ができます。

          内線通話網がオフィス内でしっかり張り巡らされていると、社員同士がスムーズにコンタクトを取れます。

          用件を伝えるためにわざわざ他のフロアへ出向いたり、外線をかけたりする必要がありません。

          転送機能

          「転送機能」とは、外からかかってきた電話を、特定のビジネスフォンに向けて転送する機能です。(「内線同士の通話機能」内の画像参照。)

          たとえば、顧客から特定の社員あてに電話がかかってきたとき、その社員へ向けて電話を取り次げます。

          転送先はオフィス内の電話機だけではなく、外出中の社員が持つ携帯へ向けても可能です。

          転送方法には、以下のようにいくつかの種類があります。

          • 不在転送
            会社や担当者が対応できないときに、ほかの番号へ転送する方法
          • 話中転送
            電話を受けた電話機が通話中に、ほかの番号へ転送する方法
          • 圏外転送
            着信先のスマホが圏外にあるときに、ほかの番号へ転送する方法
          • 着信選択転送
            事前に設定した条件に当てはまる番号に転送する方法

          転送機能を使うなら、通話を一度切って折り返すことなく、目的の番号へつなげられます。

          代表番号への着信接続機能

          「代表番号への着信接続機能」とは、会社の代表番号にかかってきた電話を、登録済みの電話機へ任意に接続する機能です。

          どの電話機に接続するかは、ある程度自由に決められます。

          特定の優先順位を決めて接続したり、話し中ではない電話機につなぐように設定することも可能です。

          パーク保留機能

          パーク保留機能のイメージ画像

          「パーク保留機能」とは、保留した通話を別の電話機で共有できる機能です。

          この機能を使うと、電話をつないだまま、適切な対応ができる社員にスムーズに取次ぐことが可能です。

          たとえば最初に電話を受けた社員が問い合わせに対応できないなど、他の社員に取り次ぐ必要が生じる場合があります。

          そのようなときにパーク保留を使うと、取り次ぎたい社員が手元の電話機で電話を受け取れるため、着信を受けた電話機のところまでわざわざ移動する必要がありません。

          パーク保留機能についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

          クラウドPBXのパーク保留の使い方は?活用法も解説【業務効率化】

          PBX(主装置)の3つの種類

          PBX(主装置)には、大きく以下の3種類があります。

          • レガシーPBX
          • IP-PBX
          • クラウドPBX

          ここまで解説してきたPBXの概要は、主にレガシーPBXに関するものです。

          基本的な機能に関しては、いずれのPBXタイプもおおむね共通していますが、各タイプに独自の特徴があります。

          それぞれのタイプについて、詳細をご紹介します。

          従来型PBX「レガシーPBX」

          従来型PBX「レガシーPBX」は、昔から使われてきた、電話回線を利用する方法です。

          基本的な仕組みとしては、オフィスにPBX(主装置)を設置し、主装置と各電話機を線でつなぐことでコントロールします。

          レガシーPBXは長年使われてきたため「従来型」としましたが、近年はほかの種類のPBXが注目され普及しています。

          現在でもレガシーPBXを採用している企業はまだまだ多いものの、今後ほかのPBXへの移行を考える方は少なくないでしょう。

          メリット

          従来型PBX「レガシーPBX」には、以下のようなメリットがあります。

          • ハッキングの心配がない
          • 通話品質は非常に高い
          • 月額料金は必要ない

          レガシーPBXの場合、「電話回線(電話線)」を利用します。
          電話回線はインターネット回線と比べてハッキングリスクが低く、セキュリティ面でより安心感があります。

          また電話回線は電話専用線であるゆえに、非常に音質が高いのが特徴です。
          ほかの電話サービスと比べて、電話回線での通話品質がより一層優れています。

          月額料金については、レガシーPBXではオフィス内に設置したPBXを利用するため、特に毎月発生する支払いはありません。
          ※リースの場合は月額リース料金がかかります。

          デメリット

          従来型PBX「レガシーPBX」には、以下のようなデメリットがあります。

          • 導入費用や手間がかかる
          • 保守管理費用や手間がかかる
          • オフィス外では利用できない

          レガシーPBXの場合、主装置をオフィスに設置した上で電話回線を整備しなければなりません。
          そのため導入に時間がかかるほか、費用も後述するように高額です。

          またオフィスの移転やレイアウトの変更時には、機器の設置や配線工事が必要なので大きな手間がかかります。

          加えて機器の保守管理を対応しなければならず、手間がかかります。
          メンテナンスを外部業者に頼む場合や修理が必要な場合は、高額な費用がかかるでしょう。

          またPBXの機能を利用できるのは、オフィスに設置されたPBXと電話線でつながっている電話機のみです。
          そのため、外出・出張先では代表番号での発着信や内線通話はできません。

          導入費用の目安

          従来型PBX「レガシーPBX」の導入費用は、おおむね以下のとおりです。

          • 導入費用(機器代+設置料金):数百~数千万円
          • 電話機:2~3万前後/1台あたり

          規模にもよりますが、導入費用は高額になることが多いです。

          IP網を使ったいま主流の「IP-PBX」

          IP-PBXの仕組みを表した画像

          IP-PBXは、電話回線ではなくインターネット回線を利用したPBXです。

          下図で示したように、オフィス内にPBXを設置するか、自社サーバーにIP-PBXのソフトをインストールして利用します。
          IP-PBXは、電話機やPC、スマホなどの端末に接続します。

          IP-PBXとレガシーPBXとの大きな違いは、利用回線の違いです。
          レガシーPBXは「電話回線」、IP-PBXは「インターネット回線」を使います。

          インターネット回線を使うことにより、オフィスの外での通話対応が非常に便利になるのがIP-PBXの魅力です。

          メリット

          IP-PBXには、以下のようなメリットがあります。

          • スマホやタブレットを内線化できる
          • 社内LANがあると導入しやすい
          • 通話料金が安い

          IP-PBXの最大のメリットは、電話機だけではなくスマホやタブレットを内線化できることです。

          オフィス内のWi-Fiにしても携帯電波(モバイル回線)にしても、インターネットに接続さえすればビジネスフォン子機のように利用できます。

          このおかげで外出中の社員と内線通話ができたり、出先から会社代表番号で顧客に電話をかけたりすることが可能です。

          またすでにオフィス内で社内LANが構築されていれば、面倒な工事はなく、比較的簡単に導入できます。

          通話料については、距離に関係なく一律8円前後/3分なので、加入電話と比較すると非常に安価です。

          デメリット

          IP-PBXには、以下のようなデメリットがあります。

          • 社内LAN環境がないと導入が面倒
          • 高機能な機器を使うと導入費用が高い

          社内LAN環境が整備されていないと、一から導入しないといけないため、手間やコストがかかります。

          またIP-PBXで設置する機器、もしくはインストールするソフトが高機能だと、料金が高額になる場合があります。

          レガシーPBXよりは導入費用が安価とはいえ、後述するクラウドPBXと比較すると高くなる場合が多いでしょう。

          導入費用の目安

          IP-PBXの導入費用目安は、おおむね以下のとおりです。

          • 導入費用(機器台+設置料金):数万~数百万円
          • 電話機:2~3万前後/1台あたり

          レガシーPBXと比べると、導入費用は安くなります。

          次世代のPBX「クラウドPBX」

          ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

          クラウドPBXは、クラウドサービスを利用する次世代のPBXです。

          IP-PBXと同様にインターネット回線を使いますが、オフィス内にPBXを設置するのではなく、クラウド上の仮想PBXを利用するのが特徴です。

          クラウドPBXでは、電話機だけではなくスマホやタブレット、PCで利用できます。

          クラウドサービスやクラウドPBXに関するより詳しい解説は、以下の記事を参照してください。

          【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

          メリット

          クラウドPBXには、以下のようなメリットがあります。

          • スマホやタブレットを内線化できる
          • 導入の手間やコストがかからない
          • 通話料金が安い
          • 使える便利機能が満載

          IP-PBXと同じく、クラウドPBXはネット環境さえあれば場所の制限なく利用できます。

          外出・出張・テレワーク中など、オフィスの外にいても会社の代表番号を使って発着信が可能。
          さらに、離れた場所で働く社員同士で内線通話ができるため、通話料の削減にもつながります

          また大掛かりな配線工事が必要ないため、IP-PBXよりも導入がスピーディ
          中には、最短即日で導入可能なサービスも存在します。

          加えてクラウドPBXは通話料金も安く、距離を問わず3分あたり8円前後で通話できるため、加入電話の比ではありません。

          そのほかクラウドPBXでは、ビジネスフォンの一般的な機能に加えて、さまざまなオプション機能も利用可能です。

          • 顧客情報表示
          • 録音機能
          • 勤怠管理
          • IVR
          • ネットFAX
          • グループウェア機能 など

          クラウドPBXで使える機能を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

          クラウドPBXのビックリ機能紹介!ビジネス業界の新時代幕開け

          デメリット

          クラウドPBXには以下のようなデメリットがあります。

          • 月額料金がかかる
          • 通話品質が劣るメーカーや機種がある

          クラウドサービスを利用することになるため、月額利用料金が発生します。
          初期費用が安い代わりに、毎月一定額を支払わなければなりません。

          費用はおおむね以下のとおりです。

          • 月額利用料金:1,000~2,000円前後/回線(ベンダーによる)
          • オプション利用料金:1,000~5,000円(機能による)

          ただしクラウドサービスを使う分、メンテナンスは自社で行う必要がないため、その点での手間やコストはありません。

          通話品質は、クラウドPBX全体のデメリットというよりベンダー次第です。
          たとえば導入実績が少なかったり、サービスを開始したばかりのベンダーだと、音質の改良や設備投資が不十分で、ノイズや音声の途切れなどが起こる恐れがあるので注意しましょう。

          導入費用の目安

          クラウドPBXの導入費用は、おおむね以下のとおりです。

          • クラウドPBX導入費用(サーバー登録やシステム設定など):無料~10万円ほど(ベンダーにより変動)
          • 電話機:無料~

          レガシーPBXと比較すると、導入コストが非常に安価です。
          IP-PBXと比べても、一般的にクラウドPBXの方が安く電話環境を整備できます。

          電話機については、社員のスマホや既存の社用スマホを利用すれば無料です。

          もしも対応の電話機(SIPフォン)を用意する場合は、1台あたり約2~3万円と考えておけばよいでしょう。

          オフィスの電話はクラウドPBXがおすすめ!その理由とは

          クラウドPBXで業務効率化やコスト削減が実現!

          オフィスの電話環境を新たに構築したい方や、現在の環境を見直したい方には、クラウドPBXをおすすめします。

          その理由として、以下の3点が挙げられます。

          • 導入が簡単・スピーディー!最短即日で利用可能
          • 配線工事が不要で導入コストを削減できる
          • スマホで場所を問わず使える!テレワークにも最適

          それぞれの点を詳しく解説します。

          導入が簡単・スピーディー!最短即日で利用可能

          クラウドPBXは導入が簡単かつスピーディーです。

          前述のとおり、状況によっては最短即日で使い始めることができるほどです。

          • 「少しでも早くオフィスの電話環境を構築したい」
          • 「オフィスの移転があったときに即対応できるシステムだとうれしい」

          このような願望をお持ちの場合、クラウドPBXを導入すれば満足できること間違いないでしょう。

          配線工事が不要で導入コストを削減できる

          クラウドPBXは、配線工事が不要で導入コストを削減できます。

          必要な設備はクラウドPBXの種類によって多少異なりますが、いずれにしても大がかりな装置を設置することはありません。

          複雑な配線工事も必要なく、既存の社内LANを利用したり、Wi-FiでスマホやPCを接続したりすればすぐにでも使い始められるため、低コストで導入できます。

          たとえばレガシーPBXやIP-PBXの場合、数十万円以上、場合によっては数百万円かかることも珍しくありません。

          スタートアップで資金に限りがある場合など、初期費用をできるだけ抑えたい方に便利です。

          スマホで場所を問わず使える!テレワークにも最適

          クラウドPBXでは、場所を問わずスマホを使って会社電話の応対ができるため「テレワーク」に最適です。

          離れた場所で働く社員に電話を取り次ぎたい場合も、そのまま保留転送できるため、相手を待たせることも折り返しに手間がかかることもありません。

          さらに、自宅から顧客や取引先に会社の代表番号で架電することも可能です。
          携帯番号から架電するよりも、代表番号を使う方が相手に信頼を与えやすいため、この点でもメリットがあります。

          そのほか、通話料金を削減できる点も魅力です。

          例えばテレワーク中の社員同士で通話する場合、通常なら通話料がかかるところ、クラウドPBXなら内線通話が可能なので大幅に通話コストを抑えられます

          テレワークとクラウドPBXの関係は、以下の記事で詳しく取り上げています。

          【クラウドPBXで働き方改革】世界中がオフィス環境に?テレワークを促進

          PBX導入・電話開設の相談はプロの業者にお任せ!

          手間やコストを抑えて理想の環境を整備するには、さまざまなサービスを比較検討する必要があります。

          しかしPBXをはじめ電話に関連したサービスは、多岐にわたる上に大変複雑
          そのため、どのようなサービスやシステムを導入すべきか判断するのは簡単ではありません。

          よって自社に最適な電話環境を構築するためには、まずはプロの業者に相談することをおすすめいたします。

          専門知識が豊富で実績のあるプロであれば、お客様の状況をヒアリングし、適した電話サービスを提案してくれるため失敗がありません。

          また導入や運用にかかる費用や利用可能な機能などについても、さまざまなアドバイスをしてくれるでしょう。

          弊社「OFFICE110」も、クラウドPBXを含むさまざまなIT活用ノウハウをご提案し、業務効率アップや経費削減を達成するお手伝いをいたします。

          「クラウドPBXのメリットをもっと詳しく知りたい」
          「具体的な費用をシミュレーションしてほしい」

          など、ささいなご質問でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

          スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

          まとめ

          PBXとは、複数のビジネスフォンをコントロールする装置やサービスのことです。

          PBXは、大きく分けて「レガシーPBX」「IP-PBX」「クラウドPBX」の3種類。
          それぞれ特徴があり、メリットやデメリット・導入費用が異なります。

          導入のしやすさや初期費用の安さ、テレワークとの親和性を重視されるのであれば、おすすめはクラウドPBXです。

          「OFFICE110」でも、クラウドPBXサービスを提供しております。

          弊社が提供するOFFICE PHONE」は、国内最高レベルの通話品質を誇るほか、サービスを業界最安値で提供しております。

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          • 端末1台98円~、月額料金は3,400円~と、非常にリーズナブル
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          クラウドPBXのパーク保留の使い方は?活用法も解説【業務効率化】 https://www.smelis.com/mprovement/put-on-hold-function/ https://www.smelis.com/mprovement/put-on-hold-function/#respond Tue, 20 Dec 2022 04:07:30 +0000 https://www.smelis.com/?p=1508 オフィスで電話応対を円滑に進めるには、電話の「パーク保留」機能が必要不可欠です。

          クラウドPBXでパーク保留を利用すれば、外出中の社員にも会社にかかってきた電話を取り次げるので、業務効率の向上につながります。

          この記事では、クラウドPBXのパーク保留機能を分かりやすく解説します。

          使い方や操作方法を具体的にご紹介した上で、一緒に使える便利機能やメリット、利用時の注意点も解説するので、導入後にパーク保留を最大限活用したい方は必見です。

          この記事のもくじ

            スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

            クラウドPBXとは?

            ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

            クラウドPBXとは、従来ではオフィスに設置する「主装置」をクラウド上に設置し、場所に縛られずスマホやPCで通話を可能にするサービスです。

            インターネット環境があればどこでもビジネスフォンと同様の機能を利用でき、社員同士の内線通話や、会社番号を使った外線の発着信が可能。

            従来のビジネスフォンだとオフィス外では電話応対ができませんでしたが、クラウドPBXなら場所を問わずいつでも会社の電話が使えるため、業務効率の向上につながります。

            【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

            クラウドPBXの「パーク保留」機能とは

            クラウドPBXの「パーク保留」機能の内容をご紹介していきます。

            パーク保留についてなじみのない方にも理解していただけるように、基本的なポイントを分かりやすくお伝えします。

            パーク保留とは?

            パーク保留機能を使っているイメージ画像

            「パーク保留」とは、電話機に設定された「パーク1」「パーク2」と記されたボタンを押すことで、すべての電話機にその保留中の通話を共有できる機能です。

            誰に取り次げばよいか分からない場合など、一旦通話をパークに置いて周囲に「○○の件でパーク○番に電話です」と伝えると、担当者がパーク○番を押し、取り次ぐことができます。

            また外線ボタンに保留するのではなく、パーク保留ボタンに保留することで、外線ボタンの配置が違う部署などに取り次ぎを行う際にも活用できます。

            たとえば、営業部で受電した外線を総務部に取り次ぎしたい場合、パーク保留をすればスムーズに通話を取り次ぐことができます。

            クラウドPBXでパーク保留を使うことは可能!

            クラウドPBXでパーク保留機能を使っているイメージ画像

            クラウドPBXでも、一般的に従来のビジネスフォンと同様に「パーク保留」機能を使うことができます。

            ただし、クラウドPBXのサービスによってはパーク保留が使えない可能性もあるため、導入前に使えるかどうかの確認が必要です。

            また中には、実際にクラウドPBXのパーク保留機能を試せる「無料トライアル」を実施している提供会社もあるので、積極的に活用しましょう。

            「パーク保留」と「自己保留」との違い

            保留機能は、大きく分けて「自己保留」と「パーク保留」の2つ。

            まず「自己保留」は一般的な保留機能で、着信を受けた人が保留ボタンを押し、解除後、保留した電話機で引き続き通話をする機能です。

            一方「パーク保留」は、保留ボタンを押すことで、保留した電話機以外でも応答が可能になる機能。

            保留解除後にその電話機でしか使えないのが「自己保留」で、それ以外の電話機で使えるため他の社員に簡単に取次ぎができるのが「パーク保留」です。

            また従来のビジネスフォンの場合は同一のオフィス内でしか使えませんが、クラウドPBXなら外出や出張中の社員にもパーク保留で電話を取り次げます。

            クラウドPBXでのパーク保留の使い方

            では次に、クラウドPBXのパーク保留の使い方を具体的に解説しています。

            基本的な流れや、スマホの端末操作、パーク保留と一緒に使える便利機能など順を追って解説していきます。

            パーク保留使い方①基本的な流れ

            パーク保留の基本的な流れを解説します。

            1. 電話がかかってきたら、電話機に設定された「パーク1」「パーク2」のパーク保留ボタンを押す
            2. ボタンを押すと保留状態になり、通話相手に保留音が流れる
            3. 内線で取り次ぎたい担当者につなぎ、パーク番号を伝える
            4. 担当者がそのパーク番号を押し、通話を再開できる

            パーク保留の使い方②スマホの端末操作

            スマホでの端末操作を解説していきます。

              ■iPhoneのパーク保留の操作方法

            1. 通話中にパーク保留ボタンをタップする
            2. パーク保留ボタンが画面に現れる
            3. 1~6の数字のボタンで任意の数字を押す
            4. 押した数字のボタンが保留中となり、通話相手には保留音が聞こえる
              ■Androidのパーク保留の操作方法

            1. 通話中にパーク保留ボタンをタップする
            2. iPhoneと同様、画面にパーク保留ボタンが現れる
            3. 1~6のいずれかのボタンを押す
            4. 通話がパーク保留され、通話相手には保留音が聞こえる

            取り次ぎを行う際には、相手にパーク番号を伝えて完了です。

            クラウドPBXでのパーク保留のメリット

            次に、クラウドPBXで「パーク保留」機能を使うメリットを3つご紹介します。

            パーク保留を使うのに、従来のビジネスフォンとクラウドPBXとではどのような違いがあるのか比較しているので、ぜひ参考にしてください。

            通話料無料で外線を取り次げる

            クラウドPBXでパーク保留を使うメリットは、通話料無料で社外にいる担当者に電話を取り次げることです。

            従来型のビジネスフォンであれば、社外にいる社員に外線を取り次ぐ際には、一旦折り返し連絡をすることが必要でした。

            クラウドPBXでのパーク保留では、社内・社外問わずクラウド上で回線が繋がっているので、パーク保留ボタンを押して社外の社員に取り次ぐことができます。

            電話相手を待たせることなくスムーズに取り次げるだけではなく、取り次ぐ際の通話料は無料なので、コスト面でも大きなメリットのある機能といえるでしょう。

            ビジネスの機会ロスを防げる

            クラウドPBXでパーク保留機能を使えば、外出している担当者にスムーズに電話を取り次げるためビジネスの機会ロスを防げることもメリットです。

            従来のビジネスフォンだと、担当者が不在の場合、一旦要件を聞いた上で担当者に連絡し、担当者から再度相手に折り返すという手間がかかっていました。

            顧客や取引先からすると、すぐに連絡を取りたいのに折り返しを待つという手間が増え、マイナスの印象を与えかねません。

            またそのタイミングで電話を受けられないということは、ビジネスの機会を逃してしまう可能性もあるでしょう。

            しかしクラウドPBXでパーク保留機能を使えば、これまで以上に取り次ぎがしやすくなり、営業活動にも役立ちます。

            顧客満足度を高められる

            顧客満足度を高められることも、クラウドPBXでのパーク保留のメリットのひとつです。

            社内から社外にいる社員へ取り次ぐ際でもパーク保留機能が使えることで、顧客を待たせずにすみ、サービスの向上に繋げることができます。

            顧客からすると折り返しの電話対応の手間や、すぐに回答が得られないことに対するストレスが減り、その企業への信頼にも繋がるといえます。

            クラウドPBXにてパーク保留を利用する際の注意点

            クラウドPBXにてパーク保留を利用する際の注意点をまとめました。

            クラウドPBXには多くのサービスがあり、それぞれ提供している機能や操作感が異なります。

            導入を検討する際に、事前に確認しておくべき注意点をチェックしましょう。

            スマホでの利用可否や操作性の確認が必要

            1つ目の注意点は、スマホでの利用可否や操作性の確認が必要ということです。

            従来のビジネスフォンに慣れている中高年層にとっては、クラウドPBXが使いにくいということもしばしばあります。

            通話業務が多い業種などにおいては、操作性のしづらさによって逆に顧客を待たせてしまうケースも。

            導入を検討される会社の特性にあったサービスを選ぶことが、クラウドPBXの導入の注意点といえます。

            電波状況やクラウドPBXの品質も重要

            2つ目の注意点として、電波状況やクラウドPBXの品質も重要といえます。

            クラウドPBXでパーク保留をして取り次ぐ際に音質が悪かったり、通話が途切れてしまってはクライアントもユーザーも不満に思うでしょう。

            テレワークのような自宅で作業する場合は、ネットワーク環境によっては音質や安定性に影響を及ぼす可能性もあります。

            そういった失敗を回避するために、利用するユーザーのネットワーク環境を事前に確認しておくなどの対応が必要といえます。

            また音声品質は、クラウドPBXサービスを提供するベンダー側の問題で低下することも。

            導入して失敗や損をすることのないよう、実際にトライアルなどを利用して使用感を試すことも大切です。

            まとめ

            この記事では、クラウドPBXのパーク保留の使い方や活用法を解説しました。

            テレワーク推進や、業務効率化を図ることはもちろん、いざというときにテレワークを意識していない会社様でも、災害などがあった際にすぐに対応できるクラウドPBXの導入検討は価値があるのではないでしょうか。

            なお、弊社ではクラウドPBX『OFFICE PHONE』の無料トライアルを実施しております。

            『OFFICE PHONE』なら高品質・低価格でクラウドPBXをご利用いただけます。

            この記事でご紹介した「パーク保留機能」や「音質」などをひととおり試していただけるため、導入を検討される際には、ぜひご活用ください。

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            スマホ利用型ビジネスフォンとは?特徴・種類・活躍シーンを徹底解説 https://www.smelis.com/cloud-pbx/smartphone-utilize-businessphone/ https://www.smelis.com/cloud-pbx/smartphone-utilize-businessphone/#respond Tue, 20 Dec 2022 02:49:44 +0000 https://www.smelis.com/?p=1301 スマホ利用型のビジネスフォン(クラウドPBX)を導入すれば、スタッフの自宅や外出先など場所を問わずに外線と内線を利用できます。

            しかも、電話機本体や配線工事を必要としないため、導入の手間やコストの面でも大きなメリットがあります。

            ビジネスフォンの機能がスマホで使えるクラウドPBXは、テレワークをはじめとした新しい働き方に最適です。

            実際、コロナ禍をきっかけにスマホ利用型ビジネスフォンの需要は急拡大しています。

            本記事では、スマホ利用型ビジネスフォンのメリットや導入のポイントを改めて解説しています。

            この記事のもくじ

              スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

              スマホ利用型ビジネスフォンとは?

              ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

              スマホ利用型ビジネスフォン」とは、名前のとおり、スマホをビジネスフォン子機のように活用できる電話サービスです。

              スマホ利用型ビジネスフォンは、昔ながらのビジネスフォンでありがちな不便を解消してくれます。

              これまでのビジネスフォンでは、オフィスに「PBX(主装置)」という内線・外線を制御する交換機を設置し、かつ卓上の電話機を使って発着信をします。

              PBXとは

              問題なのは、主装置と電話機を有線接続しなければならないため、オフィス内でしか使用できないことです。

              つまり外出中の社員は、内線通話や会社番号を使った外線の発着信はできません。

              オフィス内の社員と連絡を取るには、社用携帯や個人の携帯で通常の外線をかける必要があります。

              また顧客や取引先に会社代表番号で外線をかけるには、オフィスに戻らなければなりません。

              一方スマホ利用型ビジネスフォンを導入すると、スマホをビジネスフォンのように使うこと(スマホの内線化)が可能です。

              昔ながらのビジネスフォンのように場所の制限を受けないため、以下のことが問題なくできます。

              • 外出中の社員と無料で内線通話できる
              • どこにいても顧客や取引先に会社代表番号で外線をかけられる
              • 外出中の担当者にかかってきた外線を保留転送できる

              このようにスマホ利用型ビジネスフォンでは、どこにいてもスマホをビジネスフォン代わりに使えます。

              テレワークや在宅勤務など働き方の多様化が進んでいるなかで、場所の制限を受けないスマホ利用型ビジネスフォンはますます注目されています。

              スマホ内線化の仕組み

              スマホの内線化とは、内線・外線・転送などのビジネスフォンならでの機能をスマホでも利用できるようにする技術です。

              ビジネスフォンは電話線に接続して利用しますが、スマホ内線化の場合はインターネット回線を介して利用する、という仕組みです。

              具体的に、スマホの内線化を実現する方法は次の3つです。(後に詳しくご紹介します)

              1. IP-PBXを利用する
              2. クラウドPBXを利用する
              3. FMCサービスを利用する

              それぞれの方法について1つずつ詳しくみていきましょう。

              IP-PBXを利用する

              IP-PBX」は、オフィスにPBXを設置した上で、電話線ではなくIPネットワークを介して通信を行います。

              インターネットと同じ仕組みで情報をやり取りするため、専用の電話機(SIPフォン)だけではなく、パソコンやスマホとも連携しやすいのが特長です。

              クラウドPBXを利用する

              クラウドPBX」は、IP-PBXをクラウド上で利用できるようにしたものです。

              PBXはクラウドのサーバー上にあるため、自社に設置する必要がありません。

              メンテナンスなどに手間やコストがかからず、気軽に運用できるのがメリットです。

              FMCサービスを利用する

              FMC」は、固定電話・携帯電話の融合を指し、携帯電話を内線化するサービスです。

              通信キャリアが提供しており、固定電話と携帯電話のキャリアを統合できる点が大きな特徴です。

              キャリアを1社に統一するということは、逆に言うと個人所有のスマホを仕事に使う「BYOD」には向いていない点に注意しましょう。

              3タイプのうちクラウドPBXの仕組みについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

              【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

              スマホ利用型ビジネスフォンの4つの特徴

              スマホ利用型ビジネスフォンには、以下のような特徴があります。

              1. 業務効率の向上
              2. コミュニケーション不足の解消
              3. 通信コストの削減
              4. 社員の満足度アップ

              これらの特徴は、後述する3つのスマホ利用型ビジネスフォンタイプに共通するものです。

              それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

              業務効率の向上

              スマホ利用型ビジネスフォンは、業務効率の向上に役立ちます。

              スマホを内線化できるため、電話がかかってきた際に外出先からわざわざオフィスに戻る必要がなく、その場で会社番号で発着信できます。

              顧客や取引先から外出先の担当者に電話がかかってきたときには、そのまま担当者に電話を取次ぐことも可能です。

              不在の旨を伝えたり、担当者に連絡して折り返しの電話をお願いしたりする必要はありません。

              このように通話業務がスムーズに行え、余計な労力や時間を軽減できます。

              コミュニケーション不足の解消

              スマホ利用型ビジネスフォンを導入すると、コミュニケーション不足を解消できます。

              社員間同士がテレワークなどで別々の場所にいる場合、気軽に連絡を取ることができなければ、コミュニケーション不足により業務にも支障が出る可能性があります。

              たとえばオフィスにいる社員がテレワーク中の社員に電話をかけたいとき、外線だと通話料が発生するため、気軽には連絡を取ることができません。

              しかしスマホを内線化していれば、社員がどこにいてもすぐに無料で内線通話ができるため、テレワークや在宅勤務のスタッフと気軽にコミュニケーションを取れます。

              通信コストの削減

              スマホ利用型ビジネスフォンでは、以下の理由から通信コストの削減につながります。

              • 無料で内線通話できる
              • スマホから折り返しをせずに着信を受け取れる

              電話の受発信が多い企業にとって、コストカットをするのにスマホ利用型ビジネスフォンはうってつけです。

              社員の満足度アップ

              スマホ利用型ビジネスフォン導入により、社員の満足度アップを期待できます。

              オフィスに無料の内線通話をかけられるため、外出中や自宅から架電するときに、自分で通話料を負担する必要がありません。

              またビジネス通話を、専用アプリや社用携帯などを使うことで一括請求できるため、経理に精算をしなくても自動的に通話料請求が完了します。

              スマホ利用型ビジネスフォンの種類は3つ!メリット・デメリット解説

              スマホ利用型ビジネスフォンには、以下の3種類が存在します。

              1. クラウドPBX
              2. IP-PBX
              3. FMC

              これら3タイプはいずれもスマホの内線化ができる点では共通していますが、細かな仕組みやメリット・デメリットは異なります。

              それぞれの詳細を解説します。

              今注目の【クラウドPBX】

              クラウドPBXとは

              クラウドPBX」とは、クラウド上にあるPBXを利用してスマホの内線化をする電話サービスです。

              先述のとおり、昔ながらのビジネスフォンではオフィス内にPBX(主装置)を設置し、そこに電話機を電話回線で有線接続します。

              それに対してクラウドPBXでは、オフィス内にPBXを必要とせず、クラウド上にあるPBXを利用します。

              クラウド上のPBXとスマホは、Wi-FiであれLTE(モバイル回線)であれ、インターネットを介して接続可能です。
              ※スマホ以外にもインターネットに接続できるさまざまな端末を利用可能。

              そのためオフィスの外にいても、スマホがインターネットにつながりさえすれば、ビジネスフォン子機のような使い方ができます。

              なおクラウドPBXには、専用アダプターを設置するタイプと設置しないタイプの2種類があります。

              両者の特徴については以下の記事で解説しています。

              クラウド型電話機(クラウドPBX)とは?仕組みと利用価値を解説

              メリット

              クラウドPBXのメリットはさまざまですが、代表的なのは以下の2点です。

              • 導入が早い
              • コストが安い

              クラウドPBXは、オフィス内での大がかりな設置工事や配線工事などを必要としません。

              専用アダプターを設置するくらいで、設定自体は非常にスピーディーです。
              ※設置しないタイプのクラウドPBXもあります。

              OFFICE PHONE』のように、サービスによっては即日導入可能なほど導入が早いです。

              また導入コストについてですが、PBXなど大きな設備投資をする必要がなく、社員のスマホを使えば電話機の購入も必要ありません。

              そのため、新しくオフィスを開設する場合や、新たにテレワークを導入する場合などに便利です。

              デメリット

              クラウドPBXのデメリットは以下のとおりです。

              • 電波状況によっては音質が下がる
              • 固定費用がかかる

              クラウドPBXではインターネットを使って通話します。

              そのためインターネットの通信状況が悪いと、データのやり取りがスムーズにいかず、音質が下がるケースがあります。

              またクラウドPBXの利用には、月額利用料金がかかるのが特徴です。

              サービス提供者により料金体系は異なりますが、使う回線の数やオプション機能の有無などにより、数千円以上の運用コストがかかります。

              オフィス内にPBX設置する昔ながらの電話システムでは月額利用料金がかかりません。

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              既存ビジネスフォンと連携【IP-PBX】

              IP-PBXの仕組みを表した画像

              IP-PBX」とは、昔ながらのビジネスフォンにスマホ内線化機能を付けたタイプです。

              繰り返しになりますが、昔ながらのビジネスフォンではオフィス内にPBX(主装置)を設置し、各電話機を電話回線で接続します。

              従来型スマホ利用型ビジネスフォンも、オフィス内にPBXを設置する点では同じです。

              しかし各電話機とは、電話線ではなくLANケーブルで接続します。

              クラウドPBXと同じく、インターネットにつながりさえすれば、どこでもスマホをビジネスフォン子機として使用可能です。

              昔ながらのビジネスフォンが電話回線であるのに対し、従来型スマホ利用型ビジネスフォンはインターネット回線を使うゆえに、クラウドPBXと同じ使い方ができます。

              従来型スマホ利用型ビジネスフォンとクラウドPBXの違いは、PBXがオフィス内にあるかクラウド上にあるかです。

              少しややこしいため、ここまでご紹介したシステムの違いを下表にまとめました。

              従来のビジネスフォン クラウドPBX IP-PBX
              使用回線 電話回線 インターネット回線
              PBX オフィス内 クラウド上 オフィス内
              外出中社員との内線 ×
              外出先から会社番号による外線 ×
              月額利用料金 不要 必要 必要
              メリット

              IP-PBXのメリットには、以下のものがあります。

              • すでにインターネット回線が構築されている場合は導入が楽
              • 月額利用料がかからない

              インターネット回線を利用して通信網を構築するため、すでにインターネット設備がある場合には導入ハードルが低めです。

              またオフィス内に自前のPBXを設置するため、クラウドPBXと異なり、月額利用料はかかりません。

              デメリット

              IP-PBXのデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

              • 電波状況によっては音質が下がる(クラウドPBXと同様)
              • 社内にPBXを設置しなくてはならないためイニシャルコストが高くなる

              クラウドPBXと仕組みは似ていますが、IP-PBXではオフィス内に機器を設置します。
              機器の値段はモノによりピンキリですが、クラウドPBXと比較すると高い傾向にあります。

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              FMC(Fixed-Mobile Convergence)」は、固定電話と携帯電話の通信を一本化する電話システムです。

              通常、固定電話と携帯電話は別々の契約・回線で利用します。
              たとえば「固定回線はNTT、携帯電話はソフトバンク」という感じです。

              それに対してFMCでは、固定電話と携帯電話の垣根を取り払い、固定電話回線網と携帯電話回線網を連携させます。

              これにより、「docomoの法人携帯のみで発着信・転送を好きな場所で行う」など、スマホの内線化が可能です。

              FMCは大手携帯キャリアも提供していて、代表的なサービスには以下のものがあります。

              • docomo:オフィスリンク
              • au:KDDIビジネスコールダイレクト
              • SoftBank:ConnecTalk(コネクトーク)
              メリット

              FMCならではのメリットは、経理や総務の手続きを簡略化できることです。

              固定電話や携帯電話・インターネット回線の請求や手続きを一本化できるため、事務工数を軽減できます。

              「固定電話料金はNTTに支払い、携帯料金はdocomoに支払い…」など、バラバラに手続きする必要がなく、負担がやわらぎます。

              デメリット

              FMCのデメリットは以下の点です。

              • 電話回線業者を一本化しなくてはならない(docomoだけ、など)

              現在複数の携帯キャリアと契約している場合、原則的にキャリアを統一する必要があります。

              ほかのキャリアの契約解除が求められるため、手間がかかるほか、契約違約金を払う恐れもあるでしょう。

              スマホ利用型ビジネスフォンが活躍するシーン

              スマホ型ビジネスフォンが活躍するシーンはさまざまあります。
              とくに以下のシーンでの利用価値が高いです。

              1. テレワークスタッフと気軽にコミュニケーションをとりたいときに!
              2. 外出中の社員に電話をつなぎたいときに!
              3. リアルタイムでの電話応答が求められるときに!

              それぞれのシーンについて詳しく解説します。

              テレワークスタッフと気軽にコミュニケーションをとりたいときに!

              スマホ利用型ビジネスフォンは、テレワークでの利便性が高い電話システムです。

              自宅であれカフェであれ、どこにいる社員とも内線通話ができます。

              オフィスにいる社員や外出中の社員は、通話料を気にせずテレワークスタッフに電話をかけられるため、円滑なコミュニケーションが可能です。

              外出中の社員に電話をつなぎたいときに!

              スマホ利用型ビジネスフォンは、外出中の社員に電話を転送する際にも活躍します。

              外出中の社員のスマホとオフィスの電話機が内線でつながっているようなイメージで、オフィスにかかってくる外線をダイレクトに取次ぎ可能です。

              取次ぎをする社員は転送手続きをするのみで、折り返し電話の処理をしなくて済みます。

              電話を受ける担当者は、相手とすぐに業務について話せるため、業務を効率的に進められます。

              また電話をかけた相手は、用件のある担当者とすぐに通話できるため、顧客満足度アップにもつながるでしょう。

              リアルタイムでの電話応答が求められるときに!

              スマホ利用型ビジネスフォンは、リアルタイムでの電話応答を可能にします。

              テレワーク促進とも関係する点ですが、スマホ内線化により場所の制約なく内線通話ができるため、社員間の連絡がスピーディーに行えます。

              外出や移動の多いスタッフにもすぐに連絡を取れるため、各種業務対応がスムーズに進むはずです。

              スマホ利用型ビジネスフォンを検討中ならプロに無料相談しよう

              ここまでご紹介したように、スマホ利用型ビジネスフォンにはいろいろな種類があり、その仕組みやサービスはさまざまです。

              この記事では3種類のスマホ利用型ビジネスフォンについて解説しましたが、細かな点を見ていくと、必ずしも3種類に分けられるわけではありません。

              似たようなサービスが多々あり、実際のところ境界線はあいまいです。

              たとえば、FMCのサービスを展開している携帯キャリアは、サービスを拡充してクラウド技術も取り入れ始めています。

              これにより、固定電話と携帯電話の一本化に必要だったPBXが必要なくなり、クラウドPBXとの差別化が不明瞭になっています。

              またFMCとクラウドPBXの併用や、昔ながらのビジネスフォンとクラウドPBXの併用など、異なるサービスをかけ合わせることも可能です。

              このように電話サービスをめぐる環境は刻一刻と変化しているため、すべてを把握するのは簡単ではありません。

              そのため、電話コストのカットや業務効率化をスムーズに進めたい企業は、各種通信サービスに精通したプロに無料相談するのが賢明です。

              まとめ

              スマホ利用型ビジネスフォン」とは、スマホをビジネスフォン子機のように活用できる電話サービスです。

              スマホを内線化することで、場所の制約なくスムーズな電話の受発信ができます。

              オフィスにいる社員とであれ外出中の社員とであれ、スムーズな無料内線通話ができ、社内のコミュニケーション改善にも役立ちます。

              社内の電話環境をより便利なものにしたい方は、スマホ利用型ビジネスフォンの導入を検討されてはいかがでしょうか?

              もしクラウドPBXの導入に興味がおありなら、ぜひ弊社『OFFICE 110』が提供する『OFFICE PHONE』もご検討ください。

              OFFICE PHONEは国内最高レベルの品質をほこるほか、2万社以上の累計導入実績を持つクラウドPBXです。

              従来のビジネスフォンで使える機能をカバーしているほか、業務効率化を推進する便利機能を数多く備えています。

              しかも導入コストは無料で、月額利用料も業界最安級です。

              無料トライアルを実施しているため、「導入を決定する前に使い勝手を試してみたい」という声にもお応えできます。

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              このような場合にも、気軽に無料相談を承ります。

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              『OFFICE PHONE』公式サイト

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              https://www.smelis.com/cloud-pbx/smartphone-utilize-businessphone/feed/ 0
              クラウド型電話機とは?図解でわかる仕組み・種類・メリット https://www.smelis.com/cloud-pbx/cloud-based-phone/ https://www.smelis.com/cloud-pbx/cloud-based-phone/#respond Wed, 14 Dec 2022 08:49:32 +0000 https://www.smelis.com/?p=1297
              • 「オフィスの外でも会社電話の応対ができれば便利なのに…」
              • 「外回り中や出張中の社員に、簡単に電話を取り次ぎたい」

              このような悩みを抱える企業には、「クラウド型電話機(クラウドPBX)」がおすすめです。

              クラウド型電話機を使えばスマホを「ビジネスフォン化」できるため、ネット環境さえあれば場所を問わず会社電話の応答が可能となります。

              そこで本記事では、クラウド型電話機の仕組みや実現すること、注意点について詳しくご紹介。

              通信コストの削減電話業務の効率化を目指している企業様は、ぜひ最後までご覧ください。

              この記事のもくじ

                スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

                クラウド型電話機(クラウドPBX)とは?

                「クラウド型電話機(クラウドPBX)」の便利なサービスについてご紹介する前に、まずはクラウド型電話機の基本情報を解説していきます。

                仕組みや従来のビジネスフォンとの違いを知れば、より具体的にサービス内容を理解できるでしょう。

                クラウド型電話機の概要と仕組み

                PBXとは

                まず「クラウド型電話機(クラウドPBX)」とは、インターネットを使った電話システムです。(以下「クラウド型電話機」と記載。)

                従来のビジネスフォンの場合、複数の電話機をコントロールするためには「PBX(主装置)」をオフィス内に設置し、電話機と有線接続する必要がありました。

                つまりオフィスにいなければ、会社番号での発着信や内線通話ができません。

                一方クラウド型電話機は、PBXをクラウド上に設置するようなイメージですので、ネット環境さえあればオフィスの外でも会社電話の応対が可能。

                さらに電話機のほかにスマホやパソコン、タブレットでも代表番号を使って通話できるため、テレワークなどの柔軟な働き方に最適です。

                まずクラウドPBXの基礎知識が知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。

                【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

                クラウド型電話機ならスマホを「ビジネスフォン化」できる

                クラウド型電話機のシステムでは、スマホを「ビジネスフォン化」できます。

                オフィスにいなくてもスマホをインターネットに接続さえすれば、オフィスにある電話機のように使うことができます。

                このおかげで、従来の電話システムでは不可能だったことが可能になります。

                (例1)オフィスにいる社員Bが外出中の社員Aに電話をかけたいとき

                • 従来の電話機
                  社員Bが社員Aのスマホに外線をかける。(通話料が発生する)
                • クラウド型電話機
                  社員Bが社員Aのスマホに無料で内線通話ができる。

                (例2)顧客が社員Aに用件があって会社に電話をかけたが、社員Aが外出中の場合

                • 従来の電話機
                  電話を取った社員Bが「Aは外出中」と伝え、社員Aに連絡して折り返し顧客に電話させる。
                • クラウド型電話機
                  社員Bがそのまま社員Aに電話を保留転送できる。

                (例3)外出中の社員Aが取引先へ外線をかける場合

                • 従来の電話機
                  スマホから取引先に外線をかける。携帯番号が相手に表示される。
                • クラウド型電話機
                  個人のスマホから会社の電話番号で発信できる。

                このように、クラウド型電話機を導入すればコストを削減できる上に、場所を問わず柔軟に電話応対が可能になります。

                法人はもちろん、外出や出張の多い個人事業主の方にもおすすめです。

                なおクラウド型電話機では、スマホ以外にも以下の端末を使用できます。

                • 卓上電話機(SIPフォン)
                • USBフォン
                • パソコン
                • タブレット

                外出先ではスマホやタブレットを使い、オフィスにいるときは卓上電話機やパソコンを使うなど、状況に応じた使い方ができるため便利です。

                クラウド型電話機は大きく分けて2種類

                クラウド型電話機は、大きく以下の2種類に分けられます。

                • 機器設置型
                  VoIPゲートウェイをオフィスに設置するタイプ
                • 完全クラウド型
                  VoIPゲートウェイ不要で、クラウド上のサービスのみ使用するタイプ

                「VoIPゲートウェイ」・・・電話回線とインターネットを中継する機器

                どちらのタイプでも、クラウド上のPBXを使うことに変わりありませんが、機器の有無が異なります。

                機器設置型では、オフィスに引かれた電話回線とVoIPゲートウェイを接続した上で、インターネットを利用し、声などの音声をデータにして相手に伝えます。

                一方、完全クラウド型では電話回線が不要でインターネットに接続すれば使えます。

                両者の細かな特徴や相違点について見ていきましょう。

                機器設置型|クラウド型電話機導入のポイント

                機器設置型|クラウド型電話機導入のポイント

                まずはじめに、前述の機器を設置するタイプのクラウド型電話機について解説。

                導入費用や維持費用・メリット・注意点などをご紹介します。

                導入費用・維持費用

                機器設置型の大まかな費用相場は以下のとおりです。

                ■導入費用

                • 初期設定費用:1~5万円前後
                • VoIPゲートウェイ(拠点ごと):10万円~

                ■維持費用

                • クラウドPBX月額利用料金:1,000~3,000円/回線
                • オプション機能:無料~5,000円
                • 通話料金:
                  (固定電話へ)距離にかかわらず8円前後/3分
                  (携帯電話へ)16円前後/1分

                維持費用には別途、通信業者の基本使用料(NTTの電話回線料金など)や、インターネット回線料金などがかかります。

                特徴・強み

                機器設置型は、NTTをはじめとする通信業者の電話回線を使います。
                そのため信頼性や音質の高い通話が可能です。

                また既に会社で固定電話番号を引いている場合、現在使用している電話番号の引き継ぎができる可能性が高いため、番号が変わる心配もありません。

                さらに機能面については、基本的に従来のビジネスフォンで利用できる機能はすべて使用できます。

                従来のビジネスフォンシステムで高額な費用がかかっていた機能も、定額のオプション費用で利用可能です。

                注意点

                機器設置型の注意点としては、以下の点が挙げられます。

                • 通信業者の基本使用料とVoIPゲートウェイの導入費用がかかる
                • 光回線を引いていない場合には、光回線の導入が必要になる

                電話回線を活用する分、完全クラウド型に比べて別途費用がかかります。

                こんな方におすすめ

                機器設置型のクラウド型電話機は、以下の方におすすめです。

                • 既存の会社電話番号を利用して、クラウド型電話機を使用したい
                • 品質の優れたクラウド型電話機を使用したい

                後述する完全クラウド型の場合、一部例外を除き、基本的に現在の会社番号は引き継ぐことができません。

                今の電話番号が使えなくなると困る場合は、機器設置型の方がベターです。

                完全クラウド型|クラウド型電話機導入のポイント

                完全クラウド型|クラウド型電話機導入のポイント

                続いて完全クラウド型の、クラウド型電話機について解説します。

                費用やメリット・注意点が機器設置型とは異なるため、自社ニーズと照らし合わせつつ、参照してください。

                3-1. 導入費用・維持費用

                完全クラウド型の大まかな費用相場は以下のとおりです。

                ■導入費用

                  • 初期設定費用:1~5万円前後
                  • クラウドPBX月額利用料金:1,000~3,000円/回線
                  • オプション機能:無料~5,000円
                  • 通話料金:

                (電話へ)距離にかかわらず8円前後/3分
                (携帯電話へ)16円前後/1分

                維持費用には別途インターネット回線料金などがかかりますが、機器設置型と異なり「VoIPゲートウェイ」の導入費用は発生しません。

                特徴・強み

                完全クラウド型では、電話回線の整備やVoIPゲートウェイなどの機器設置が不要なため手軽に導入できます。

                そのためVoIPゲートウェイ導入費用や通信業者の月額使用料金を大幅に削減することが可能です。

                また一般的に初期費用がかからないサービスも多いため、導入コストを抑えたい場合におすすめです。

                注意点

                完全クラウド型の注意点としては、以下の3つが挙げられます。

                • 基本的に既存の会社電話番号を引き継げない
                • 実績がわずかな販売業者が少なくない
                • 機能やサービスの品質が千差万別

                電話回線とインターネット回線を中継しないため、既存の電話番号をそのまま使えない点が大きなデメリットと言えるでしょう。

                こんな方におすすめ

                完全クラウド型は、こんな方におすすめです。

                • 初期費用を安く抑えたい
                • 設置工事などに時間をかけず早く導入したい

                既存の会社電話番号を引き継ぐ必要がない場合(外線利用がそれほど多くない場合など)、完全クラウド型なら低コストで導入できるためおすすめです。

                クラウド型電話機(クラウドPBX)のメリット

                クラウド型電話機(機器設置型と完全クラウド型の両方を含む)には、数多くのメリットがあります。

                • 外にいる社員と無料の内線通話ができる
                • 外出先から会社番号で外線をかけられる
                • 担当者がどこにいても電話取次ぎができる
                • 外線通話料を削減できる
                • ビジネス通話の精算が楽になる
                • 専用アプリの機能で業務効率化を進められる
                • 勤怠管理システムやグループウェア機能でテレワークを促進できる
                • 災害など万が一の際のBCP対策になる

                それぞれ詳しく解説していきます。

                外にいる社員と無料の内線通話ができる

                クラウド型電話機では、外出中の社員と無料内線通話ができます。

                先述のとおりインターネット環境があれば、社員のスマホやタブレットをオフィスにある電話機のように使えます。

                従来のビジネスフォンシステムでは、外出中の社員と話す場合、わざわざ社員のスマホへ外線をかけなければなりません。
                この場合携帯への通話だと、割高な通話料がかかってしまうでしょう。

                通話アプリを使って無料でかける方法もありますが、スマホやタブレットなどアプリを使える端末から架電する場合に限られます。

                クラウド型電話機では場所に関係なくスマホが「ビジネスフォン化」するため、社内通話料金を安く抑えられます。

                外出先から会社番号で外線をかけられる

                クラウド型電話機は、外出先から会社の代表番号を使って外線をかけられます。

                スマホやタブレットなどが「ビジネスフォン化」するため、オフィスにある電話機を使うのと同じように外線の受発信ができるからです。

                さらに便利なだけでなく会社番号で架電すると、顧客や取引先からの信頼が得られやすい点もメリットです。

                従来のビジネスフォンの場合、会社番号で相手にかけるにはオフィスに戻る必要がありました。

                それが面倒な場合はスマホから携帯番号で電話をかけることもできますが、やはり携帯番号だと信頼感に欠けてしまいます。

                また社用携帯ではなく個人の携帯からかける場合、プライベート番号を使うことになり、それを嫌う社員も出てくることでしょう。

                クラウド型電話機はこの点、どこからでも会社の代表番号で架電できるため便利です。

                担当者がどこにいても電話取次ぎができる

                クラウド型電話機だと、担当者の居場所に関係なくスムーズな電話取次ぎができます。

                外出中の社員のスマホが内線でつながっているような感覚で、オフィスで受けた外線をそのまま外出中の担当者へ取次ぐことが可能です。

                従来のビジネスフォンだと、担当者がオフィスにいない場合は取次ぎが面倒でした。

                折り返し担当者から電話をさせるといった無駄な手間がかかり、顧客や取引先を待たせることになります。

                転送サービスを使えば取次ぎは可能ですが、転送料金がかかるため良い方法とは言えません。

                一方クラウド型電話機なら、外にいる担当者に無料で保留転送できるためリーズナブルです。

                また顧客や取引先を待たせずに担当者へつなげられるため、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

                外線通話料を削減できる

                クラウド型電話機を設置すれば、外線通話料を削減できます。

                クラウド型電話機はインターネット回線で発着信を行うため、距離に関係なく通話料金が一定です。

                一方、NTTの従来の固定電話で外線をかける場合、通話相手の距離によっては多額の費用がかかる場合があります。

                ■クラウド型電話機の外線通話料金

                • 固定電話へ:距離にかかわらず8円前後/3分
                • 携帯電話へ:16円前後/1分

                ■外線通話料金(NTTの加入電話の場合)

                • 固定電話へ(昼間・税込):9.35円/3分(県内区域内)、44円/45秒(県内60km~)、22円/90秒(県外隣接~20km)、88円/22.5秒(100km~)
                • 携帯電話へ:17.6円/1分

                外線をかけることが多い企業であれば、クラウド型電話機を使うことで通信コストを節約できます。

                ビジネス通話の精算が楽になる

                クラウド型電話機は、ビジネス通話の精算を簡単にできます。

                通常、専用アプリで通話やその他機能を使います。

                社員個人のスマホを使う場合でも、ビジネスに関する通話を専用アプリから行うことで、プライベートの通話と混同するのを避けられます。

                専用アプリを使用しない従来のやり方の場合、社員個人のスマホを使うとプライベート通話とビジネス通話が混ざってしまいます。

                そうなると、社員がどこに発信したかを1件ずつ調べる必要があり、精算が面倒です。

                クラウド型電話機では、ビジネス通話分だけがまとめて一括請求されるので経理業務の負担軽減になります。

                専用アプリの機能で業務効率化を進められる

                クラウド型電話機だと、専用アプリにある便利機能で業務効率化を図れます。
                便利機能には以下のようなものがあります。

                • 顧客情報表示
                  着信時に顧客情報を画面に自動表示させる機能
                • 録音機能
                  外線通話を録音する機能
                • インターネットFAX
                  スマホやパソコンでFAXを送受信する機能
                • 自動音声応答(IVR)
                  自動音声案内を流し、担当者や担当部署へ直接つなげる機能
                • 名刺管理
                  撮影した名刺をデータ化して共有する機能

                このような機能を使うことで、従来のビジネスフォンにはない業務も行えるようになります。

                勤怠管理システムやグループウェア機能でテレワークを促進できる

                クラウド型電話機だと、勤怠管理システムやグループウェア機能を使ってテレワークを促進できます。

                上記の便利機能に加え、クラウド型電話機には以下の機能も含まれます。

                • クラウド勤怠管理システム
                  タイムカードや勤務報告を行う機能
                • グループウェア機能
                  顧客情報や電話帳などを共有する機能

                これらの機能を利用すると、オフィスだけでなく自宅や外出先での業務をスムーズにできるため、テレワーク推進に役立ちます。

                災害など万が一の際のBCP対策になる

                クラウド型電話機は、災害など万が一の際の「BCP対策」としても使えます。

                自然災害や社会情勢の不安定化が目立つ昨今、企業のBCP対策がいっそう強調されています。

                「BCP対策」・・・緊急事態発生時に被害を最小限に抑えつつ事業を継続させる計画。

                この点クラウド型電話機では、オフィスにいなくても内線や会社の代表番号での外線が可能です。

                地震や台風といった自然災害や、感染症の流行などで事務所に足を運べない状況でも問題なく事業を継続できます。

                クラウド型電話機(クラウドPBX)のデメリット

                クラウド型電話機には以下のようなデメリットも存在します。

                • インターネット環境が悪いと音質が落ちる場合がある
                • オプションを付けると月額費用が高くなる

                それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

                インターネット環境が悪いと音質が落ちる場合がある

                クラウド型電話機では、場合によって音質が落ちてしまうことがあります。

                先述のとおり、クラウド型電話機はインターネットを使うサービスです。
                そのためインターネット環境が悪いと、音質の乱れが生じることがあります。

                ネット速度が遅いと、動画がカクついたりWebページの表示が遅かったりすることがありますが、電話をするときにも悪影響があります。

                ただしネット環境を高速にしたり、音質に定評があるクラウド型電話機のサービスを契約したりすれば対策は可能です。

                オプションを付けると月額費用が高くなる

                クラウド型電話機は、オプション機能を大量に付けると月額費用が高くなってしまいます。

                従来のビジネスフォンシステムとは異なり、クラウド型電話機では月額基本料金が発生します。

                それに加えて便利機能を追加するとオプション料金がかかりますが、その数によってはトータルコストが膨らんでしまうでしょう。

                便利な機能を無料で提供しているベンダーを選んだり、必要のない機能は無理して入れなかったりすることでコストを抑える必要があります。

                まとめ

                「クラウド型電話機(クラウドPBX)」を導入すれば、場所の制限なくスマホやタブレットなどを「ビジネスフォン化」できます。

                社内通話を無料の内線にできたり、どこでも会社の代表番号で外線をかけられたりと、従来の電話システムでは難しかったことが簡単にできます。

                ほかにも多くのメリットがあり、通話コストの削減や電話業務の効率化を図りたい企業におすすめです。

                ただし注意点として、クラウド型電話機導入時には、どのサービスを選択するか慎重に検討する必要があります。

                サービスを提供しているベンダーは数多くあり、料金や音声品質などはそれぞれ異なるからです。

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                https://www.smelis.com/cloud-pbx/cloud-based-phone/feed/ 0
                【クラウドPBX】VoIPゲートウェイとは?基礎知識とメリット解説 https://www.smelis.com/businessphone/voip-gateway/ https://www.smelis.com/businessphone/voip-gateway/#respond Mon, 03 Aug 2020 01:38:22 +0000 https://www.smelis.com/?p=1056 「既存のビジネスフォンとクラウドPBXを併用したい」
                「クラウドPBXが気になるけど、既存のビジネスフォンも残したい」

                これらの要望を叶えるのが、「VoIPゲートウェイ」です。

                VoIPゲートウェイとは、電話の音声信号とインターネット信号とを接続するもののことをいいます。

                簡単にいえば、音声通信である「電話回線」と、インターネット通信である「IP電話・ひかり電話の回線」を併用したいときに必要な機器です。

                この記事では、クラウドPBXのゲートウェイの詳細導入時のメリット・デメリットについて解説します。

                この記事のもくじ

                  スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

                  VoIPゲートウェイとは?

                  「VoIPゲートウェイ」とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?

                  この章では、VoIPゲートウェイの機能や仕組みについて簡単に解説します。

                  VoIPゲートウェイとは電話回線とインターネット回線の中継器

                  VoIPゲートウェイを一言で表すと、「電話回線とインターネット回線の中継器」のことです。

                  仕組みとしては、こちらを設置することで、電話回線のアナログ信号をインターネットのデジタル信号に変換・通信することが可能です。

                  回線に関しては、具体的な名称に言い換えると次のようになります。

                  • 電話回線
                    従来のNTTの電話・ビジネスフォン(アナログ電話)

                  • インターネット回線
                    インターネット光電話・IP電話(電話番号が「050」から始まる電話など)

                  通常会社では、電話回線もしくはインターネット回線のどちらかを利用して、「ビジネスフォン」として利用しています。

                  併用するなら、『IP電話=コールセンター用、従来のビジネスフォン=その他の部署』のように、VoIPゲートウェイがない場合にはそれぞれ別で使用されているはずです。

                  VoIPゲートウェイの3つのメリット

                  企業がVoIPゲートウェイを接続すると、3つのメリットがあります。

                  メリット①IP電話と音声通話を同じグループに設定できる

                  IP電話と従来のビジネスフォンの回線とは、同じグループに設定することができません。

                  例を挙げると、IP電話と音声通話に同じ電話番号を付与したり、IP電話で受けた電話を音声回線の電話機に取次いだりすることはきないということです。

                  しかし、VoIPを接続すると、音声回線とインターネット回線との接続が可能になるため、両者のグループをそれぞれ接続して使用することができます。

                  つまり、IP電話と従来の電話回線を併用して利用することが可能です。

                  メリット②コストの削減につながる

                  インターネット回線を使ったIP電話は、音声回線よりも通話料が安くなります。

                  また、インターネット回線は、距離が遠くなっても全国一律の通話料で利用できるという特徴もあります。

                  音声通信がインターネット通信に変換されるので、通話料が安く抑えられるのです。

                  メリット③VoIPゲートウェイを使うとクラウドPBXとビジネスフォンが接続できる

                  近年、ビジネス界で大注目されているビジネスフォンに、「クラウドPBX」というサービスがあります。

                  クラウドPBXとは?
                  従来のビジネスフォンだと、社内にPBXという交換機を設置することで、内線番号の付与や転送機能などのサービスが利用できるようになります。
                  一方クラウドPBXは、社内にPBXを設置しなくても、インターネットのクラウド上に仮想のPBXにアクセスすることで、どこでもビジネスフォンを利用できるようにしたものです。

                  またクラウドPBXの場合は、従来のビジネスフォンではできなかった以下のことができるようになります。

                  • スマホやPCの内線化(アプリをダウンロードすることで、スマホやPCをビジネスフォンの電話機として利用することが可能に)
                  • 外出先でも、スマホを使って会社にかかってきた電話を受けたり、会社の電話番号で発信したりできる
                  • 離れた場所でも、拠点間や社員同士は無料の内線通話をすることができる
                  • グループウェアや勤怠管理など、クラウドの仕組みを利用したITツールが利用できる

                  以上より、ビジネス界でクラウドPBXが次世代の便利なビジネスフォンで注目を集めています。

                  またVoIPゲートウェイを接続すると、既存のビジネスフォンと新たに契約するクラウドPBXを、同じグループに設定することができます。

                  クラウドPBXにVoIPゲートウェイを使用するメリット

                  VoIPゲートウェイを使い、クラウドPBXと既存のビジネスフォンを接続する際には、以下の2つのメリットを受けることができます。

                  メリット①段階的な導入が可能

                  例えば、満了時期の異なるビジネスフォンを複数台契約しているときや、小規模でクラウドPBXの品質や使用感を確かめてから本格的に導入したいときなど、クラウドPBXを段階的に導入するケースがあります。

                  このような場合、VoIPゲートウェイを利用すれば、一時的に既存のビジネスフォンと併用して、段階的にクラウドPBXに入れ替えることが可能です。

                  メリット②従来のビジネスフォン電話機を廃棄しなくても済む

                  クラウドPBXに完全に入れ替える場合には、従来のビジネスフォン機器は使用できないため、そのまま撤去(リース契約の場合はリース会社に返却)しなければなりません。

                  しかしVoIPゲートウェイを使用すると、既存のビジネスフォンを活かしてクラウドPBXを活用することが可能です。

                  クラウドPBXのSIPフォン(置き型タイプの電話機)に慣れない方も、既存の電話機がそのまま使用できるなら、安心してクラウドPBXを導入することができるでしょう。

                  VoIPゲートウェイを使用する際の注意点・デメリット

                  VoIPゲートウェイには、もちろんデメリットもあります。

                  デメリット①費用がかかる

                  VoIPゲートウェイを導入する場合の注意点としては、費用がかかってしまうことです。

                  VoIPゲートウェイを購入した場合の費用は安いもので10万円程度。

                  設置には専門業者に工事を依頼する必要があり、工事費用は安くとも1万円以上(機種やネットワークの内容・工事業者の料金体系などによって異なる)かかります。

                  またVoIPゲートウェイは、リース契約をすることもできますが、リース契約の場合には月額費用が発生します。

                  デメリット②専門的な工事が必要

                  VoIPゲートウェイは専門性が高いため、設定変更やトラブル発生時の対応は簡単ではありません。

                  そのため、万が一、VoIPゲートウェイにトラブルが発生した際や設定を変更したい際には、その都度専門の業者に復旧や設定の作業を依頼する必要があります。

                  クラウドPBXを導入する際にVoIPゲートウェイは必要?

                  クラウドPBXと既存の電話機との併用のためにVoIPゲートウェイを調べていた方にとって、必要となる費用は想像よりも高額だったかもしれません。

                  ビジネスでは、無駄な費用は可能な限りカットしたいですよね。

                  そこで、改めてVoIPゲートウェイが本当に必要かどうかを考えてみることも大切です。

                  必要性の判断基準は企業によって異なりますが、ポイントは次の点となるでしょう。

                  使い慣れた既存のビジネスフォンを使用したい
                    【チェックポイント】

                  • クラウドPBXの置き型電話機(SIPフォン)やスマホでの操作に慣れれば解消できないか?
                  • 従来のビジネスフォンに近いタイプのSIPフォンを購入することで、操作の違和感を軽減できないか?
                  ビジネスフォン端末がまだ使用できるので、廃棄にしてしまうのはもったいない
                    【チェックポイント】

                  • 新たにSIPフォンを購入する費用とVoIPゲートウェイにかかる費用とどちらがお得か?
                  • 業務効率を考えたときに、クラウドPBX単独かクラウドPBXとVoIPゲートウェイとの併用とのどちらが良いか?
                  クラウドPBXは新しいサービスなので、一斉に切り替えるのは不安がある
                    【チェックポイント】

                  • 実績があり、信頼できるクラウドPBXはないか?

                  以上の観点から、慎重にクラウドPBXの導入やVoIPゲートウェイ購入の判断をすれば、スムーズなのではないでしょうか?

                  信頼できるクラウドPBXは「OFFICE PHONE」!

                  VoIPゲートウェイの購入を考えている場合、信頼できるクラウドPBXを導入できれば、一本化した方がコストの低減や業務効率向上につながる場合があります。

                  先に結論をお伝えすると、その際におすすめしたいサービスの一つが「OFFICE PHONE」です。

                  なぜ「OFFICE PHONE」がおすすめなのか?

                  スマートフォンがビジネスフォンに。次世代クオリティのクラウドPBX「OFFICE PHONE」

                  ここでは、「OFFICE PHONE」をおすすめする3つのポイントを紹介します。

                  ポイント①電話番号の引継ぎが可能

                  OFFICE PHONEは、インターネット光回線を使用したクラウドPBX。

                  NTT固定電話の電話番号を引継いで利用したり、市外局番の電話番号を新たに発番したりすることができます。

                  クラウドPBXの導入と同時に電話番号が切り替わってしまうと、余計な手間や費用が掛かってしまいますし、その際に電話番号が「050」のIP番号になると、顧客からの信頼性が低下してしまう恐れもあります。

                  IP電話通信を利用する場合、「050」からはじまる電話番号が一般的です。

                  ポイント②従来のビジネスフォン並の音質・安定性

                  ビジネスフォンの音質が低かったり、接続が不安定だったりすると、ビジネスにおける業務の質が大きく低下します。

                  いくら便利であっても、業務効率が低下してしまっては、何のメリットにもなりません。

                  しかしOFFICE PHONEは、上述の通りインターネット光回線を使ったサービスなので、音質の良さが確保されています。

                  そもそもOFFICE PHONEは、20,000社以上の導入実績を誇る「OFFICE110」のクラウドPBXであり、19年間に渡って改善を繰り返して高品質に作り上げたサービス。

                  従来のビジネスフォン並みの音質を実現しているため、音質や回線で失敗をしたくない場合におすすめです。

                  ポイント③通信ネットワークの専門家が設置

                  そもそもOFFICE PHONEは、従来のビジネスフォン・インターネット回線・サイバーセキュリティ関連・複合機などの販売や工事を専門とする、「OFFICE110」によるサービスです。

                  • 既存回線をどのようにするか?
                  • 自社にとって最適なネットワークはどのように構築すべきか?
                  • どのような通信サービスを選択するのがベストか?

                  クラウドPBXの導入に伴い、このような疑問や不安が数多く生じるかと思いますが、OFFICE110はこれら全般の専門的なメーカーなので、何かあったときにも安心です。

                  まとめ

                  VoIPゲートウェイを導入することで、従来のビジネスフォンとクラウドPBXを併用することができます。

                  反対にVoIPゲートウェイを導入しなかったら、ビジネスフォンを残しても、クラウドPBXを同じグループに組み込むことができません。

                  ただし、VoIPゲートウェイを導入するには、費用がかかってしまうなどのデメリットも考えられます。

                  VoIPゲートウェイの導入を検討する際には、信頼性の高いクラウドPBXを選びつつ、VoIPゲートウェイの設置にかかる費用などを見て、総合的に判断することをおすすめします。

                  そこでおすすめなのがOFFICE PHONEです。

                  「OFFICE PHONE」は、クラウドPBXとしての最高クラスの実力に加え、通信関連のスペシャリストが対応している点も魅力的ですので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

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                  https://www.smelis.com/businessphone/voip-gateway/feed/ 0
                  クラウドPBXの電話回線は何が違う?特徴・仕組み・メリット解説 https://www.smelis.com/cloud-pbx/6advances/ https://www.smelis.com/cloud-pbx/6advances/#respond Mon, 27 Jul 2020 09:20:56 +0000 https://www.smelis.com/?p=996 クラウドPBXでは、従来の電話回線ではなく「インターネット回線」を利用します。

                  従来のビジネスフォンで使われてきたアナログ・ISDNなどの電話回線とは異なり、インターネット回線を使うと多くのメリットがあります。

                  たとえば、ネット環境があれば外出中の社員とオフィスにいる社員との間で
                  内線通話が可能になるほか、通話料金も大幅に節約可能
                  です。

                  この記事では、クラウドPBXの電話回線について以下の点を解説します。

                  • 従来のアナログ電話回線との違い
                  • クラウドPBXの電話回線を使うメリット・デメリット
                  • クラウドPBXを導入するのに必要なもの
                  • 従来のビジネスフォン設備とクラウドPBXを併用する方法

                  現在のビジネスフォンシステムからクラウドPBXへの移行を検討されている方に必ず役立つ内容ですので、ぜひご一読ください。

                  この記事のもくじ

                    スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

                    クラウドPBXは電話回線を使わない!特徴と仕組みを徹底解説

                    クラウドPBXの利用イメージ

                    クラウドPBXは従来のビジネスフォンシステムと比べると、比較的新しい電話システムです。

                    そのためクラウドPBXの認知度はまだまだ高くはありません。

                    しかしクラウドPBXは昔ながらの電話システムと比較して画期的な技術なので、導入を検討する価値が十分にあります。

                    クラウドPBXの実力を知るうえで、まずは基本的な仕組みや従来のビジネスフォンシステムとの違いを見ていきましょう。

                    そもそもクラウドPBXとは?

                    ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

                    クラウドPBXはクラウドサービスのひとつで、オンライン上で提供されるサービスです。

                    具体的にどのようなサービスかというと、クラウド上にある主装置を利用して電話業務ができるシステムです。

                    「主装置」とは電話業務における心臓部にあたる装置で、複数の電話機を接続し、発着信をコントロールします。
                    ※接続する電話機には、スマホやタブレット・PC・固定電話機などがあります。

                    主装置があるおかげで、オフィスにかかってくる電話をスムーズに受けたり、電話機同士で内線通話したりすることが可能です。

                    じつは、主装置はクラウドPBXだけではなく、従来のビジネスフォンシステムにも使われています。

                    しかしクラウドPBXとは異なり、従来のビジネスフォンシステムの主装置はオフィス内に設置されるのが特徴です。
                    オフィス内に主装置が設置されるタイプのシステムは、「オンプレミス型」と呼ばれます。

                    クラウドやクラウドPBXの仕組みについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

                    【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

                    従来のビジネスフォンとクラウドPBXとの電話回線の違い

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンとの違いは、主装置がある場所だけではなく使っている回線にも違いがあります。

                    それぞれの回線の種類を解説します。

                    従来のビジネスフォンはアナログなどの電話回線を使う

                    従来のビジネスフォンシステムの場合、電話回線が使われてきました。

                    電話回線には以下のようなものがあります。

                    • アナログ回線
                    • ISDN回線(デジタル回線)

                    オフィス内に設置された主装置は、主に電話線でビジネスフォンなどの固定電話機と有線接続されます。
                    この場合、主装置を使った電話業務ができるのはオフィス内のみです。

                    なお上記の説明は「レガシーPBX」と呼ばれる、昔ながらのビジネスフォンシステムについてのものです。

                    クラウドPBXは電話回線ではなくインターネットを使う

                    クラウドPBXでは、インターネット回線を使用します。

                    代表的なインターネット回線には、以下のようなものがあります。

                    • 光回線
                    • ADSL回線
                    • モバイル通信(5G、4G/LTE、WiMAX 2+など)

                    通信速度や有線・無線など違いがありますが、上記はいずれもインターネットを使えるサービスです。

                    クラウドPBXではこのような通信サービスを利用して、クラウド上の主装置と各種電話機(スマホやPCなど)を接続します。

                    光回線を引いて固定電話機を接続することもできれば、Wi-Fiや5Gでスマホを接続することも可能です。

                    ここまで見てきた、クラウドPBXと従来のビジネスフォン(レガシーPBX)の違いをまとめると、以下のとおりです。

                    • 「主装置の設置場所」
                      -クラウドPBXはクラウド上
                      従来のビジネスフォンはオフィス内
                    • 「使用する回線」
                      -クラウドPBXはインターネット回線
                      -従来のビジネスフォンは電話回線

                    補足ですが、レガシーPBXのほかに「IP-PBX」と呼ばれるビジネスフォンシステムもあります。

                    こちらはクラウドPBXと同じくインターネット回線を使いますが、主装置はオフィス内に設置されるため、オンプレミス型です。

                    IP-PBXは機能的にクラウドPBXと似ているため、この記事では「従来のビジネスフォン=レガシーPBX」として解説します。

                    クラウドPBXのメリットとは?従来よりも進化したポイント

                    クラウド上の主装置を利用するクラウドPBXは、電話業務において大きな変化をもたらしました。

                    クラウドPBXは、光回線や携帯電波などのインターネット回線を使ってどこからでもクラウド上の主装置にアクセスできます。

                    スマホやタブレットなど持ち運びしやすい端末を使って外出先で接続できるほか、自宅のPCからでも接続可能です。

                    従来のビジネスフォンのようにオフィスに主装置がなく、有線接続で電話機と接続する必要もないため、場所に縛られず電話業務ができます。

                    またスマホやタブレット・PCを使う場合、専用のアプリをインストールすれば多種多様な機能が利用できます。

                    これらの特徴を活かすと、従来のビジネスフォンではできなかった業務が可能になります。

                    どのようなことが実現するか、具体的なメリットとして以下の点を見ていきましょう。

                    • 従来のビジネスフォンにはなかった機能が使える
                    • 外出先でも、スマホを使って内線通話ができる
                    • 場所を問わず、会社代表番号で外線の発着信ができる
                    • 電話回線を使う従来のビジネスフォンより、通話料が安い
                    • スマホやPCで使えるため、電話機の購入費を削減できる

                    従来のビジネスフォンにはなかった機能が使える

                    クラウドPBXでは、従来のビジネスフォンにはなかった機能が使えます。

                    前述のとおり、クラウドPBXでは専用アプリを端末にインストールして電話業務を行いますが、アプリには多彩な機能が搭載されていることが多いです。

                    たとえば以下のような機能を使えます。

                    機能一覧 機能の詳細
                    グループウェア機能 顧客情報や社員の行動業務の進捗・取引先の電話帳や名刺データなど、各種データを一元管理できます。
                    通話録音機能 外線通話を録音して保存可能です。
                    録音データがあれば、顧客とのトラブル防止や社員教育に役立ちます。
                    クラウド勤怠管理機能 スマホやPCなどから、出退勤記録を残せます。
                    また勤怠内容を給与データに自動反映させることも可能です。
                    GPSの位置情報を記録する機能があれば、社員の不正防止にも役立ちます。
                    CTI機能 外線着信時に顧客情報をスマホやPCなどに表示させます。
                    ネットFAX 紙やインクを使わず、メール感覚でFAXの送受信ができます。
                    タブレット受付システム 会社のエントランスにタブレットを設置して、来客の応対ができます。



                    発着信や保留・転送などに限らず、クラウドPBXではこのような便利機能を使える場合が多いため、業務効率化を図れます。

                    外出先でもスマホを使って内線通話ができる

                    クラウドPBXでは、外出先でもスマホを使って内線通話ができます。

                    インターネット環境さえあれば、クラウド上の主装置にスマホを接続できるため、オフィスの外にいても内線通話が可能です。

                    具体的なシーンで説明しましょう。

                    1. 佐藤さんが外出する
                    2. 佐藤さんはオフィスにいる鈴木さんに連絡事項があることを思い出す
                    3. クラウドPBXのアプリを開いて、鈴木さんに内線電話をかける

                    このように外出先からオフィスへ内線通話ができるほか、その逆にオフィスから外出中の社員へ内線をかけることも可能です。
                    その場合、内線通話なので通話料はかかりません。

                    従来のビジネスフォンシステムの場合、オフィス内でしか主装置と電話機をつなげられないため、外出先では内線をかけられません。
                    また外線をかける必要があるため、当然通話料が発生します。

                    クラウドPBXを導入すれば、オフィス内外での通話料を節約できます。

                    場所を問わず会社代表番号で外線の発着信ができる

                    クラウドPBXでは、場所を問わず会社代表番号で外線の発着信ができます。

                    まず発信については、オフィス内はもちろん、オフィス外でも代表番号からの発信が可能です。
                    通常の携帯番号ではなく専用アプリから発信するため、相手には代表番号が表示されます。

                    具体的には以下のようなイメージです。

                    1. 外出中の佐藤さんが、顧客のA商事に電話する
                    2. クラウドPBXのアプリを開いて、代表番号から発信する
                    3. A商事で電話が鳴ると、そこには佐藤さんの会社の代表番号が表示される

                    外出中の社員が顧客や取引先などに外線をかけるとき、どの番号で発信するかは重要です。

                    会社代表番号でかけると相手は誰からの電話か分かりやすく、受電してもらえる確率が高いからです。

                    代表番号が市外局番であれば信頼されやすく、電話を受けてもらいやすいでしょう。

                    従来のビジネスフォンシステムだと、外出先からは090などの携帯番号からの発信になり、相手には携帯番号が表示されます。

                    一般的に携帯番号はそれほど信頼されにくく、知らない場合は怪しまれたり、電話を受けてもらえなかったりする恐れがあるでしょう。

                    またクラウドPBXは、外出先で代表番号への着信を受けることも可能です。
                    通常、代表番号に電話がかかるとオフィスに着信しますが、同時着信先に外出中社員のスマホを設定しておけば外出先でその電話を受けられます。

                    具体的には以下のようなイメージです。

                    1. 会社の代表番号に電話があり、オフィスの電話が鳴る
                    2. 外出先の佐藤さんのスマホにも同時に着信がかかる
                    3. 佐藤さんが電話をとる(相手は佐藤さんが外にいるとは思わない)

                    この仕組みを利用すると、オフィスを無人にしても安心して外出先で電話を受けられます。

                    「ボイスワープ」などの電話転送サービスを使っても、同じく外出先で電話は受けられます。
                    しかし転送料金がかかるため、クラウドPBXのほうがコスパが良いでしょう。

                    電話回線を使う従来のビジネスフォンより通話料が安い

                    クラウドPBXは電話回線を使う従来のビジネスフォンより、通話料を安く抑えられます。

                    クラウドPBXはインターネット回線を使う電話システムです。
                    詳細は省きますが、インターネットを利用する電話システムは、通話料金が安いのが特徴です。

                    料金は全国一律で8円前後/3分しかかかりません。

                    これはアナログ回線やISDN回線を使う電話と比べると、はるかに低コストです。
                    これらの回線では、距離に応じて通話料金が変動します。

                    たとえば、近いところへの架電なら3分9円ちょっとくらいですが、遠いところでは20秒ちょっとで90円近くかかります。

                    アナログ回線やISDN回線を使っている企業がクラウドPBXを導入することで通話コストを大幅に節約することが可能です。

                    スマホやPCで使えるため電話機の購入費を削減できる

                    スマホやタブレット・PCなどの端末を電話機として使えるのも、クラウドPBXの魅力です。

                    従来のビジネスフォンの場合、基本的に電話機としてビジネスフォンを使用します。

                    ビジネスフォンは1台あたり2~3万円ほどが購入相場です。
                    従業員が多かったり、コールセンターを運営していたりする場合、大量のビジネスフォンを導入する必要があるためコストが高くつきます。

                    この点クラウドPBXでは、社員個人のスマホやタブレット・PCを電話機にできます。
                    専用アプリをインストールすれば良いだけなので、専用の端末を購入する必要がありません。

                    これにより社員の増減やオフィスの新設がある場合など、電話環境を整備する際に設備費を節約できます。

                    クラウドPBXに移行するデメリットは?2つの注意点

                    メリットを見ると、クラウドPBXは画期的な電話システムであることが分かります。

                    しかしクラウドPBXには、以下のデメリットが存在します。

                    • ベンダーにより通話音質にばらつきがある
                    • 既存の会社代表番号を引き継げない場合もある

                    どれほどのデメリットになるかは、クラウドPBXの業者や導入を考えている企業の状況により異なります。

                    それぞれのデメリットの詳細を解説しますので、自社にとって大きな影響が出ないかを確認しておきましょう。

                    ベンダーにより通話音質にばらつきがある

                    クラウドPBXは、ベンダーにより通話音質にばらつきがあるのが弱点です。

                    ちなみにクラウドPBXは特定のサービス名ではなく、電話システム全体の総称です。

                    クラウドPBXのサービスを提供しているベンダーは数多くあり、その品質は一定ではありません。
                    優れた通話品質のサービスもあれば、ほかより劣る品質のサービスもあります。

                    どのサービスを選んでも、クラウドPBXの便利な機能は使えるでしょう。
                    しかしサービスによっては、ノイズや音の途切れがより多く発生する恐れもあります。

                    そのため、できるだけ通話音質に定評があるサービスを選ぶことが大切です。

                    基本的に、総務省の品質基準で「クラスA」を取得しているサービスを選べば問題ありません。

                    通話音質に関しては、以下の記事で役立つ情報を公開しています。
                    クラウドPBXの音質は大丈夫?低音質の原因と対策は?疑問を解消![A2]

                    既存の会社代表番号を引き継げない場合もある

                    クラウドPBXのもうひとつのデメリットは、既存の会社代表番号を引き継げない場合もあることです。

                    「現在使用している代表番号を、クラウドPBX導入後も使いたい」と考えている方は多いでしょう。

                    クラウドPBXでは既存の番号を引き継ぐことは可能ですが、例外として引き継げないケースもあります。

                    万が一、引き継げないサービスを契約してしまうと、新規の番号を使わなければなりません。

                    電話番号が新規のものでも問題ない場合は別ですが、既存番号を変えると面倒です。
                    現在の番号が記載されている公式サイトや各種資料・届け出情報など、いろいろな変更が必要でしょう。

                    この点については、導入前に引き継ぎ可否を確認することで、問題を回避できます。

                    番号引き継ぎに関する詳しい情報は、以下の記事で解説していますので、参照してください。

                    クラウドPBXで固定電話番号をそのまま使う方法|LNPの条件とは

                    クラウドPBXを導入する方法とは?必要な契約・工事・機器

                    ここからは、クラウドPBXを導入する方法について解説します。

                    契約するサービスにより、工事や機器設置の有無などこまかなプロセスが異なります。

                    クラウドPBXは大きく分けて2種類

                    クラウドPBX導入を検討する際は、まずクラウドPBXに種類があることを把握しておくべきでしょう。

                    クラウドPBXには、大きく分けて以下の2種類があります。

                    • 光回線利用型
                    • フルクラウド型

                    「光回線利用型」は、名前のとおり光回線を引くタイプのクラウドPBXです。
                    オフィスに光回線を引き入れて必要な設定を行い、サービスを利用します。

                    光回線利用型といっても、クラウド上の主装置にアクセスするときは、ADSLや携帯電波など別のインターネット回線でもOKです。

                    光回線をオフィスに引き入れるのは、クラウドPBXを利用するいわば「ルート」を作るためであり、各種電話機が光回線で接続しなければいけないわけではありません。

                    「フルクラウド型」は、光回線をオフィスに引き入れる必要がないタイプのクラウドPBXです。
                    光回線であってもなくても、インターネット環境さえあれば利用可能です。

                    どちらのタイプも、インターネットでクラウド上の主装置にアクセスする点では同じですが、オフィスに光回線を引く必要があるかないかで異なります。

                    また、これら2種類のクラウドPBXは、サービス面でも以下のような違いがあります。

                    横項目 光回線利用型 フルクラウド型
                    既存番号の引き継ぎ 可能 一部を除き不可
                    取得可能番号 050番号
                    市外局番
                    050番号
                    市外局番※
                    通話音質 高品質 光回線利用型より落ちる



                    ※フルクラウド型で取得できる市外局番は、主要都市の電話番号のみであったり、事業者が独自に取得している番号であったりと、制約がある可能性があります。

                    現在の代表番号を引き継ぎたい企業や、通話音質が最高のサービスを選びたい方は「光回線利用型」がおすすめです。

                    「光回線利用型」の導入方法

                    光回線利用型の導入方法は以下のとおりです。

                    1. 光回線未導入の場合は、光回線を契約する
                    2. クラウドPBXのベンダーと契約をする
                    3. オフィスにて必要な設定を行う

                    光回線をすでに引いている場合は、上記1のプロセスは不要となり、最短即日に利用開始できることもあります。

                    ただし、光回線にはNTT系の光回線とそれ以外の通信会社の光回線とがあり、クラウドPBXのベンダーによってはNTT系以外の光回線に未対応の可能性もあります。

                    その場合は、NTT系の光回線へ変更する必要があるためご注意ください。

                    「フルクラウド型」の導入方法

                    フルクラウド型の導入方法は以下のとおりです。

                    1. クラウドPBXのベンダーと契約する
                    2. 必要な設定を行う

                    光回線を引くプロセスが不要な分、導入までのスピードは早くなります。
                    光回線がなくても、ADSLや携帯電波など既存のインターネット回線で使えるため、気軽に契約できます。

                    ただしADSLは2024年3月末にはすべてサービスが廃止されるほか、光回線より通信速度が遅いです。

                    クラウドPBXの使用に限らず、光回線はデータ通信をするうえでも快適なため、光回線を引いておくに越したことはありません。

                    クラウドPBXは従来のビジネスフォンと併用可能!段階的な導入もおすすめ

                    従来のビジネスフォン(レガシーPBX)を使っている企業のなかには、クラウドPBXと併用したいと考えているケースもあることでしょう。

                    たとえば以下のようなケースで、併用を望む意見があるかもしれません。

                    • すべてをクラウドPBXで刷新せず、段階的に入れ替えていきたい
                    • 在宅勤務用で、コールセンターの機能を部分的にクラウドPBX対応させたい
                    • 新しい拠点のみ試験的にクラウドPBXを導入したい

                    結論を言うと、クラウドPBXと従来のビジネスフォンを併用することは可能です。

                    併用する方法と、併用のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

                    VoIPゲートウェイにより既存PBXとの併用が可能に

                    まずクラウドPBXと従来のビジネスフォンを併用する方法ですが、「VoIPゲートウェイを使う方法」があります。

                    「VoIPゲートウェイ」とは簡単に言うと、電話回線とインターネット回線をつなぐ機器です。

                    先述のとおり、従来のビジネスフォンシステムは電話回線を使い、クラウドPBXではインターネット回線を使います。

                    これら異なる2つの電話システムをそのままつなぐことはできませんが、VoIPゲートウェイを使うと可能です。

                    「VoIPゲートウェイ」は通訳のような存在で、従来のビジネスフォンシステムとクラウドPBXとの間の通信を「橋渡し」します。

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンを併用するメリット

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンシステムを併用することで、以下のようなメリットがあります。

                    • オンプレミスの主装置やビジネスフォン端末を有効に使える
                    • 段階的にクラウドPBXに切り替えることで失敗しにくい

                    それぞれのメリットをご紹介します。

                    オンプレミスの主装置やビジネスフォン端末を有効に使える

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンシステムを併用することで、既存の主装置やビジネスフォン端末を有効に使えます。

                    併用しないでクラウドPBXのみを使う場合、既存の主装置やビジネスフォンを使わなくなります。

                    せっかくコストをかけて購入した設備が、使えなくなるのはもったいないです。
                    併用すれば、既存の主装置や電話機を無駄にせずに済みます。

                    段階的にクラウドPBXに切り替えることで失敗しにくい

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンシステムの併用は、段階的に電話システムを変えたい場合にも便利です。

                    「クラウドPBXは興味あるけど、いきなり従来のビジネスフォンシステムと全面取り替えするのは心配」という声もあるでしょう。

                    最初に併用して使い勝手やコストパフォーマンスをチェックし、気に入れば全面的にクラウドPBXへ変更するのもよい方法です。

                    社員のなかには、スマホやタブレットを使う電話業務になかなか慣れない世代の方がいらっしゃるかもしれません。
                    段階的にクラウドPBXへ移行することで、柔軟に電話業務のスタイルを変えられます。

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンを併用するデメリット

                    クラウドPBXと従来のビジネスフォンシステムとを併用することには、以下のデメリットがあります。

                    • VoIPゲートウェイの設置コストがかかる
                    • 両方のサービスを運用するためコストが多くなる

                    それぞれのデメリットをご紹介します。

                    VoIPゲートウェイの設置コストがかかる

                    「VoIPゲートウェイ」を設置するにはコストがかかります。

                    費用の相場は、以下の通りです。

                    • 機器代:10万円前後
                    • 設置コスト:1万円

                    決して安くはないためデメリットとして挙げましたが、メリットを考えるとさほど痛い出費ではありません。

                    両方のサービスを運用するためコストが多くなる

                    別のデメリットは、両方のサービスを運用するためコストが多くなることです。

                    具体的には以下のコストがかかります。

                    • 従来のビジネスフォンシステムの保守点検費用
                    • クラウドPBXの月額料金

                    従来のビジネスフォンシステムには月額料金はかかりませんが、メンテナンスに気を遣う必要があります。

                    クラウドPBXはサブスクリプションサービスの一種であり、月額料金が発生します。

                    どちらか片方の電話システムを利用するよりは、トータルコストがかかる可能性が高いです。

                    ただしメリットと天秤にかけた結果、併用する価値が十分にあると判断できるケースも多いでしょう。

                    クラウドPBX導入を考えている場合は、メリット・デメリットを比較考慮して、自社ニーズと照らし合わせた決定をすることが大事です。

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                    光回線利用型であるため、通話音質は「クラスA」です。
                    よどみなく通話ができるため、電話の品質が気になる方にもご満足いただけます。

                    また既存番号の引き継ぎが可能であり、番号変更による面倒な手間がありません。

                    すでにNTT系の光回線サービスをご利用の場合、最短即日で導入していただくことも可能です。

                    さらに、ライセンス料金は端末ごとに発生する料金体系です。
                    そのため従業員の増減があったときも、契約が大きく変更することはありません。

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                    まとめ

                    クラウドPBXでは電話回線を使いません。
                    光回線や携帯電波などインターネット回線を使います。

                    また「光回線利用型」と「フルクラウド型」の2種類があり、必要な設備やサービス内容が異なります。

                    クラウドPBXには、従来のビジネスフォンにはないさまざまなメリットがあるのが魅力です。

                    外出先で会社代表番号での発着信ができたり、オフィスに内線通話ができたりと、従来の電話システムでは不可能なことが実現します。

                    • 「外出先でもビジネスフォンを使えるようにしたい」
                    • 「通話コストを削減したい」

                    このようにお望みなら、ぜひクラウドPBXの導入をご検討ください。

                    実績豊富で通話音質に優れた『OFFICE PHONE』のサービスを取り入れることで、電話業務が何倍も効率的になるほか、通話コストも節約できます。

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                    https://www.smelis.com/cloud-pbx/6advances/feed/ 0
                    【クラウドPBXの評判】7社のメーカー別リアルな口コミ・生の声を調査! https://www.smelis.com/comparison/reviews/ https://www.smelis.com/comparison/reviews/#respond Mon, 27 Jul 2020 07:29:53 +0000 https://www.smelis.com/?p=987 現状、クラウドPBXの評判は総じて高いのですが、実際に導入するとなると、

                    • どのような評判があるのか?
                    • 実際に利用した人の口コミは?

                    といった、実体験からの本当の評価を知りたい方も多いと思います。

                    そこでこの記事では、クラウドPBXのメーカーごとの評判を解説します。

                    記事の内容は、以下のとおり。

                    • そもそもクラウドPBXとはどんなものか?
                    • クラウドPBXにはどんな口コミが多いのか?
                    • メーカーによって口コミの違いがあるのか?
                    • 評判、口コミから判断した導入すべき企業の特徴は?
                    • 評判をもとに導入時に意識すべきポイントとは?

                    クラウドPBXの評判を、さまざまな視点から解説していきますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

                    この記事のもくじ

                      スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

                      クラウドPBXとは?特徴・機能・メリットを解説

                      クラウドPBXの利用イメージ

                      まずクラウドPBXとは、場所を問わず、スマホ・PCで内線・外線・転送などさまざまな電話機能を利用可能にするサービスのことです。

                      「クラウドサービス」とは、『Google drive』や『iCloud』のように、インターネットを利用して「データの共有・保存」や「ソフトウェア・サービスの使用」を可能にするものとなります。

                      従来のPBXでは、固定電話の回線網を利用していたため、大規模な設置や配線工事が必要であり、かつオフィス内に設置した電話機でなければ内線・外線・転送機能を利用できませんでした。

                      しかし「クラウドPBX」では、インターネットを利用するため、大規模な設置や配線工事が不要。

                      さらにスマホを使えば、オフィス外でもあらゆる電話業務ができるところが大きな特徴だと言えるでしょう。

                      またクラウドPBXなら従来のビジネスフォンでは不可能であった、さまざまな「機能」やそれに追随する「メリット」が得られます。

                      以下に、クラウドPBXの機能やメリットをまとめました。

                      • オフィス外でも社員間の連絡が無料内線でできる
                      • 外出先の社員へ顧客からの電話を取り次げる
                      • 顧客との通話を録音できる機能がついている
                      • 着信内容で担当者へ鳴り分けする自動音声案内機能がある
                      • 着信時に自動で顧客情報を表示できる機能がある
                      • GPS付きの勤怠管理システムでテレワークでも勤怠を管理できる

                      また従来のPBXより機能性が高いにも関わらず、コストを大幅に削減することも可能です。

                      クラウドPBXがコストを大幅に削減できる理由は次のとおり。

                        【クラウドPBXがコストを大幅に削減できる理由】

                      • 導入費用が安いメーカーでは完全無料でできる
                      • 従来のPBXより安い通話料で通話できる
                      • 月々のコストを低価格で運用できる
                      • メンテナンス費用、修理費用が要らない

                      このような理由から、リーズナブルな価格設定を実現しています。

                      【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説

                      クラウドPBXの評判は良い?悪い?

                      「機能性・利便性の高さ」「低価格な料金体系」により、クラウドPBXの評判は非常に良いです。

                      従来のPBXに比べ、「費用対効果」が圧倒的に優れているのです。

                      もちろん、クラウドPBXメーカーによって「費用対効果」に優劣はありますが、従来のものと比べると、クラウドPBXは全体的に「費用対効果」が高い傾向にあります。

                      またメリットの中でも、やはり「オフィス外で内線・会社電話番号での外線を利用できる」といった点が、注目を浴びています。

                      具体的には、以下のような良い口コミ・評判が多く見受けられました。

                      • 現場担当者が顧客と直接やり取りできる
                      • 外出先でも顧客と外線で受発信ができる
                      • 営業マンが多い会社では無料内線で通話料を大幅カット
                      • 担当者がオフィス不在でも着信を出先の社員へ取り次げる

                      この他にも、クラウドPBXの市場シェアからも評判の良さが伺えます。

                      というのも2018年の情報通信ネットワーク産業協会による大規模な調査データでは、「従来のPBX・ビジネスフォンのシェア率が減少傾向にある」といった報告がありました。

                      さらには、これらの需要総額は『2023年には、2017年度比で11.7%も減少する』ことが明らかに。

                      つまり幅広い規模の企業が、既に従来のPBXからクラウドPBXに乗り換えている、または注目していることが分かります。

                      情報通信ネットワーク産業協会「通信機器中期需要予測[2018-2023年度]

                      参照:情報通信ネットワーク産業協会「通信機器中期需要予測[2018-2023年度]」

                      また、「クラウドサービスの利用状況」より、クラウドPBXの市場シェアが向上していることも確認できます。

                      この調査によると、令和3年の時点で「70.4%」と7割の企業がクラウドサービスを利用していました。

                      それ以前のクラウドサービスの利用状況は

                      • 令和2年は「68.7%」の利用率
                      • 令和元年は「64.7%」の利用率

                      という風に、クラウドサービスを利用している企業の割合は年々上昇傾向にあります。

                      このクラウドサービスの利用動向から、クラウドPBXの需要も確実に高まっていることが分かります。

                      クラウドサービスの利用状況

                      参照:総務省「令和3年通信利用動向調査

                      【評判調査】クラウドPBX7メーカーの口コミを紹介!

                      ここまでで、クラウドPBXの全体的な評判をご理解いただけたと思います。

                      そこで次に見ていきたいのが、クラウドPBXのメーカー別の口コミ。

                      メーカーによって機能や評価されるポイントが異なりますので、実際の評判を参考にして、自社に合うクラウドPBXを探してみてください。

                      また、厳選したおすすめのクラウドPBXメーカーは次のとおりです。

                      1. OFFICE PHONEの評判
                      2. Good Lineの評判
                      3. Clocall(クラコール)の評判
                      4. ナイセンクラウドの評判
                      5. MOT/TELの評判
                      6. トビラフォンの評判
                      7. TELE-ALL-LINEの評判

                      それぞれ評判・口コミの内容が異なりますので、要チェックです。

                      OFFICE PHONEの評判

                      『OFFICE PHONE』は、「低価格」なのに「高い機能性・利便性」を持つとして、トップクラスで「費用対効果」が高いと評判です。

                      実際の評判には、「費用対効果」「サポート体制」の2つの意見が多く見受けられました。

                      まず「費用対効果」に関しての口コミ内容を以下にまとめました。

                        【費用対効果に関する口コミ】

                      • コスト問題で電話環境を構築できなかったが、『OFFICE PHONE』を知ってリーズナブルに導入でき、安心して利用している
                      • 多様な働き方を実現しつつ、コスト削減もできた
                      • 低価格なのに、オフィス外で内線、外線が使えて細かい設定までできます
                      • 支社ごとに出退勤管理をしていたが、全支社同時に管理できるようになり、業務効率が向上した
                      • スマホでFAXをらくらく印刷、確認できて非常に便利!
                      • 高齢の社員がいて導入が不安であったが、アプリの操作が簡単で難なく使いこなせています

                      上記のように、「コスト削減ができた」「リーズナブル」といった口コミが多く見受けられました。

                      次に「サポート体制」では、以下のような口コミが多くありました。

                        【サポート体制に関する口コミ】

                      • 相談すると、『OFFICE PHONE』を企業独自に設定して、自社の状況から最適な提案までしてくれました
                      • 新規開業・開店の際に、起業に関する相談、悩みを都度解決してもらいました
                      • OA機器やパソコン操作などIT全般の質問に答えてくれて、生産性が上がりました
                      • 世間話のつもりで相談した話を真摯に受け止めてくださり、丁寧なサポートでした

                      上記のように、サポート体制にも定評があるのが『OFFICE PHONE』です。

                      以上より総合的に判断して、

                      • できる限りコストを抑えて高い機能性を持つクラウドPBXを求めている方
                      • 導入後も不安が多く、さまざまなサポートを受けたい方

                      には、『OFFICE PHONE』がおすすめです。

                      詳しくはこちら:『OFFICE PHONE

                      Good Lineの評判

                      『Good Line』は、企業の規模に合ったプランを提案してくれるところが特徴です。

                      具体的には、「個人事業主向け」「法人向け」「コールセンター向け」の3つのプランがあり、企業の規模に合ったものを選ぶことができます。

                      実際の『Good Line』特有の評判・口コミには、以下のような意見がありました。

                      • 問い合わせ時に最適な対応ができなかったが、導入後はオプション機能でスムーズな対応ができるようになった
                      • 複数支社のある企業では、導入後に支社間の内線コストを削減できた
                      • 外出社員の多い企業では、着信時に出先の担当者へ取り次ぐことができた

                      クラウドPBXの導入プランはメーカーによって様々ですので、自社に最適のものを選ぶのが大切。

                      『Good Line』の適切なプランで、余計なコストの削減を叶えてみてはいかがでしょうか。

                      詳しくはこちら:『Good Line

                      Clocall(クラコール)の評判

                      『Clocall(クラコール)』は、「ビジネスフォン機能の低コスト化」が評判で、格安で導入することができます。

                      ただし機能面では、様々なメーカーと比較すると平均的。

                      『Clocall』特有の口コミ・評判には、以下のようにコストに関わる口コミが大半でした。

                      • 価格が他のメーカーを圧倒した
                      • シンプルな費用体系で導入しやすかった
                      • 短期間の利用が可能で柔軟に導入できた
                      • 圧倒的な費用メリットが嬉しい

                      以上より、何よりコストを重視したい企業には、『Clocall』がおすすめです。

                      詳しくはこちら:『Clocall(クラコール)

                      ナイセンクラウドの評判

                      『ナイセンクラウド』は、「リモートワークが主流の企業」や「支社が複数ある企業」のように、社員同士に距離がある場合におすすめです。

                      例えば、以下のように支社が複数ある企業の口コミ・評判が良い傾向にあります。

                      • 複数の支社があるが、電話番号を統一できた
                      • 無料内線により、支社間連絡のコスト削減できた
                      • 支社間で着信を取り次ぎたい場合に、スムーズに取り次げた

                      またリモートワークでは、以下のような評判がありました。

                      • 自宅でもオフィスと何ら変わらない電話環境を構築できた
                      • 在宅ワーカー同士の連絡がスムーズにできた
                      • 顧客からの着信にも会社同様の対応ができた

                      したがって『ナイセンクラウド』では、働く社員同士に物理的な距離がある場合に、おすすめできるメーカーです。

                      詳しくはこちら:『ナイセンクラウド

                      MOT/TELの評判

                      『MOT/TEL』は、ホテルや旅館などでよく利用されており、その業界で評判の良いクラウドPBXです。

                      具体的に『MOT/TEL』特有の評判には、次のような評判・口コミがありました。

                      • 客室に設置する電話機として導入し、コストを削減できた
                      • 客室にタブレットを設置して、ユーザーが使いやすい電話環境を構築できた
                      • お客様だけではなく、清掃員の客室清掃管理にも便利

                      ホテルや旅館でクラウドPBXを利用する際に、便利な機能が揃っているメーカーが『MOT/TEL』だと言えるでしょう。

                      詳しくはこちら:『MOT/TEL

                      トビラフォンの評判

                      『トビラフォン』は、「電話環境の効率化」に評判のあるメーカー。

                      具体的には、営業電話をブロックできる「迷惑フィルタ」により、電話環境の効率化が叶うところが特徴的です。

                      『トビラフォン』特有の評判には、次のような評判がありました。

                      • 迷惑電話をフィルタでブロックすることで社員の負担が減りました
                      • しつこい営業電話は断りにくかったが、迷惑フィルタで出る必要もなくなった
                      • 録音機能で「言った、言わない」のトラブルを回避できた

                      迷惑フィルタをはじめ、電話環境をより良いものにしたい場合には、『トビラフォン』がぴったりでしょう。

                      詳しくはこちら:『トビラフォン

                      TELE-ALL-LINEの評判

                      『TELE-ALL-LINE』は、「アウトバウンド販売の実績が多数ある」クラウドPBXメーカーです。

                      ただ評判を見てみると、機能性は平均的なクラウドPBXであることがわかります。

                      具体的な『TELE-ALL-LINE』の評判には、以下のような口コミ・評判が多くありました。

                      • 出先の担当者へスムーズに取り次げて顧客満足度が上がりました
                      • スマホで内線・外線が利用でき非常に便利になりました
                      • 保守費用・管理費用・導入費用がかからず導入しやすかったです
                      • 電話番号も変えずに済み、非常に助かった
                      • インターネットがあればどこでもできるため、在宅ワークで非常に便利です

                      料金やプランを確認して、自社の企業規模や用途に合うようであれば『TELE-ALL-LINE』を選んでみてはいかがでしょうか。

                      詳しくはこちら:『TELE-ALL-LINE

                      クラウドPBXの評判・口コミから判断!導入ニーズが高い会社は?

                      これまでの評判・口コミから判断して、クラウドPBXの導入ニーズが高いのは、以下のようなポイントが当てはまる会社です。

                      • 外出先で社員間の連絡が多い
                      • 外出先・出張先で会社の電話番号で顧客へ連絡したい
                      • 迅速に電話環境を構築したい
                      • できる限り低コストで導入したい
                      • 通話料・月額料金などランニングコストを削減したい
                      • テレワーク・多様な働き方の導入を検討している

                      というのも、これらのポイントはクラウドPBXならではであり、さらに言えば「クラウドPBXでしかできない利点」だからです。

                      したがってこれらのニーズを満たしたい方は、ぜひクラウドPBX導入を検討してみてください。

                      特に、「業務効率・生産性の向上」や「電話環境のコスト削減」を目指している企業にはおすすめですよ。

                      評判から見るクラウドPBX導入時に注意するポイント!

                      クラウドPBXの導入時の注意点

                      評判を見ると、クラウドPBXを導入する際には、3つのポイントに注意することが大切です。

                      そのポイントとはズバリ、以下のとおり。

                      1. クラウドPBXの機能性
                      2. メーカーのサポート体制
                      3. メーカー独自の料金プラン

                      また「機能性」に関しては、主に、以下のポイントを最低限確認することをおすすめします。

                        【機能性】

                      • ノイズのないクリアな音声品質か?
                      • 既存の電話番号は利用できるのか?
                      • 使い勝手の良いアプリか?

                      次に「サポート体制」はメーカーによって様々なタイプがあります。

                        【サポート体制】

                      • クラウドPBXの設定や不明点についてのみサポートできるタイプ
                      • 24時間体制で不明点やトラブルに対応してくれるタイプ
                      • IT専門家によるオフィス環境機器全般のサポートがついているタイプ

                      そのため、「どこまでのサポートが必要か」という点も、導入するメーカーを見極めるひとつのポイントとなるでしょう。

                      ちなみにおすすめしたいのは、「IT専門家がサポートしてくれるタイプ」。

                      なぜなら、クラウドPBX以外にもオフィス機器やITによる業務効率化についての、役立つアドバイスをもらえるからです。

                      最後に、「料金形態」はメーカーによってプランが異なり、以下のような種類があります。

                        【料金形態】

                      • 「1回線で端末数3台まで」といった小規模企業でも利用しやすいプランのあるメーカー
                      • 「2回線~3回線使えて、端末数は10台まで接続可能」といった大規模企業向けのプランのみのメーカー
                      • 「1回線・1端末~」と柔軟な対応をしてくれるメーカー

                      企業に合った形態を選ぶことにより、余計なコストを削減できるため、最適なプランを持つメーカーをチョイスしましょう。

                      また、「自社で独自の研究開発」をしているメーカーは、「機能性」「サポート体制」「料金体系」の3つの面でメリットが大きい傾向にあります。

                      なぜなら、自社で開発が完結していると、以下のように追随するメリットがたくさんあるからです。

                      • 機能のアップデート、不具合時の対応が非常に早い
                      • 自社独自のクラウドPBXで他のメーカーが真似できない機能性がある
                      • 研究開発をしている優れたIT専門家やエンジニアからアドバイス・サポートを受けられる
                      • 外注していないため、コストをかけずクラウドPBXを生産できて販売価格も下げられる

                      ぜひ、これらのポイントを意識しつつ、クラウドPBXを導入してください。

                      評判の良いおすすめクラウドPBXメーカーを紹介!

                      スマートフォンがビジネスフォンに。次世代クオリティのクラウドPBX「OFFICE PHONE」

                      以上より、クラウドPBXの導入を前向きに検討している方もいると思います。

                      そこで「評判」と先ほど解説した「3つの注意ポイント」を加味した上で、おすすめしたいクラウドPBX『OFFICE PHONE』をご紹介します。

                      そこで『OFFICE PHONE』は、「20,000社に選ばれ導入された」「顧客満足度No1」といった圧倒的な業績を持ち、信頼できるメーカーです。

                      その魅力は何といっても、「費用対効果が抜群に高い」ということ。

                      19年間の研究開発の末の「ハイスペックな機能性」「圧倒的な低価格」が非常に魅力的で、どちらの面においても業界トップクラスの実績を誇ります。

                      具体的な機能性に関しては、以下のように『OFFICE PHONE』特有のメリットを持っています。

                        【OFFICE PHONEのメリット】

                      • 最短即日開通、アプリに登録するだけ簡単設定!
                      • 電話番号継続可!市外局番(03、06番号)、フリーダイヤル利用可能!
                      • プロからのサポートでクラウドPBXだけではなく、ビジネスやオフィス機器全般についても相談可能!
                      • 独自の研究開発により、従来のビジネスフォンと変わらないクリアな通話品質!

                      さらにコスト面では、業界トップクラスの低価格で導入・運用可能です。

                      • 初期費用・導入コストは完全無料0円!
                      • 月額料金は3,400円~!
                      • 1端末98円~増加可能!
                      • 固定電話への発信は「8円/3分」、携帯電話なら「15.4円/1分」!
                      • 半分以上のオプション機能を無料で提供!

                      クラウドPBXの導入を検討している方は、ぜひ圧倒的な実力を持つ『OFFICE PHONE』をチェックしてみてください。

                      また、より詳しく『OFFICE PHONE』を知りたい方は、公式HPからその全容を確認してくださいね。

                      詳細はこちら:『OFFICE PHONE

                      まとめ

                      クラウドPBXは、総合的に見て「良い評判が多い」傾向にあります。

                      特に電話環境における、「業務効率・生産性の向上」「コストの大幅削減」に関して、高い評価が非常に多く見受けられました。

                      またクラウドPBXは、メーカーによって機能からコスト、メリットまで様々。

                      導入を検討している方は、ぜひ「機能性」「サポート体制」「料金プラン」の3つのポイントを重視しつつ、企業に最適なメーカーを導入してください。

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