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【クラウドPBX導入事例・病院編】スマホ内線化2例

【クラウドPBX導入事例・病院編】スマホ内線化2例

この記事のもくじ

クラウドPBXが多く導入されている現場の一つに病院や介護などの医療施設があります。医療の現場では、何よりも迅速性が重視されますが、クラウドPBXによりスマートフォンを内線化することでどこにいてもいち早く患者からの呼び出しに応じることが可能になります。

今回は、「【クラウドPBX導入事例・病院編】スマホ内線化2例」と題して、病院でのクラウドPBXの導入事例について紹介します。

病院や介護施設にも進むクラウドPBXの導入

病院や介護施設などの医療機関にもクラウドPBXは利用されています。

例えば、小規模の病院や医療機関などでクラウドPBXを導入する主なメリットとしては、以下のポイントがあります。

・診療の時間外に、時間外アナウンスをかけたり転送設定を利用したりすることで時間外対応が可能になる。

・患者さんの対応などで手が離せないときに、他の電話に転送をかけたりアナウンスを流したりすることで、忙しい時の対応も安心できる

・ナースコールと連動させることで、入院中の患者に対して迅速かつきめ細かな対応が可能になる

クラウドPBXは拡張性が高いため、規模が大きくなってもこうしたメリットを受けることができます。さらに、導入の初期費用が抑えられることや離れた拠点間や携帯電話を内線で結べる、録音機能によってナースコールや患者とのやり取りをデータ保存できるなどのメリットがあります。

事例①京都近衛リハビリテーション病院での導入事例

2018年4月に開院した京都大原記念病院グループの京都近衛リハビリテーション病院は、回復期のリハビリテーションに重点を置いた専門病院です。こちらの病院では、スタッフの働き方改革を実現すると同時に質の高い医療を施すためにクラウドPBXを活用した業務のスマートフォンへの集約を実施されています。

クラウドPBXの活用ポイント

京都近衛リハビリテーション病院でのクラウドPBX活用ポイントについて紹介します。

①スタッフのスマートフォンの内線化
院内のWi-Fi環境下で、スタッフのスマートフォンを内線化し、円滑な業務連絡を実現しています。

②ナースコールとの連動
ナースコールの着信・応答がスマートフォンで対応可能となり、一斉呼び出し機能もあるため、患者の位置に近いスタッフがいち早く駆け付けることができます。スタッフは常に病院内を動いているため、院内のどこにいてもスマートフォンで呼び出しを受けられることで非常に業務効率が高められるということです。

これらの機能を京都近衛リハビリテーション病院は、NTT西日本の「クラウドPBXサービス」の活用により実現されています。

将来的には更なる活用も

スマートフォンの内線化とナースコールとの連動は、導入にあたっての一つのポイントではありますが、京都近衛リハビリテーション病院ではさらにスマートフォンを業務に活用すべく将来的に以下の点を検討されています。

①館内放送
クラウドPBXの「構内放送」機能を活用して館内放送を利用できます。構内放送を活用することで、患者さんに対して一斉にお知らせを案内したり、居場所のわからず携帯電話もつながらないスタッフを呼び出したりすることができます。

②ドアホン応答
クラウPBXの機能によっては、ドアホンと連動できるものもあります。京都近衛リハビリテーション病院では、ドアホン応答の機能を受付案内などに利用することを検討されています。

また、これらのクラウドPBXの機能や連携などの他にも、スマートフォンをバーコードリーダーとして活用して患者の情報を紹介したり、電子カルテを閲覧したり、スタッフ同士でチャットによる業務連絡を行ったりするなどの活用法が検討されています。

事例②社会福祉法人済生会新潟第二病院での導入事例

社会福祉法人済生会新潟第二病院は新潟の中核病院として427床を有しています。以前は、病院内は無線LAN、院外は携帯電話の電波を使用するサービスを利用していましたが、ソフトバンクのホワイトオフィスを導入し、利便性の向上を図られました。

導入のポイント

社会福祉法人済生会新潟第二病院のモバイル活用においては、以下の課題がありました。ホワイトオフィスの導入により改善されたポイントについて紹介します。

①従来利用していたモバイルソリューションが、対応端末生産終了のため端末を増やしたり古くなった機種を交換したりすることができなくしまった
⇒ホワイトオフィスはソフトバンクのモバイル端末が利用できるため、生産終了の心配がなくなりました。一般的にホワイトオフィス以外のクラウドPBXでも同様にスマートフォン端末が利用できます。

②従来のシステムでは、院内と院外とで端末の設定を切り替える必要があり、手間がかかってしました。
⇒クラウドPBXの場合、院内・院外のどちらでも同じ番号で呼び出しができます。

③スタッフ間の電話連絡で通信費がかさんでいました。
⇒ホワイトオフィスとホワイトラインを併用することで、院の固定電話の内線だけではなく、固定電話とスタッフ携帯電話との通話やスタッフの携帯電話同士の通話が無料になり、全体で30%の通信費削減につながりました。
なお、多くのクラウドPBXの場合は同一のグループ内の通話は固定電話・携帯電話ともに無料になりますので、別途固定電話のサービスに加入しない場合でも社内通話の通信費削減をはかることができます。

現状はナースコールとの連動は特にされていない様子ですが、通信の迅速性の向上やコストの削減、業務効率の向上といった観点でもクラウドPBX導入のメリットがあります。

まとめ

病院などの医療施設でのクラウドPBX導入の最大のポイントは、スマホ内線化による連絡の迅速性とスムーズ化です。患者の容態の急変や緊急トラブルの対応のためには、手元のスマートフォンでいつでも応答できる体制を整えておくことが、業務の向上にも患者の方からの安心感にもつながります。また、ナースコールと連携させることで連絡の迅速性はさらに高まります。

内線通話によるコストの削減などにも効果があり、電子カルテや電子処方箋など今後ますますのデジタル化が進むであろう医療の現場でスマートフォンに業務を集約することで利便性が大いに向上する可能性が高いでしょう。

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