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クラウドPBXのシェア率と市場動向!今後のマーケットはUCがカギ

クラウドPBXのシェア率と市場動向!今後のマーケットはUCがカギ

この記事のもくじ

クラウドPBXの市場動向やマーケットシェアについてご存知でしょうか?伸びていない市場のサービスを導入するのは将来的にリスクを感じられると思いますし、シェアの高い人気ベンダーのサービスを魅力に感じる方もいらっしゃると思います。

今回は、「クラウドPBXの市場動向とシェア!今後のマーケットはUCがカギ」と題し、クラウドPBXを含むビジネスホン市場のマーケットに関連する情報について、紹介しています。今後の通信市場のカギとなるUCについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

PBXのマーケットと予測


引用:business network.jp

国内のPBX市場はやや減少傾向にあります。2015年の実績値としては、対前年比4.1%減の287億円となっており、その後もこの傾向が続くと予想されています。

一方、国内のビジネスホンの市場やや増加傾向です。2015年の実績は1.4%増で同じくこの傾向が続くと予想されています。

両方の市場を総合すると、PBX市場は今後しばらくほぼ横ばいであるとみて良いでしょう。

ところで、PBXとビジネスホンの違いについてご存知でしょうか?一言でいえば収容できる回線数の違いです。中小規模の事業者向けの50回線以下程度のものをビジネスフォン、大規模やコールセンター向けの50回線以上の規模のものをPBXと言います。

これらは、クラウドPBXとオンプレミスの両方を含んだ実績です。クラウドPBXは10回線以下の小規模のものも多く流通していますので、クラウドPBXの市場を見るときには、PBX・ビジネスホンを特に区別せず両方のトータルでシェアを見た方がイメージしやすいかもしれません。

ハード面(スマートフォンを始めとしたスマートデバイス)でもソフト面(メールやチャット、SIP、ビデオ会議など)でもコミュニケーションツールが多様化する中、従来の「電話」には根強い人気があることが確認いただけると思います。

ビジネスホン市場におけるクラウドPBXシェア

上記のマーケット予測はオンプレミス・クラウドPBXの両方を含んでいます。近年注目されているクラウドPBXの市場シェアはどの程度でしょうか?

ビジネスフォンマーケットにおけるクラウドPBXのシェアは2013年時点で3%程度だといわれています。ただし、前年比60%の成長率を見せていることもあり、成長率は鈍化しているものの現在も成長を続けています。

現状、オンプレミスが主流となっている理由として考えられるのは以下の通りです。

・クラウドPBXの知名度が低いこと
・オンプレミスPBXの価格がやや下がっていることや中古市場の盛り上がりにより、オンプレミスでも価格を抑えて導入できる方法が出てきていること
・慣れ親しんだオンプレミスを利用したいというニーズがあること

とはいえ、初期導入費用を抑えることができ、ビジネスフォンのさまざまな機能をオプションで利用できるクラウドPBXの人気が高まっている、という状況ははっきりしています。

また市場の特徴としては、スマホとの連携が不可欠な要素となっていることです。
逆に言えば、ビジネスフォンの導入を検討する企業のほとんどはスマートフォンとの連携ありきで選定されるケースがほとんどです。

クラウドPBXではスマホ内線化が標準的な機能として搭載されていますし、オンプレミスPBXでもIP対応の電話の近年の機種はアプリによるスマホとの連携がほぼ搭載されています。

その背景には多様な働き方や生産性の向上につながる働き方改革を実現しようとする動きや、各種アプリケーションやツール(SFAや勤怠管理など)との連携機能などによりスマートフォンがビジネスにおいて不可欠になっていることなどが挙げられます。

クラウドPBXの市場シェア

ビジネスフォン市場は、NTTが市場の5割を占めるなどのようにメーカーシェアがある程度はっきりしていますが、クラウドPBXの場合はベンダーが多数あり確かなシェアデータの統計は確認できません。

NTT(ひかりプラウドPBX)やソフトバンク(ConnecTalk、Bizダイヤル)などの大手通信事業者系やリンクのBIZTEL、ブラステルのBasixなどのクラウドPBXの草分け的なベンダーのサービスが人気を集めていますが、サービス内容や料金体系、サポート制度などベンダーごとにそれぞれ特徴をだしているため、導入時にはいかにニーズにマッチしているかを条件にベンダーの選定をおこなうのが良いでしょう。

今後のビジネスホン市場のカギはUC

ビジネスホン市場の今後のカギはUC(UnifiedCommnication)の実現です。

UCとは、直訳すると「統合されたコミュニケーション」となりますが、通話やメール、チャットなどの機能を備えたスマートフォン、メールやWeb会議、ブログの作成などの機能を備えたPC、ビジネスフォンなどの機能を統合することです。それぞれのツールを個別に持つ、ということではなく、アプリケーションや各種の機能を活用して連携させていことがカギになるということです。

既に、スマホの内線化やFMCサービス、クラウドPBXにおけるWeb会議機能などにより、UC環境の整備は大手企業に限らず中小企業でも進んでいます。

UCの実現にはさまざまなアプローチがありますが、現状最も素直な方法としてはクラウドPBXを活用しインターネット回線を利用して通話やメールのツールをつないでいくことです。Web会議や名刺管理、勤怠管理などの各種ツールをオプションとして搭載しているクラウドPBXも多く登場しており、今後のトレンドの一つとなるのではないかと予想されています。つまり、多機能なクラウドPBXのニーズが高まっていく可能性が高い、ということになります。

他に、PCを中心としてUCを実現していく手段などもあり、企業ごとに理想的なUCの形態はさまざまですので、今後は「ビジネスフォンとしての市場」というより「UCの市場」の動向を見ていくことが重要になります。

まとめ

ほぼ横ばいのビジネスフォン市場の中で、クラウドPBXのシェアは増加傾向にあります。
これまでは、初期導入費用の安さをメリットに感じてクラウドPBXの導入を進める企業が多かったのに対して、これからはUCを実現するためのコミュニケーションツールの一つとして、クラウドPBXの導入を検討される企業が増えてくるのではないかと予想されています。

UCを実現するために必要なことは、連携機能やアプリケーションをどこまで必要とするかです。Web会議や勤怠管理、営業管理などの機能を求める企業は、多機能なクラウドPBXを優先にサービスを選定していくことになるでしょう。

クラウドPBXのマーケットと同時にUCの今後の展望についても注意しながら、ぜひ自社に最適なサービスを検討してください。

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