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停電したらクラウドPBXは利用できない?災害に備える3つの対策

停電したらクラウドPBXは利用できない?災害に備える3つの対策

企業のライフラインともいえるビジネスフォン。営業時間中は、たとえわずかな時間であっても途切れてしまうわけにはいきません。

しかし、クラウドPBX 電話機( SIP フォン)の説明書や Web ページを見ると「停電時には使用できません」という注意喚起がされています。

今回は、「停電時こそクラウド PBX が大活躍 」と題して、停電時のクラウド PBX の使用の可否や対策方法について紹介します。

結論から言えば、クラウドPBX は、スマホの内線化などの対策により停電時でもデメリットをほとんど感じることなく使用し続けていただくことができます。

停電によって生じうるデメリットについても紹介していますので、併せて参考にしていただければ幸いです。

まずクラウドPBXの基本について知りたい方は「【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説」をご覧ください。

この記事のもくじ

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    停電時でもクラウドPBXは使用可能!停電に備える3つの前準備

    クラウドPBXで使用する電話機(SIPフォンなど)やIP機能付ビジネスフォンを使用する際には、インターネット回線と電話機が必要です。

    従って、停電時など電力が供給されていない環境下では電話機を利用することができなくなってしまいます。

    停電が起こるような緊急時こそ、顧客からの問い合わせ対応や外出先のスタッフの安否の確認、取引先や自社の店舗の状況など電話機を使用したい場面も登場すると思います。

    ここでは、クラウド PBX にて停電時に 備えて前準備 をすべきかについて解説します。

    前準備①クラウドPBX で内線化したスマホは利用可能!

    クラウドPBXのスマホ内線化機能は、停電時に大いに役立ちます。

    スタッフ所有のスマホを元々内線として設定しておけば、会社の代表番号での発着信をスマホで使用できるためです。

    つまり、スマホの内線化によって、停電時の外部からの問い合わせや、関連会社、顧客への確認のTELなどが全く不自由なくおこなえるということになります。

    登録した電話料の呼び出しを始めとした大半の機能もスマホで利用できるので、コールセンターなどごく一部の例外を除いて不自由さを感じる場面は、ほとんどないのではないでしょうか?

    従って、停電時の対応は内線化したスマホだけで、ほとんどクリアになります。

    2020年から新たな移動通信規格5Gへの適応がされており、対応後は通信速度が高速化し安定するので、通信が途切れずに高品質で安定するというメリットがあります。

    さらに、災害時などに「一斉に回線の利用が集中した際にも途切れない」というメリットがあるため、災害時にこそメリットを感じられるのが5G対応です。

    ただし、SIPフォンやIP電話機など、電力の供給が必要な機器は停電時は利用できなくなります。

    前準備②UPS(無停電電源装置)を設置する

    コールセンターなど多数の電話回線が同時に必要だったり、内線化したスマホを持ったスタッフが社内にいなかったり、スマホのバッテリー残量が少なくて業務には利用できなかったりする場合には、内線化したスマホ端末が役にたたないこともあります。

    そのような時のために備えておきたいのは、UPS(無停電電源装置)です。

    UPS とはUninterruptible Power Supply の略で、バッテリーや簡易な発電機を内蔵している機器のことを指します。

    機種にもよりますが、停電時でも1~2時間程度電源を供給してくれます。

    UPSはPCの停電対策としてサーバーなどによく用いられていますが、ビジネスフォンの停電対策としてもとても有効です。(ルーター、ビジネスフォン子機)

    具体的な機種としては、Smart-UPS 750 RMなどがあります。

    UPS の機能や価格はさまざまですので、ビジネスフォン会社の担当者に相談してみると良いでしょう。

    前準備③データ管理のルール徹底とバックアップを

    ビジネスフォンが使用できなくなった時に、電話機に登録されている電話帳機能が利用できずに不便を感じてしまう可能性が考えられますが、クラウドPBXの場合にはそうしたデメリットを感じることはありません。

    クラウドPBXの場合、電話帳機能をWeb上で一括管理することができます。

    そのため、電話機が利用できなくてもスマホやタブレットでWebに接続することができればデータを確認できるので、こちらも負担を感じることはありません。

    まとめ

    クラウドPBXは停電になってしまった場合には使用できませんが、スマホ内線化機能を活用すれば、スマホやタブレットをビジネスフォンとして使用できます。

    従って、日常業務に不都合を感じることはほとんどないでしょう。

    コールセンターのような電話の使い方をするケースや内線化したスマホが利用できないケースなどでは、UPSが非常に役に立ちます。

    UPSは、いざという時のための予備電源として役に立ちます。

    以上のことから、クラウドPBXのルーターや電話機は確かに停電時に利用できなくなりますが、それがデメリットとはいえないでしょう。

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